日本において、小児がんは子どもの病死原因の第1位ですが、成人のがんに比べると患者数が少ないこともあり、 治療方法や薬の研究開発がなかなか進んでいない状況にあります。治癒率が6~7割に向上してきたとはいえ、 毎年、数多くの尊い命が失われております。
一方、治療を終えた後でも、合併症で苦しんだり、周囲の理解が得られなかったりすることで、日常生活に苦労するケースも多々あります。
NPO法人ゴールドリボン・ネットワーク は、このような現状を踏まえ、小児がんの子どもたちが安心して、笑顔で生活できる社会の創造に役立っていきたいという想いで誕生しました。
ゴールドリボン運動は、日本ではまだ歴史の浅い運動ですが、小児がんへの理解と支援の広がりを願う世界共通のシンボルマークです。
活動方針
(1) 合併症もなく治癒できる時代を目指して
小児がんで命を落とす子どもが少なくなるよう、また、合併症で苦しむ子どもが少なくなるよう、よりよい治療方法と薬の開発への助成を行います。
(2) QOL(=Quality of Lifeの略、“生活の質”の意)の向上
小児がん経験者の約5割の子どもたちが合併症を持ちながら生活しています。その子どもたちのQOLを向上させるための研究開発への助成を行います。
(3) 小児がんの実態の啓発・理解促進
小児がんの患者やその経験者が、周りの人たちから病気のことを正しく理解してもらい、心ある対応をしてもらえるよう、イベントやシンポジウムを通して、 小児がんに関する理解の
促進に取り組みます。
有限会社アトラスはゴールドリボンネットワークの企業(賛助会員)として入会いたしました。
アトラスは、「NPO法人ゴールドリボン・ネットワーク」の活動支援を通じて、小児がんの子どもたちが笑顔で生活できる社会の創造を目指します。