善意のタイガーマスク現象は喜ばしいが、危機管理も持って欲しい | ラブレタ ー それから

善意のタイガーマスク現象は喜ばしいが、危機管理も持って欲しい

タイガーマスクこと伊達直人が各地で善意の寄付のニュースが連日流れています。
この世知辛い世の中、まだ人の心は捨てたもんでない、とても暖かい話で顔をほころびます。

匿名でランドセルなどの寄付。
貰った子供たちは嬉しそうでした。

中には警察署のい前に置いたケースも。
ただ遺失物扱いになるらしく3ケ月しか実際には子供たちに届かない。
入学式に間に合わない。
法律的に仕方がないようですが少し残念。


先ほど、今度は岡山でタイガーマスクでなく桃太郎がランドセルと吉備団子が届けられたとか。
これも微笑ましいのですが、一つ気になることがあります。

吉備団子。
食べ物はどうなのか?

これはこれで微笑ましい、「桃太郎」さんの心がこもっている。

しかし、私が施設の責任者であればこの吉備団子を子供たちに食べさせない。

安全面は保証できない。
責任者として心を殺して危機管理を優先しなけらばならない。

衛生面で日持ちしない食べ物でもあるし、まず、こういう善意を真似して悪い奴らが愉快犯で毒団子を送ったらどうするのか?

日光では先日、工場から青酸カリが多量に盗まれたばかり。
善意に隠れた犯行があってもおかしくない。

どうか全国のタイガーマスクさん、桃太郎さん、食べ物の寄付は、実際は辞めて商品券などでしてください。

善意に水を差すようだが、ふっと思った次第です。