昨日の記事でも少し触れましたが、オーストラリア ビクトリア州での山火事
大変な被害を出していますメラメラ

昨日は181人だった死者も、300人を超えようかという勢いで、10日の時点で
33万ヘクタール(なんと東京都の1.5倍の面積!)が炎に包まれました。

幸せのタメイキ (´ ▽`).。o♪♪

最終的な焼失面積はさらに広がりそうです。
遺体確認をしてくても、歯しか残されていない人もいらっしゃり
身元確認は難航しているそう。

サッカーのオーストラリア戦では、オーストラリア選手がギャラを被災者への
寄付に当てるなど、各地で寄付が行われています。

今までのオーストラリアでの山火事への対応は、山火事がおこっても
むやみに消すということはしないんです。というのも山火事は、ほんとに各地で
たくさん起こっていて、たとえるならば、テレビでの天気予報あるでしょう?
全国各地に晴れマークや雨マークでてるけど、山火事をマークすると
何百ヶ所とオーストラリアの地図にマークがつくほどなんです。

山火事が燃え広がり始めた当初の気温は、異常な猛暑で、47度。
湿度は1桁代と非常に乾燥していて、しかも強風。
炎の速さは、時速30-40kmで、寝ている間に炎に包まれ逃げ遅れた方も
多かったそう。オーストラリアでは、特に警報などを出して知らせたりしないので
それも犠牲者が増えた原因なのでしょう。
深夜、炎が迫って逃げ遅れた家族が、ウォンバットの巣穴を見つけて
ぬれた布とカーテンで入口をふさいで煙の進入を防ぎ、九死に一生を得た人も。
とっさの判断に救われたケースですよね。

そんな中、山火事の救出活動中に発見されたコアラのサムくんが
たくさんの人に希望を与えています。


焼け焦げた森の中で、コアラが救出されたのは、メルボルンの南東約150キロにある
Mirboo Northの森。
ボランティアの消防隊員であるデイブ・ツリーさんがコアラを撮影している様子です♪
やさしくコアラに話しかけて、別の隊員に水をもってきてもらって。
コアラに与えてみると、デイブさんに手を添えて水をごくごく♪
なんとこのコアラのサムくん(もう名前がついてる!) ペットボトル3本を立て続けに
飲み干したんだとか(´Д`) =3 プハー

みなさんは、コアラの名前の由来をご存知でしょうか?
現地のアボリジニの言葉で、「水を飲まない」という意味なんですよ。
普段は、ユーカリの葉を食べてそこから水分を補給しているコアラが水を飲むというのは
とってもめずらしいんです。
しかも、野生のコアラでしょう?こんな風に手に手をとって、ペットボトルから飲むなんて
相当のどが渇いていたんでしょうね。かわいそうに。。。

今回の大惨事で、たくさんのワイルドライフの命も失われています。。。


ユーカリの葉っぱから出るユーカリオイルが、太陽の光によって自然発火する
オーストラリアの山火事ですが、一部の山火事は、さらに誰かが故意に放火したとの疑いが
もたれています。しかも、犯人は現地のボランティアの消防団員だという説も。
自分の担当エリアでは、まだ山火事が起こっていないので、消したくて火をつけたとか。
その後の状況は分かりませんが、真相を突き止めて、処罰を受けるべき人には
受けてもらわないとダメですよね。

幸せのタメイキ (´ ▽`).。o♪♪
どうか早く被害が食い止められますように。。。