鳥取の良さは、四季がはっきりあるところ。
それにしても、今年の冬は本当に大変で、地元の方は苦労・苦心されている。
それでも僕らが訪れた瞬間は雪が止んでくれた。
梨の木はそんな中、春の準備に入っている。
こんな寒さの中、少しずつ芽が形づくられている。
越冬しつつしっかりと栄養の元をたっぷり蓄えているのだろうか。
でも、いつもと違う気候はどれだけ生物に影響を与えるのだろうか?
春になって、人間では太刀打ちができない状況が待っているかもし
れない。それほど自然と戦う農業は厳しいはずだ。
また、北海道にいた時は当然と思っていた雪も、東京の冬には珍しく、
雪対策はしないから家は寒い。
鳥取も雪が降る地域ではあるが、豪雪ではないから、同様に雪対策は
十分ではないのだろう。
道路の除雪車が不足しているのだという。公共交通機関の走らない道路
は個人で対策をしているという。そのあたりは北海道とは全然事情が違う。
自然災害が多いこの数年、地球の悲鳴といわれるが、人間はどこまで
歯向かわずに適応していくことができるのか。いやどう生き延びていくの
か。