上記1つ前のブログの続きです


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【薬学部で仮面浪人した人】

 

一部の超優秀層を除くと、経済的な理由で私立医学科受験できない人にとっては猶更、国公立大1本受験は本当に厳しい受験。

 


では、そんな厳しい医学科受験で、不利とされる仮面浪人をして合格していく人たちはどういう人たちなのか・・

 

 

息子が在籍していた大学の薬学部には、毎年のように仮面浪人する人がいます。


そして実際に合格していく部活の後輩を息子は例年見てきました。勿論仮面浪人ですから、息子も後輩が医学部に合格したことを知ってから仮面浪人していたことを知ることにはなるのですが・・

 

 

彼らの薬学部入学時の受験成績を息子は本人から聞いているのでよく知っています。

 

息子が卒業した大学の薬学部は中期日程のみしか設定されておらず、前期、後期共に医学部に出願していた人たちが併願受験するケースも多く、仮面浪人していた学生は、医学部生だった息子たちと受験時の成績も僅差で大変悔しい思いをして薬学部に入学してきていて、「本来は自分も医学部生側の人間であってもおかしくないんだ・・」という悔しさを滲ませていたという共通点があったそうです。

 

 

息子も気持ちを推し量って、仮面浪人してるの?などと質問することもなく、心の中でエールを送っていたと私に話してくれたこともありました。

 

 

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また、仮面浪人とは離れますが、昔拝読していたブロガーさんのお子さんは、私立医学科に合格できても経済的に行かせてあげられないという環境下で、難関私立大学の薬学部を受験し合格されました。

 

お子さんにとって、私立部薬学部受験は、あくまでも国公立大学医学部受験の前しょう戦としての、受験馴れのための受験でした。

 

 

そして見事に難関私立大学の薬学部に合格されたのです。

 

けれど、そのお子さんは、「薬学部に入学金を納付しなくていい!」と親御さんに伝えてました。


国公立大学の医学科受験で仮に不合格でも、浪人して医学科を再受験する強い決心をしていたからです。

 

 

それでも、親御さんは、国公立大学医学科が不合格だった場合、もしかして子の気持ちがぐらつき、私立薬に納付金を納めなかったことを後悔するかもしれない…というお子さんの気持ちの変化に備えて、納付金をこっそりと納めていた。


その事を子に知られて、叱られ凹んだ…いうブログ内容でした。


親ごさんの不安がなせるわざで、親としての気持ちはよく分かりますよね。

 

 

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またこんなことも・・


息子が一浪して入学した大学に、同じ高校のクラスメイトで二浪で入学してきた人と、何かの学部横断型の授業で一緒になったことがありました。

 

 

彼も高校時代から医学科受験生だったことを知っていた息子は、てっきり自分よりも1年遅れで医学部生として入学してきたと思ったら、薬学部生だと知って、息子は元クラスメイトの気持ちを考えると動揺したそうです。

 

 

息子はあの時も言ってました。「あいつ、本当に優秀なんだよ・・きっと仮面浪人して再チャレンジすると思う・・・」と。