①ギアスはまだまだ人気ありますね

 7月26日、東京・新宿バルト9にて、『コードギアス反逆のルルーシュ 5.1ch Blu-ray BOX』発売を記念した「『コードギアス 反逆のルルーシュ』Selection Night」を実施。事前にファン投票で選ばれた全10話を上映するイベントで、福山潤さん(ルルーシュ役)、ゆかなさん(C.C.役)、櫻井孝宏さん(スザク役)、名塚佳織さん(ナナリー役)によるトークも行われた。



 『コードギアス』のトークは2010年以来。久々のメインキャストの登壇とあって、ファンのテンションも高く、盛り上がったイベントとなった。今回は、公式レポートが到着したので、以下に紹介しよう!トークは、まずオーディションの思い出から。オーディションが行われたのは、ルルーシュとスザクとC.C.。キャストはその三役にこだわらず集められ、そこで声質などを確認した後、それぞれのキャラクターに配役されたという。そのため、福山さんはオーディションに参加した時、かなり渋い声の役者さんも参加しているのを見て「ええ、この人もルルーシュ役を!? どんな演技が求められているんだろう」と驚いたことがあったという。



 続いて、上映されるエピソードを話数順に振り返りながら、トークは進められた。STAGE1で話題になったのは、福山さんが音響監督や谷口監督から「悪魔になりなさい」と“演技指導”を受けたこと。ゆかなさんが、改めて福山さんの耳元で「悪魔になりなさい」と当時の様子を再現する一幕もあった。中盤の展開については、名塚さんが「一度、黒幕っぽい声で演じてみてくださいと言われた」というエピソードを披露。突然のオーダーに名塚さんだけでなく、周囲も「そういう展開になるのか……!?」と騒然としたという。ただ、その“黒幕バージョン”のセリフは不採用となったという。



 櫻井さんは、『コードギアス』のアフレコがいかに過酷だったかを回想。「『コードギアス』のアフレコは朝から。これはのどのコンディションからいうとかなり早い時間帯。通常アフレコは長くても5時間ぐらいで終わることが多いのに対し、『コードギアス』は、毎回全部終わるまで6時間かかった」という。さらに『コードギアス』では、ガヤ(雑踏やオペレーターなどの周囲から聞こえてくるセリフ)の量もすごく多かったという。




 そして話題は、そんなアフレコ会場における“食生活”にも言及。「アフレコの時は合間におにぎりとぬれせんべいをよく食べた」と福山さんが語ると、「ああ、ぬれせんべい、ずいぶん置いてあったよね(笑)。あれはなんでぬれせんべいだったの?」と当時からの疑問を口にする櫻井さん。最寄りのコンビニで、ずいぶんぬれせんべいを買ったというゆかなさん曰く「甘くなくて、食べても音がしないものを選んだら、ぬれせんべいになった」とのこと。和気藹々としたコンビネーションでトークは進行し、笑いを交えながらの1時間弱はあっという間に過ぎた。そしてトークの後、休憩を交えながら、朝まで作品の上映が行われた。なお上映はリニューアルされた5.1ch版で行われた。



<参考>
■上映エピソード(10話)リスト ※上映エピソードは公式HPでの投票で決定
STAGE1「魔神が生まれた日」/STAGE6「奪われた仮面」/STAGE11「ナリタ攻防戦」STAGE13「シャーリーと銃口」/STAGE14「ギアス対ギアス」/STAGE16「囚われのナナリー」STAGE20「キュウシュウ戦役」/STAGE22「血染めのユフィ」/STAGE23「せめて哀しみとともに」STAGE25「ゼロ」



<発売情報>
商品名:コードギアス 反逆のルルーシュ 5.1ch Blu-ray BOX
※初回限定生産商品
2013年9月25日発売
発売元:バンダイビジュアル
販売元:バンダイビジュアル
品番:BCXA-0775(販売専用)
価格:¥31,500(税込)
※TVシリーズの本編ステレオ音声も収録



