【雑記】親離れと子離れ | Jazz@Saku

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会社員でジャズベーシストのJazz Man BSakuの日常を暴く!(笑)

直接音楽には関係ないけど、最近娘と遊ぶ時間が減っていて少し寂しい。

 

昔は家にいる時間をまとまって取れる時は、サイクリングに行ったりイベントに出かけたりしてくれたものだ。自転車で行ける範囲の公園やイベントには大概足を運んだのもあるし、品川区の掲示板のポスター張りなんかも手伝ってもらったから、かなり区内も近隣も道路には親子で詳しくなったと思う。

 

で、今日も実は暇ができることになったので、昨晩の時点で何か仕事を入れるかどうするか迷って、いやせっかくだから娘と遊ぼうと決めたのだ。

 

しかし、朝になってみると、娘たちはそれぞれの約束があり、出かけてしまった。まぁ「確認しとけよ。」という話ではあるのですが、こうして家にぽつねんとしていると、「ああ、これが親離れというものか」と実感が沸いてくる。外は雨だから、アウトドアは無理だけど、何かできることがあればと思っていたのに、なんだか、寂しいものだ。

 

という私も、来週は北海道に帰省して、親と共に少しだけ時間を過ごす予定だ。母親は父親が逝去してから10年以上独り暮らしをしている。次男以外は自由な気性で実家のことを顧みず生きているし、親思いの肝心の次男は難病を患っているから思いはあっても身体の自由が利かないからつらい思いをしているんだろうなと思う。母は認知症と診断されているから、近所にもお伝えして何かあったら、というお願いはしているが、どうやら諸々迷惑をかけているようで、なかなか厳しい。

 

実家でも仕事をしようと思えば物理的にはできなくもないが、なんだか僕は気持ちが落ち着かないんだろうなと想像する。でも、母はおそらく、息子にご飯を作ったりするとかしたら、元気になるんだろうなとも思う。でも、それも永遠とは続かないだろうし、どこまで息子でいられるんだろうか。

 

僕の10代は長期休暇は、サイクリングだ、鉄道の旅だ、部活だ、って家にいなかったし、高校から寮に入ったから、ほとんど家にはいなかった。まぁ小学3年位までは家に引き籠っていたけどね。親にしてみたら、ほとんど家にいない少年。いても、限られた時間で勉強していたから、あまり親と話ししていなかったな。

 

他の家の日常なんて覗けないから、わからないけど、そんなものなのかな。

 

幸い、娘は気が優しいようだし、なんとかうまく生きていけそうだから、心配はないけど。意外と早く到来した親離れに少し戸惑う状況、これが子離れに向かう入口かな、と思う。


母は相当早く子離れをしていたんだな。スゲーなと思う。

 

やっぱり自分が一つの個として自立していることが大事だなと改めて思う。無意識に存在していた子供への心理的な依存を自分の中から排除する必要があるのだろうな。

 

というわけで、ブログ書き終わったら、坂口安吾でも読むことにする。