http://www.sadoyume.com/rekishi.html
　
　　　　
　　　　佐渡という島では
　　　　かつて、いま現実の世界に生きる我々が
　　　　この世に存在する以前に、何があった場所なのか？　
　　　　
　　　　盆や正月にだけ里帰りする人々にとって
　　　　近所にある文化財や文化遺産は
　　　　果たして、観光客が見て喜ぶためだけの物なのか？　
　　　　
　　　　クリスマスには各家庭がクリスマス・ツリーを飾ってみたり
　　　　「２月にはチョコレートの売れ行きが悪い」　　　　
　　　　ということで、青木さんという人が
　　　　製菓会社の依頼で企画した日本の、セント・バレンタイン・デー
　　　　というものが世の中に定着した今、　（シルバーウィークはどこへ行ったのか？）
　　　　初詣へ行っても翌年にお礼参りをする人も少なく
　　　　平気で別の神社や寺へ自動車を乗り入れる。
　　　　「ここにはこんな雑草は生えてなかったよ」
　　　　というほど、人々の靴底についた種や胞子が
　　　　自然界の基の状態を変えてしまう。
　　　　酸性雨で樹齢何百年という樹木が枯れ木になった場所もある。
　　　　「そんなのが雷で割れてしまったり
　　　　強風で倒されることなんて今までなかったよ」
　　　　と、ご神木を崇めていた日々を想い起こす人々もいる。
　　　　そういう人たちとは別に、
　　　　「商売繁盛には、あそこの神社がいいみたいだよ！」
　　　　ということで、各神社を回り歩いて集めた札を
　　　　自分が住む家屋や事業所の神棚へ詰め込んだままの人もいる。
　　　　その横にダルマを飾ったままの人もいる。
　　　　神様もさぞかし、オシクラ饅頭で楽しいかもしれない。
　　　　今や、七福神の船も沈没しそうな日本経済…。
　　　　何度目の正月を越しても焼かれぬまま、
　　　　それを横で見ている手足の無い赤い置物も
　　　　地方の神社や寺の庭で遊ぶ子供の声には歌われない。
　　　　
　「だ・る・ま・さ・ん・が・こぉ・ろぉ・ん・だ！」
　　　　
　　　　地域によっては
　　　　
　「ぼ・う・さ・ん・が・屁・を・こ・い・た！」
　　　　という数え方もあった。
　　　　少子化と犯罪警戒区域が拡がる日本の社会には
　　　　そんな遊び場や『夕焼け小焼け』の時間帯は激減している。
　　　　
　　　　また、神社の境内の前で お経を唱えるような罰当たりの年寄りもいれば
　　　　日本には今も何十万団体もの新興宗教の教祖様と宗派がある。
　　　　日蓮と手を切った問題作の先生も、
　　　　お年寄りが一度に何十部も購入する新聞で生計を賄い、
　　　　かつて北の鮮やかな朝の国から追放されたカルト集団も
　　　　ロシアでの布教活動でセキセイインコ教団の信者あつめのベースを築き
　　　　ユダヤの秘密結社は戦費の配当や武器弾薬の貿易で
　　　　世界経済とマフィアとテロ組織を操ろうとする…　　　　　　　　　　　　　　　　　#cddaa5 reverse
　　　　そのシナリオは、まだ映画化されて封切られてはいない。
　　　　ハリウッドとラスベガスの光熱費は誰が支払っているのか？　
　　　　赤城の山の国定忠治の石碑を わざわざ持ち込んだトンカチで砕いて
　　　　それが「ごりやくがある」として
　　　　ポケットへ忍ばせて持ち帰るギャンブラーもいる。
　　　　「私には洗礼を受けたクリスチャンネームがある」
　　　　そう抜かしながらも、親族の葬式や法事へしっかりと出席して
　　　　そこで坊さんの有難い説教に耳を傾けている人もいる。　　　　（俺の親戚)
　　　　忘れられた時代の塚や古墳を切り崩し、
　　　　そこへ建てられた建売住宅やマンションに住んでいる人もいれば
　　　　誰が建てたのかも不明な祠や鳥居をなぎ倒して
　　　　それに使った重機の一部を山の中へ放置して立ち去る業者もあった。
　　　　日本の高度経済成長期には、みんなで色々やってきた。
　　　　海であった場所を埋め立て、レジャー施設を増築し
　　　　「雪が降らないから」となれば、大量の人口雪を積もらせる山肌。
　　　　大地を支える草木の根が枯れ果てた場所では
　　　　一度の雨で大きな土砂崩れが耐えない。
　　　　それでも、この狭い国土の開発事業は辞められない。
　　　　ゴルフ場の開発も、敷き詰めた道路も沿線も、
　　　　みんなが便利さと利益の追求の中で頑張ってきた。
　　　　「ここで発掘・発見したミイラや遺跡の一部を使って展示会を催そう！」
　　　　ということで、安らかに眠っているはずの場所から
　　　　様々なモノを勝手に移動して、見世物小屋でカネを集めた人もいる。
　　　　「あの有名な画家の絵画がほしい！」
　　　　「この歴史的建造物と同じ物を私の土地へ建ててみよう！」
