森進一、昌子夫妻が離婚の危機にあるそうです。
芸能界でもおしどり夫婦として有名でしたが、傍から見るほどには
夫婦関係はうまくいっていなかったようです。

二人の関係がぎくしゃくすることになったきっかけは、夫婦のジョイントコンサートににあるらしいです。

森進一さん一人では集客力に限界がありましたが、昌子夫人がいっしょに歌うと
チケットもよく売れ、ギャラも昌子夫人のほうが多かったらしいです。

そうなると、夫人はどのように考えるでしょうか。
私の憶測ですが、「夫は歌手として実力が足りない。一度は引退したけれど、私ならまだまだ現役として稼げるわ。」と、こうなるんじゃないでしょうか。

よく「夫婦で同じ趣味を持つといい。」と言われます。
しかし、森夫婦を見る限り、私はそうは思いません。
もっとも彼らの場合は、趣味じゃなくて仕事ですが。

実際、競技会などで、激しく言い争っているカップルをよく見かけます。
彼らは夫婦の場合が多いと思います。
夫婦じゃなければお互いにもう少し遠慮するでしょうから。

また、ダンスパーティなどに夫婦で行くと、お互いに気を使ってよくない、という話も聞きます。
誘うほうも相手の配偶者の目を気にしないといけないのでやりにくいです。

あるアマチュアの競技選手夫婦の奥さんに聞いた話ですが、毎日仕事が終わると3.4時間練習していて、
家庭のことはまったくできないらしいです。
いわゆる「ダンス漬け」の生活です。
夫婦生活もあってないようなものです。当然、子供もいません。
「私たちは何のために結婚したのだろうか?」と奥さんは言っていました。
これでは旦那さんも家でゆっくりくつろぐことはできないでしょう。
夫婦というよりは戦友に近い感じです。

考え方はいろいろでしょうが、私は夫婦の趣味は同じじゃない方がいいと思います。
一つの趣味に熱中すればするほど、家庭ではそれと違った空気を吸いたい、と思うように
なるんじゃないでしょうか。

 

ところで、森進一さんは、前に女優の大原麗子さんとも離婚しています。
あの時も彼は「家に二人の男がいるみたいだった。」と言っていました。
似たような職業の人が二人そろえばライバル関係になるのははじめから目に見えています。
だからこそ、はじめは昌子夫人に家庭にいてほしかったのでしょう。

森進一さんは家庭をすごく大切にする人らしいです。
女優とか歌手じゃなくて、普通の平凡な女性と結婚すれば良かったのに、と思います。
よけいなお世話ですけど。