【新規特典】
■封入特典
・特製ブックレット・特典DISC(BD)
■映像特典 ※特典 DISCに収録
・コードギアス緊急ナビニュース
・新作ピクチャードラマ
・PlayStation(R)2・PSP(R)用ゲーム「コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS」アニメパート
■音声特典 ※本編DISCに収録
・新規オーディオコメンタリー(第1話、第25話)
キャストサイド(出演:福山 潤、櫻井孝宏、ゆかな、河口佳高)
スタッフサイド(出演:谷口悟朗、大河内一楼、河口佳高、湯川 淳)
【Blu-ray&DVDに収録していた映像と音声特典を再収録】

◆映像特典 ※特典 DISCに収録
・ピクチャードラマ(全9話)、STAGE8.5「仮面の軌跡」、STAGE8.5予告、STAGE17.5「仮面の真実」
・STAGE17.5予告、ノンテロップオープニング&エンディング、STAGE23エンディング(ON AIR)
・STAGE24&25アバンタイトル(ON AIR)
・STAGE24&25エキストラシーン(ON AIR)、STAGE24&25スペシャル予告、続編特報、PV集
・ジャケットイラストギャラリー、ライナーノーツアーカイブ、CLAMPキャラクター原案設定集ギャラリー、エンディングイラストポストカードギャラリー

◆音声特典 ※本編 DISCに収録
・オーディオコメンタリー(全9話)
【他、仕様】
・キャラクターデザイン原案 CLAMP描き下ろし BOX
・キャラクターデザイン 木村貴宏描き下ろしインナージャケット
・TVシリーズの本編ステレオ音声も収録



アニメアニメより




 コードギアス叛逆のルルーシュは、00年代を代表する作品です。ロボットアニメでありながら、人間を深く掘り下げてキャラクター考察やストーリー展開がどうなるか?とにかくいろいろ考えさせられました。正直、ギアス以上にはまった作品は個人的にはまどマギだけですね。しかし、キャラクターの魅力が高いのは間違いなくギアスですね。とにかくいろいろな視点から見ることが出来るのが魅力なんです。今回のトークショーは、貴重な裏話が聞けて本当に良かったと思います。亡国のアキトも期待しますよ。




②NHKラジオでロボットアニメ特集

 “ロボットアニメ”は、様々な広がりをみせる日本のアニメのなかでも、とりわけ大きな勢力を誇るジャンルだ。その起源を辿れば、いまから50年前にテレビ放送された『鉄腕アトム』にまで歴史を辿れるかもしれない。日本のテレビアニメの草創期より、視聴者に高い人気を博してきたわけだ。



 そんなロボットアニメを特集するラジオ番組が、8月に登場する。8月20日20時5分よりNHKラジオ第1にて、「カウントダウン・アニメロボット」が放送される。番組は、アニメ『鉄腕アトム』がテレビ放送されてから今年で50年。また世界初の人間形二足歩行ロボットが生まれて40年の節目にも合わせた。最も愛されるアニメロボット決定。また、これを機会に歴代ロボットアニメをテーマ曲とともに振り返る。



 まず、番組にあたってはリスナーから「あなたが好きなアニメロボット」アンケートを受け付ける。これをもとに番組内で、「心に残るロボットランキング」を発表する。最も愛されるアニメロボットが決定されるという趣向になっている。鉄腕アトムは勿論、鉄人28号、ガンダム、マクロス、エヴァンゲリオン・・・、そしてあまたある人気のロボットたち、混戦は必至だ。懐かしのロボットアニメの音楽と、ランキングの行方と盛りだくさんの内容の番組となりそうだ。



 番組をナビゲーションするパーソナリティには、声優、そしてアーティストとして活躍する茅原実里さん、解説・選曲はアニメ評論家の藤津亮太さんが担当する。楽しい番組と、ディープなファンも納得の内容が期待出来る。番組で取り上げるのは、20世紀に放送・リリースされたロボットアニメと期間を限定している。懐かしの作品が中心になりそうだ。
公式サイトからの投稿も、それに準じて受け付けている。放送時間は21時55分までおよそ2時間近く、リスナーから数々の心に残るアニメロボットとその思い出が寄せられる充実した時間になりそうだ。




アニメアニメより