奥さん、買い物行ってきましたよ。
お米がない。
ティッシュもない。
缶詰もパンもパスタもない。
生理用品もありませんでした。
生鮮は買えるので生鮮をたくさん買って帰ってきました。
私は午後に出かけたのだけど午前中open前のお店には
入荷の分を買おうという主婦が毎朝大行列を作ります。
ニュースでは被災地以外の東京とかでの買占めが社会問題となっています。
買占めをやめてください!と怒っている人もたくさんいます。
買占めをやめてください!意味のない買占めをやめて!!
独身なら声高らかに言ってました。
もちろん被災地に回す分を東京の人が買っているとしたら、それはしてはいけないことです。
絶対に絶対にしてはいけないことです。
でも。
思うんですけど。
今、原子炉の使用済み燃料プールは屈折散水車の注水により冷されています。
今のところ現状以上の最悪な事態はしばらく起こらなさそうです。
でもあの足長蜘蛛みたいな車(ほんとはコンクリを流す機能を持った車なんですってね)がなければ?
メルトダウンが進んで地中に穴が開いてしまったら?
温度が上がりまた水素爆発が起こったら?
炉内で再臨界が進み中性子が炉の外に出たら?
決して楽観できる状態ではなかったはずです。
東電なんて「被曝するからあとは米軍と自衛隊に任せて撤退したい」て言ってたくらいですからね。
*上層部がです。
今回の東北関東大震災は東海地震や南関東地震を誘発する結果になったと言われ
放射能が広範囲に拡散する可能性があり
東京だって避難、または屋内避難するかもしれない。
大災害は身近なものになりました。
いつ起こるかわからない災害に備えるのではなく、近い未来に起こる可能性の高い災害に備えなければならないという意識を皆が持っています。
南関東が被災地になったら食料や物資は全く届かないと思われます。
お米、缶詰、おむつ、ミルク、生理用品などを多めに家に確保したいのは当たり前。
被災して「家にはお米もないし、缶詰もないよ。食べるものがないよ」て母親としてできません。
娘のため、家族のため。
十分に準備しなくては、と思う。
被災地には物資が届かない上に孤立する集落もたくさんあると繰り返し放送し、南関東大地震がくる可能性が高いと放送し、惨状を見せ付けて一方で「買占めをしないで!」て少し無理があると思います。
想定外の大地震が起き
想定外の大津波が襲い
想定外の原子炉の事故が起きた。
東京でも震度3や4の地震はまだ毎日起きる。
怖いですよ。
もっともっと大きな地震が起きるかも?て思いますよ。
自分1人なら買い物しないかも。
お弁当1個あれば食事は済みます。
地震が起きたら起きたときのこと、なんとでもなるよ。
でも子供を危険にさらせないです。
まだ3歳、親の助けが必要な年齢で私だって子供を残していなくなれないです。
1部の人が買い占めていると言うより、棚にあった商品を災害に備えてみんなが少しだけ多めに買っているということですよね。
唐突に被災地の方の分を買い占めている、と言われたら泣きたくなると思います。
関東から遠い地区の人が聞いたら、東京の人は何やってるんだ、と怒るのは当然です。
でも実際にお友達の間ではミルクやおむつを分け合ったりしています。
東京にも全く手に入らない人だっているんです。
その人は次にあったら多めに買うと思うよ、買えるだけ買うよ。
子供を守りたい、という親の気持ちを責められないと思います。
父に静岡で売っているティッシュとトイレットペーパーを送ってもらうことにしました。
三重からお米を送ってもらうことにしました。
こうすれば被災地の人の人の分を買ったとは言われない。
父はトイレットペーパーより送料が高い、と笑っていましたが。
うたはただの主婦であるからこそ怒っています。
政府はもう少し細やかな対応をお願いします。
もう少ししたら子育てブログに戻りますが、あとちょっとだけ書かせてください。
被災地の方へ。
応援します。
できることはなんでもします。
もっともっと、できることを考えてみます。
世界中が被災地のことを助けたいと願っています。
絶対に独りではありません。
絶対に。
みんなで復興させるから、少しだけでも安心して。
安心して眠ってください。
お買い物に行って買ったファーストトマトも応援していました。
peace of heart
うさぎは飲み物の入ったカップをもったまま滑って後ろに転びました。