①これはネタとして面白いですね

 7月13日よりテアトル新宿ほかにて『劇場版「空の境界」俯瞰風景3D』が劇場公開を迎スタートする。奈須きのこさんの原作を、アニメ制作会社ufotableがハイクオリティの映像で映画とした。2007年に公開され大きな人気を博したが、今回は3D立体視バージョンとして甦ることになった。さらに磨きのかかった映像は、ファンならずとも気になるところに違いない。



 この『劇場版「空の境界」俯瞰風景3D』はもちろん、同時上映の『Fate/ゼロカフェ』も話題を集めている。こちらはアニメ雑誌「月刊ニュータイプ」(角川書店)に連載中のマンガが原作だ。もともとは2011年と2012年にテレビアニメ化された『Fate/Zero』のスピンオフである。映画公開日が近付き、新たに『Fate/ゼロカフェ』のキービジュアルが発表された。併せてPVも配信となり、そのビジュアルをいち早く楽しむことができる。これまで情報が少なかっただけに、新たな情報は期待を高めるのに十分である。




 本作は『Fate/Zero』のキャラクターたちが可愛い姿で経営しているカフェが舞台である。キャラクターは全員2頭身化されており、シリアスな本編とはまた違ったコミカルな物語が展開されている。カリスマ店長・セイバーやイケメンシェフ・ランサー、マイペースなアルバイト・龍之介にホールと会計担当・ウェイバーなど、お馴染みのキャラクターがお店を支えている。そして、そのほかの登場キャラがお客さんとして来店する賑やかな作品だ。




 マンガの公式サイトではキャラクター紹介や、WEB限定4コマ、落書きコーナーなどが設置されている。映画公開前に世界観を確認してみるのもよいだろう。 『Fate/ゼロカフェ』にも様々なグッズが用意された。「限定版ビジュアルブック ゼロカフェver.」のほか、リバーシブル仕様の「空の境界&ゼロカフェビジュアルブック」や「空の境界&ゼロカフェクリアファイルセット」など、「空の境界」シリーズとコラボしたアイテムも販売する。



アニメ!アニメ!より




 ufotableカフェではおなじみですが、本当にアニメ制作だけではない幅広い事業を展開していると思います。シリアスなFate/Zeroも非常に面白いですが、ゼロカフェも非常に面白かったです。マンガを読んだのですが、いつもとは異なる設定で非常にコミカル。設定を変えるだけで全く異なる作品に変わるのは、同人的要素がありますね。それだけ幅広い作品だと言えるのではないでしょうか?かなりシリアスな空の境界とゼロカフェのコラボ商品にも注目です。




②そこそこってレベルじゃないでしょ

 アニメ「銀魂」のフィナーレとなる「劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ」が7月6日に全国127館で公開され、“そこそこの大ヒット”を記録している。オープニングの興行成績は、2010年公開の劇場版前作「劇場版銀魂 新訳紅桜篇」(興行収入10.6億円)の140%以上を記録。7月6日、7日の2日間の成績は2億8,185万9,900円だった。



 なお、スクリーンアベレージは221万146円で、同日公開作品のうちトップの成績でスタート。原作者・空知英秋描きおろしの完全新作であることや、アニメ「銀魂」7年間のラストエピソードであること、ユーザーレビューサイトでの評価が絶好であることから、リピーターが続出することも予想され、最終着地点は140%を大幅に越えることも期待される。今回のスタートについて、配給サイドは「そこそこヒットの予定が、そこそこ大ヒットに」と喜びのコメントを寄せている。




ナリナリドットコムより



 先週の興行ランキングで4位に飛び込んだ劇場版銀魂。完全新作とラストというのが、ファンのこれは絶対に観に行きたいという気持ちを煽り、今回の好結果に繋がったと思います。ジャンプアニメでは、ワンピースまでとはならないまでも、そこそこ大ヒットといういかにも銀魂らしいギャグ要素満点に表現で喜びのコメントに現れています。15億円以上の興行収入だけではなく、グッズの売上も凄そうですね。