去年の夏、「永遠のゼロ」を読みました。


最初、ケンジが読んで「衝撃的だった」という感想を聞いたので、


これは読まなきゃ!と思ったのでした。


読んでみたら、


本当に本当に衝撃の本でした。


書いてくれた百田さんに感謝しています(笑)。


今まで見聞きしてきた「太平洋戦争」の自分なりの像が崩れた感じです。


私は真実を全然知らなかったんだなーと思いました。


実際に戦争で戦った人の気持ちを


そういう人たちの犠牲の上に今の平和があり、


そこにのほほんと生きている自分に罪悪感のようなものまで感じました。


考えてみると、


私が生まれたのは、「ついこの前戦争が終わったばかり・・・」


そんな感覚の時代だったはずなんです。


なのに、ほとんど戦争のことを知らされていないことが


不思議な気がします。


もっともっと真実を知りたいし、子供たちにも伝えたいと思いました。


そんなわけで、ウチには永遠のゼロの漫画があります(笑)。


映画もケンジと子供たちと観に行ってきました。


だいたい「映画より小説の方がいいな」という感想を持つものですが、


ひいき目なのか、映画も小説と同じようによかったです。


特に、最後のシーンの岡田くんの目がよかったです。


決意と悲哀と怒りと闘争心と・・・いろんなものを感じさせる涙のにじんだ目。


きっとこんな目をして、特攻隊は突っ込んでいったんだろうなと


やるせない思いになりました。


観に行った方も多いと思います。


まだの方は是非!お勧めです♪