朝食はガッツリ食べる、夜はしっかり断糖 | アトピーにやさしいごはん

アトピーにやさしいごはん

粗食(菜食)→肉食系糖質制限(糖質ゼロ目標)→ゆる低炭水化物食を実践中。4才と1才の子育てママ。いいとこどりしたレシピを更新中。

常に手間・コスト・体感を工夫して食事を改良しています。




マクロビ菜食やナチュラルハイジーンなどの考え方から、朝食は少なめにしたり断食するのがいいかと思っていました。


ですが、私の体感では朝食はしっかり食べた方がうまくいきます。




MEC食などでは、糖質さえ摂らなければ太らないとされているようですが、私は余ったたんぱく質や脂質は体に蓄えられてしまうようでなりません。


いくら肉が消化の早い食品といえども、食べ過ぎれば余るし消化にも負担がくるのではないかと思います。

余った分が消えてなくなるなんて都合のいいことが起こっているのでしょうか?



MEC食の肉200g、卵3こ、チーズ120g全て摂ったとしても、この食品だけではカロリーは基礎代謝分くらいにしかなりません。

今までの考え方ではダイエットの敵とされる食品ですが、意外とカロリーは低く抑えられます。


そして、これだけ食べれば、そんなにお腹は空きません(私の場合)。

満腹感が得られる量かといえば、人によるのはもちろんですが、腹十分の量ではありません。

私の場合、6~7分でしょうか・・正直、もうちょっと食べたいなと思うときもあります。





朝食をしっかり食べた方がいいと思ったのは、お昼までお腹が持ちにくいからです。


ナチュハイなどから、朝食は手軽に軽く済ませようと、卵やヨーグルトをメインに食べていました。

が、どうしても昼食までにお腹が空き気味になり間食のことを考えてしまいます。

脂質でしのいでみても、満足感が得られず多少なりともストレスがつのります。




ここで少量の肉を焼いて食べるようにしてみると昼までもつし、満足感も上がりました。

しかし生肉を朝から炒めるのは、どうにも面倒で、食べたいけど食べない日もありました。


食べなかったら当然お腹は持ちません。

一日のスタートダッシュがうまくいかないと、やる気が落ちてしまうので、最近は添加物には目をつぶりながらウインナーを1本焼いています。

(これに関してはまだ試行錯誤が必要ですね)





なぜ朝食にボリュームがないと満足できないのか、考えてみました。



通常は、夜は動かないからという理由で食事量は控えめにすると思います。

ですがアトピーの人は経験あるでしょうが、一番皮膚の状態が回復したと感じるのは、睡眠後ではないでしょうか?
(夜間にかきむしった場合は除きます)



皮膚も含めて体はたんぱく質と脂質が主でできていますし、成長ホルモンなどもそれらでできています。

寝ているとはいえ、かなりのたんぱく質や脂質が消費されているのだと考えました。



糖質は強度の強い運動をした場合にエネルギーになりますが、脂質は安静時の運動エネルギーになります。



朝は、空になった材料を補給しようと、体が欲しているのでは?と考えるようになりました。



なので、材料補充のために朝食は(手間ですけど)たんぱく質・脂質をしっかりと摂るほうがいいと思っています。


そして夜は、睡眠中にしっかり体を修復してもらうために同じくたんぱく質・脂質を摂っておく。

さらに夜は、しっかり断糖しておくといいと思います。糖質はエネルギーにならないから即脂肪です。




そうすると晩~朝まで、断糖状態も長くなります。


朝はこれから活動しますので、牛乳など多少の糖質はいいかなと思います。

その代わり夜は断糖をしっかりしておくと、睡眠中を脂質代謝で過ごすことができ、よけいな脂肪もつかないのではないでしょうか。


寝ながら食べる人はいないでしょうから、血糖値の上がり下がりもなく、朝からローカーボで過ごしやすいです。





私は、血糖値は上げても、しっかりと下げることが大事と思っています。



血糖値の急降下を起こす、高血糖になる食べ方はNGです。

しかし、ゆるやかに上昇しすぎない血糖値なら、腹持ちもよくなり、悪いことではないと思います。


でも糖代謝ばかりだと、脂質代謝が使われなくなってしまうらしいので、

脂質代謝を鈍らせないためにも上がった血糖値は下げておくのがポイントと思います。




ダラダラ食べ続けると、ずっと糖代謝ですから。