①これで終わりなのか?いや・・・・

 単行本発行部数4,400万部超という人気コミック「銀魂」の映画化第2弾『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』が6日、ついに公開日を迎え、初日舞台あいさつに主役キャストの声優陣、杉田智和(坂田銀時役)、阪口大助(志村新八役)、釘宮理恵(神楽役)がそろって登壇し、3人共に「試写を観て、思わず泣いてしまった」と口々に明かした。この日は、メガホンを取った藤田陽一監督も同席した。




 初回上映が終了し、劇場内に沸き起こった拍手の中登場したキャストたち。初日を迎えた感想を聞かれた阪口が「先週完成したばっかりなのにもう全国上映って、デジタルの力は偉大」と話し始めると、杉田も「台本が直前までなくて、アフレコスタジオにエリザベスが『どっきり』って看板を持って立っているんじゃないかと思っていた」と絶妙の掛け合いを見せ、笑いを誘う。



 「でも完成版を試写会で観たときには、演者ですら想像できない、想像を超えるものに仕上がっていて、とても感動しました」と杉田。釘宮も「試写会でめちゃくちゃ泣いてしまって、その自分が恥ずかしくて、スタッフさんにあいさつできず、マスクで顔を隠して走って出たんです」と意外なエピソードを披露した。それもそのはず、今作はタイトルが示すとおり、放送開始から7年を経て、アニメ「銀魂」の正真正銘の完結篇となるものなのだ。



 阪口が「これで本当に終わっちゃうんですかねえ。皆さんのお力があれば、何とかなるのかなあ」と独り言のように感慨深く語ると、杉田は「これで『銀魂』が消滅するというわけではない。魂には大きさや色や形がいろいろあると思うけど、その中にも不滅のものは確かにあります。銀色のやつが」と力強くコメントし、最後にファンも大きく頷いていた。



シネマトゥデイより



 放送開始から7年、ついにファイナルとなったアニメ銀魂の劇場版が今日から全国ので上映が開始されました。私は劇場版まどか☆マギカの前売券を買いに映画館に行ってきたのですが、銀さんグッズを求めて多くのファンが列を作って並んでいました。今日・明日は中々見るだけでも難しいかもしれません。それにしても声優陣の想像を超える作品というのは、本当に期待させてくれますね。銀時、新八、神楽の最後になるであろう活躍を活躍を目に焼き付けて下さい。でも、阪口さんが仰るようにいずれ復活するような気がするのですがね。





②新たな試みが始まります

 7月6日24時よりTOKYO MXほかにて<物語>シリーズセカンドシーズンの放送が開始される。人気作家・西尾維新さんの<物語>シリーズ6作品を半年間かけて映像化していく。
そのスタートを飾るのが『猫物語(白)』だ。今回、第1話「つばさタイガー其ノ壹」の豫告ボードが公開された。



 豫告ボードとは、<物語>シリーズのあらすじや印象的なセリフ、放送情報などをまとめた一枚の画像である。アニメ放送前に先行場面カットが公開される作品は多いが、こうした特別な画像が作成するのは珍しいことだ。大きな注目を集める人気プロジェクトならではの企画と言える。



  『猫物語(白)』は2012年の大晦日に放送された『猫物語(黒)』と同様、ヒロインの一人である羽川翼をメインに据えたストーリーとなる。「つばさタイガー其ノ壹」の豫告ボードでは、「私が猫であり、虎であることを。そして人であることを知ってもらうための、軒並みがっかりしてもらうための、裏切りの物語」という印象的な台詞を引用した。




 また、本編の画像も6枚公開され、作品の雰囲気を感じ取ることができる。あらすじには「完全無欠の委員長、羽川翼は二学期の初日、真っ白で巨大な虎の怪異を目撃した。その直後から相次ぐ謎の火災。阿良々木暦不在の町で、翼は怪異と対峙する……!」と記されている。一枚で放送に向けた予習ができる便利な画像である。



 <物語>シリーズセカンドシーズンは、西尾維新さんの小説が原作だ。2009年に第1作『化物語』がテレビアニメ化され大ヒットを記録した。その後、2012年には『偽物語』と『猫物語(黒)』が放送された。<物語>シリーズは全作品のアニメ化が予定されており、セカンドシーズン以後も話題を提供してくれそうだ。



アニメアニメより



 先行カットはよく見られますが、予告ボードというのは珍しいです。作品のポイントになる部分をまとめて紹介する。ネタバレだと判断されても仕方ないかもしれないですが、こういう試みは非常に面白と思います。このシーンはどこに出てくるのだろうかなどと想像したり、ポイントに到るまでの展開も楽しみです。物語シリーズは本当にいろいろな斬新な事をやってくれます。やっぱり他との差異がないと注目されないのですよね。