旦那さんは、ダイビングが趣味でした。

倒れてから、シャントも入っていて、ダイビングはどうかなぁと思いつつ、でも、好きなことをして、いい刺激になればとも思っていた。

急性期の主治医には、検査診察のたびに、ダイビングは問題ないか確認したりして、主治医は「いいじゃないですか~ダイビング!」と!…ホンマに大丈夫?と少し疑いつつシラーでも、信じて!

そして以前、よく旦那がダイビングに一緒に行っていた方が、なんとダイビングに誘ってくれた!

その方はインストラクターの資格を持っていて、また障害者のガイドヘルパーの資格も持っているらしく、倒れてからもよく気にかけてくれてました。

そして昨日、4年ぶりにダイビング!
旦那は倒れる前、200本以上潜ってました。私はというと、20本弱。旦那が倒れてから、もちろん私も潜ってなく…かなりの初心者

旦那がダイビング中にけいれん起こしたりしないかと不安になりつつ、付き添いでいく私自身のダイビングの技量もちょー不安ガーン

当日は5時半起き。普段、なかなか起きず、用意も時間がかかっているので、待ち合わせに間に合うかどうかも不安だったけど、やはり“ダイビング”はうれしいのか、比較的すんなり起きて、準備もすんなり。待ち合わせにも間に合った。やっぱり好きことは早いのね。

いざダイビング!
私は、自分の器材のセッティングに必死。
旦那はなんとか、忘れてるところもあるようだけど、手伝ってもらいながらセッティングできてたみたい。

そして海へ…
旦那のことはお友達のインストラクターにお任せして、私は、自分が迷惑かけないようにと。

結局、2本潜りましたが、旦那は身体が覚えているのか、ゆうゆうとダイビング…らしい。
私は、旦那の事を見る余裕もなく、しかも
私のほうが、エアーが少なくなって助けられる始末あせる
後から聞くと、旦那も私が上手く沈めるようヘルプをしてくれてたらしい。
ありがとうね~

旦那さんは、手に擦り傷ができてたけど、痙攣など起こさず…ほんまによかった。

ただ!
夜にダイビングのことを聞くと、覚えてない…
わかってはいるけど、やっぱり悲しいね。

ダイビングが終わり、各自着替えや器材の片付けをするけど、旦那はウェットスーツやブーツをあちこちに脱いで、あちこちに器材を置いて…でも、旦那は何処に置いたかまったく覚えてなくて…みんなで探すことに。その間旦那はぼ~っとして探そうとしない。まったく!

総勢11名で潜り、うち6名は初めてあった人たち。ちなみに、皆さん100本以上潜ってるベテランさん。
みんな探すのを手伝ってくれました。
海の中では私が、みんなに迷惑をかけ、陸では旦那が…
夫婦で迷惑をかけてしまった。

迷惑をかけてしまったけど、でも、旦那が倒れてはじめて、無事ダイビングができてよかった。

インストラクターのお友達に、皆さんに大感謝!

帰りはみんなで温泉につかり、帰路にある但馬牛のどんぶりを食べて帰りました。

朝早くからで、心身ともに疲れたけど、そして未だに疲れ残ってるけど、行ってよかった~

次回は、旦那ひとり、ダイビングにいってもらおう~っと。私は、陸でお留守番。
そして器材はすべて名前書くべし!