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あらりんのブログ-玉泉洞
4/2の朝、友人と東京・羽田を出発。
昼過ぎに沖縄に着き、空港まで現地の知人にお迎えに来ていただき、三人で、ガンガラーの谷へ。
父神、母神さまにご挨拶をし、玉泉洞を巡ってきました。
玉泉洞は初めて入りましたが、規模にも鍾乳石の美しさにも驚きました。
地下を流れる川は、水が澄んで美しいですね。

ガンガラーの谷も玉泉洞も、比嘉初さんというシャーマンが、神の啓示で発見し、開いた場です。
野本三吉さんという方の「未完の放浪者」という著書の第6章に詳しく書かれています。
50年代、60年代は、第二次大戦の犠牲となった方々のご遺骨が、鍾乳洞に散乱していたそうで、ご遺体を回収して
その御霊をご供養することをずっとやってきたそうです。
以来、聖地として信仰を集めてきました。
今は観光スポットとして、大勢の観光客を楽しませてくれる場所になっているのです。

翌日4/3に、兼久海浜公園で開催された、祈りのセレモニーに参加してきました。
主催者は、比嘉良丸さん、りかさんご夫妻。
比嘉良丸さんは、比嘉初さんの息子さんで、今は神業を継いで祈り人として活動しています。

入り口で、被災地義援金と参加費のラブオファーを納めました。

予報では雨かもといわれていましたが、かんかん照りで、東京から着た身にはいきなり真夏の陽気で、
びっくりします。


会場には、知人のサキンロさん、yukiさんも駆けつけてくれました。
これから被災地に支援に向かうという方々です。
偶然にもセレモニーの司会を務める裁判官の稲葉先生のお知り合いということで、
みなどこかで繋がっているなあ、と感心します。
サキンロさん
http://ameblo.jp/sakinro/


セレモニーは、良丸さんのスピーチで始まりました。
東日本大震災を受け、もっと危機感を持ち、この国家的難局を乗り越えていこうというメッセージは
力強いものでした。原発のことは、ずっと訴えてきていたので、実際に起きてしまったことは本当に憂うべき事態です。
わたしたち一人一人の想いと行動にかかっています。

琉球舞踊の奉納、吉本有里さんの歌の奉納、浅野瑞穂舞踊研究所の天女舞の奉納、
沖縄民謡の奉納、稲葉先生の瞑想などがおこなわれました。

昼休みの休憩を挟んで、午前・午後の二部構成です。

全国から寄せられた平和のメッセージが、井上聖さんにより読み上げられました。
(読みきれない数の中から、抜粋でした)
井上さんは、奥様とレストランをやっていて、お弁当を作ってきてくださいました。
良丸さんとのつきあいも長い方です。


長い間祈りの世界を進んでこられた、渡嘉敷ヨシさんの祈り。
懐かしさと安心感を覚えます。


本土からは、
吉岡学さん、夏至著さんの祈り。静かにとりおこなわれ、厳かでした。


夏至著さんは、夏至祭の主催者であり、麻の研究家であり、麻の解放運動をしています。
また、次世代エネルギーの開発や啓蒙運動の最先端に関わるパワフルな方です。
今回のセレモニーでは、静かな祈りを捧げてくださいましたが、いつも熱いのですよ。
今年の夏至祭りは伊勢二見が浦。ほかにも伊勢で重要なことを始めるとのことですよ。
夏至著さん
http://ameblo.jp/oda2356/


吉岡さんは、北海道の方ですが、全国を回っている方です。
琉球との霊的な繋がりの深いようで、アイヌのお話ではかなり奥深いところまで話してくださいました。
http://earthtscu.jugem.jp/?eid=971


良丸さんは沖縄、吉岡さんは北海道、夏至著さんは、本州、と、
それぞれの地域の祈り人代表が集結しています。
神と人の輪をつなぐ、すごいセレモニーです。

沖縄大学学長・加藤彰彦さんのスピーチも、注目でした。
加藤さんのペンネームが野本三吉です。
比嘉初さんと宮古島のご神事に参加されたのですね。
初さんとの出会いのエピソードを語ってくださいました。
長い歴史を経て、先人の大きな働きがあってこそ、今があるのだなあ、としみじみ感じました。
興味があるかたは、「未完の放浪者」をご一読ください。


他にも、73歳のヒーラーのイルカさん他、多くの方がスピーチや祈りを捧げ、最後は夕方5時頃に終了。
熱い、暑い一日が終わったのでした。

翌4日は、大国みろく大社裏の鍾乳洞へ入りました。
その後、りかさんより、集まったみんなにメッセージを降ろしていただきました。

5日は旧暦の3月3日に当たり、伝統的な「浜うい」行事の日ということで、海へ。
真栄田岬の白竜、黒竜、龍宮城と呼ばれる聖地へ。
良丸さん、りかさん、イオンさん、和子さん、黒田君、あきらさん、僕の7人。

「浜うい」女性が海に入る日ですが、男も女も関係なくみんなでざぶん、と海に身を沈め、
ちょっとした洞窟をくぐるように泳いできました。
最初は水が冷たくて寒いと感じましたが、慣れれば気持ちのいいものです。

海に入った後は、大国みろく大社に戻り、シャワーを浴びて、空港へ。
夜遅く、東京の自宅へ。

6日には、良丸さんから電話をいただき、5月にアラスカへ行くことに急きょ決定!

13人のグランドマザーが集まる国際会議に行ってきます。
いま、計画を立てているところです。


★写真は、祈りのセレモニーの天女舞、比嘉ご夫妻、玉泉洞