　　　　世界中でも色々やってきた。
　　　　そして今、現実の世界に生きている人間の数より
　　　　死んだ人の数の方が多い。
　　　　
　　　　夜の山道でクルマに轢き殺され、
　　　　突然に肉体を失ったタヌキやウサギの魂は
　　　　果たして、どこへあるのか？　
　　　　誰が“黒猫便のトラック”に追い回されたのか？　
　　　　“口裂け女”の正体は学習雑誌販売数向上の役に立ったのか？　
　　　　「おっと（夫？)危ねぇっ！」
　　　　踏んづけそうになった犬や猫の死骸はもとより
　　　　上目ライトの閃光に集まる虫を狙って
　　　　道路で待ち構えるヒキガエルは、何台の車輪の下敷きになったのか？　
　　　　それらの亡骸を片付けた人の生活や
　　　　その精神状態は今どうなっているのか？　
　　　　誰が何を片付けたのか？　
　　　　年間数万人に上る自殺者の中には
　　　　列車の行き交う線路へ飛び込んで即死した人もいる。
　　　　その魂は、どこへ置き去りにされたままなのか？　
　　　　果たして仏壇の中に在るのか？　
　　　　誰の心の中に在るのか？　
　　　　グランドゼロが造られる以前に現存していた
　　　　日本人の設計による立派なビルが崩れ堕ち
　　　　摩天楼が灰色に染まった瞬間、
　　　　あの場所に置き去りにされた魂は今、
　　　　天国と地獄の狭間のどこを彷徨っているのか？　
　　　　靖国神社 に英霊は存在するのか？ 　　　　　　　　　http://ameblo.jp/drunken/entry-10011143589.html
　　　　高度な技術で見つけた肉眼では判らない天体に
　　　　自分の名前を付けた人は、誰にいくら支払ったのか？　
　　　　「俺はここの墓石の下に眠るよ」
　　　　そう考えた人が買い付けた分譲地と立派な石の彫刻（墓石）は
　　　　有り余ったカネと道楽や見栄と体裁により
　　　　さぞかし清々しい景色を見渡せる丘の上にあるかも知れないが
　　　　果たして、その丘の下では今日この時間、
　　　　どんな不可解な事件や事故の惨事が繰り広げられているのか？　
　　　　それは他人事なのか？　
　　　　
　　　　人の趣味や価値観、常識というものは
　　　　何を破壊して、その破壊した上に
　　　　どんな嘘を塗りたくっているのか？　
　　　　
　　　　それでもみんな、このような神仏混合の
　　　　無宗教国家の中で
　　　　伊勢神宮へ行く人もいれば、
　　　　善光寺には年間、何千万人の観光客が訪れる。
　　　　
　　　　柿を食べた牛が何頭いたのか？　
　　　　
　　　　俺は疑わしい。
　　　　この60年の間に日本人が失ってきたモノは
　　　　あまりにも多すぎて
　　　　最早、自分がどうしてこの時代に存在するのかも判らないほどの
　　　　『捏造歴史教科書』で義務教育を受けた人々…。
　　　　
　　　　　　　
　　　　
　　　　果たして、次の時代に何をつなぎあわせられるのか？　
　　　　佐渡に住むジェンキンスさんは
　　　　どんな思いで、あのベストセラーを出版させられ
　　　　俺たちに何を伝えようとしてくれたのか？　
　　　　
　　　　
　　　　俺は今、ペンを持つ手をキーボード入力に置き換え
　　　　何かに挑もうとしている。
　　　　利用できるモノは何でも利用する。
　　　　トラフィックエクスチェンジのプログラムサイトも
　　　　アメーバブログの読者登録機能も
　　　　スバムの公害も迷惑メールの晒しも
　　　　何者かのランクアップの妬みや僻みも
　　　　誰のどんなコメント書き込みであろうと
　　　　警戒模様の密かな閲覧の気配…であろうと
　　　　俺が咥えた煙草に火を点け、煙りを吹かした次の瞬間、
　　　　あなたの意識が、俺の血となり肉となる。
　　　　
　　　　
　　　　眉毛がよく動いた淀川さんが
　　　　『恐いですネェ。でも見てしまいますネェ。
　　　　　さいなら、さいなら…』
　　　　というふうに、
　　　　次週を楽しみにさせてくれた、あの日曜の夜の如く
　　　　俺も更新をつづけます。
　　　　
　　　　…極めてマジメですよ。
　　　　命は無駄にできねぇじゃん。
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　　　 　　パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
　　　　　　アルカトラズからの脱出
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　このページは、
　　　　http://ameblo.jp/badlife/entry-10015595153.html
　　　　このページの内容のつづきでもあるんですよ。