よく余所の試合を見に行きます。J1に限らずJ2もアルディージャと被らない限り出来るだけ。

で、ビジター客ではなくホーム側に入るようにしてます。どんな風に応援しているのか、とかフロントの様子とか分かるから。


先週末も余所の試合を見てきました。

言うまでもないですが今Jはお金が無いリーグです。特にJ2ではそれが顕著で、例えば草津や栃木、水戸の試合会場に行くと至るところで経費削減の努力しているのが分かります。

ところが先週末みたクラブはまるっきり違いました。


もう何年もJ1にいないのに、もっといえばJ2時代の方が長くなってしまっているのにJ1仕様の運営方法。


リーマンショック以来全てのスタジアムから観客が減りました。それはビジター席から始まりホーム側にも及んでいます。そしてこの震災・不況と高齢化日本です。


多分10年以上は今のままでは昔のような景気は戻って来ないでしょう。一時期のアルゼンチンのような状態に日本はなるような気さえします。TPPの参加についてもひとつまちがえれば日本の景気を大きく左右してしまいます。


野球にしたってソフトバンク、楽天、モバゲー・・・一時期では考えられない業界が参入しています。これらは内需拡大産業かもしれませんが、輸出産業ではありません。つまり外貨を獲得できない産業です。それでは日本の景気を20年前のように押し上げることはできません。


けれどそれらの企業に今お金があり、プロスポーツを支えるまでになりました。もっといえばプロスポーツを支えるならそれくらいの資本が必要です。


今、日本には良質のブラジル人選手が来ません。当たり前です。良いサラリーがもらえるわけでもないなら、欧州街道からそれた地球の裏側に誰が好き好んでくるでしょう?


要はJもお金のない側のリーグになってしまったのです。そして協会はリストラを怠りクラブをたくさん作る方にシフトしていましました。


海外と比べるのではなく、日本全体の体力を考えてみて、はたして38クラブも必要でしょうか?そんなに魅せられるほどのプロ選手が今のJにいますか?日本人選手でも優秀な選手は海外に行ってる中で。


そうなった以上、一部のクラブを除き、多くのクラブはお金のない運営にシフトすべきだと思っています。それは選手強化の面だけではなく、試合運営についてもです。


話はだいぶそれましたが、前述のクラブにはそれが見受けられなかったのです。果たして、このクラブが経営危機になった時、我々他サポは援助すべきなのでしょうか?Jは援助すべきなのでしょうか?


もし、そのクラブのサポが気軽によそのJクラブのホーム側の運営を見れるのでしたら、多分サポから「これは無駄なんじゃない?」って意見も出たと思うのですが、それもむずかしいのが痛いところでしょうね。


観客が9000人で親会社もなく、好きなだけお金を出してくれる優良企業も少ないのなら、それににあう運営が必要だと思いますよN43には。ハムに意地になって競っても仕方ないって。