● リノベーションと、リフォームの違い

こんにちは、片岡すずみです。

リノベーション(Renovation)と、リフォーム(Reform)。

一緒のように思えて、ちょっと違うような気もする。

今日はそんな疑問に、お答えできればと思います。

まず、リフォームの方から。

英語での意味は、

「改革する、改善する、改心させる」でして、

じつは英語圏では、建物には使われていないそうです!

「宗教的に改心させる」だとか、「組織を改革する」という場合に、Reformと言うようなんです。

目に見えるものには、使われないということですね。

私も今回調べて、はじめて知りました!

ただ、日本ではバリバリ建物に用いられてまして(笑)

小規模な改修のときに、リフォームと言うことが多いです。

具体的には、

・壁紙と、床を貼り替えて、内装を変える

・雨漏りを止めるために、屋根をやりかえる

・お風呂だけ、トイレだけなど、家の一部を改修する

といったケースですね。



次に、リノベーションについて。

英語圏では、建物の改築をする時には、リノベーションが用いられるとのこと。

むしろ、リノベーションは空間に対して使われることが、中心のようです。

つまり、英語のRenovationには、日本語のリフォームとリノベーションの、両方の意味が含まれているんですね!

勉強になります(笑)

さて、日本語でリノベーションという時には、大規模改修を指すことが多いです。

そもそも昔は、リフォームという言葉しか聞きませんでしたよね?

当時のリフォームには、「修繕」というニュアンスが強かったみたいなんです。

そこに、

「今の時代から見て、新築時以上に良くする」

「付加価値をつける」

と言った、プラスの印象を加えて登場したのが、リノベーションだそう。

そこで使われ方と言うと、

・間取りからガラッと変える

・スケルトン(コンクリート剥き出し)まで解体し、設備もまるっと入れ替える

・ある地域一帯の建物の、用途の変更に合わせた改修(エリアリノベーション)

というケースになってきます。

いかがだったでしょうか?

このブログでは今日のように、リノベーションを基礎から、解説していきたいと考えています。

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