いきなりの展開でしたが呼吸器をはずしたぽーちゃん。

すっきりした顔周り。何日かぶりに、薬での目覚めからさめたぽーちゃん。


大きな目をパッチリとあけ、パパちゃんとママちゃんの顔を交互にみてくれます。

時々にこりと笑うような表情も見せてくれました。



浅かった呼吸もだんだんしっかりしたものになっていき、一つの山を越えたなと

胸をなでおろしました。



パパちゃんは

「今俺のことみて笑った!!」

「可愛いいなぁ」



と親馬鹿っぷりをここぞとばかりに発揮していました。

つい三週間ほど前には、こんな普通の会話を

当たり前のように家族が揃ってしていたのに・・・。


「普通の日常」

「変わらない毎日」


があんなに幸せだったんだ。

離れて暮らすあっちょ君。

当時まだ一才六ヶ月くらいでした。


言葉を覚え始めて

可愛いしぐさを沢山して

可愛いさかりのあっちょ君




あっちょくん。

ママはいまだに離れて暮らした

あの三ヶ月間。

あっちょ君に対していまだに申し訳なくて

たまりません。


きっと私の実家のみんなが

沢山の愛情を注いでくれたとおもいます。

感謝してもしきれないくらいです。

そのおかげか、あっちょ君は

素直で優しい・・・そんな男の子に育ってくれました。



けれど・・・

親に対して、言いたいこと、したいことを

遠慮して言わないことがあるよね。

そんなあっちょ君の姿をみていると

心がいたみます。



あっちょ君。

ごめんね。

そしてありがとう。

あなたがいたから、あの三ヶ月間の入院生活を

ぽーちゃんと一緒にがんばり抜けたんだと思います。