NHKのお正月スペシャルで二夜連続放送された、
マイケル・サンデル教授の「JUSTICE(正義)」という公開授業。
この政治哲学者であるサンデル教授の授業は、
ハーバード大学の歴史上、履修生の数が最高を記録し、
1000人もの学生との授業風景をテレビで公開するという、
ハーバードとしては前代未聞の試み。
まったくの別世界をのぞき見できるという楽しみがあります。
また難しいテーマをよりシンプルに、分かりやすく講義し、
なにより学生を巻き込み、ディスカッションが多いのが印象的。
「自分だったらどう判断するか」、
「自分だったらどう行動するか」。
主体的なものの考え方の大切さ。
また聴講する側の姿勢も「ただ受け入れる」のではなく、
そこにいつも「自分の考え」を存在させるということ。
授業内容だけでなく、その風景からもたくさんの刺激が受けられます。
さっそく2011年の一冊目はマイケル・サンデルの著書に決定。
【これからの「正義」の話をしよう】
"JUSTICEーWhat's the Right Thing to Do?"
App Storeで購入しました。
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