2年前に公開されたインド映画「RRR」をDVDで観ました。
3時間の大作です。
単なる娯楽映画だと思っていたのですが、内容が深くて、それなりに感動しました。


https://www.youtube.com/watch?v=3PuaC0H4Bbc

大英帝国の圧政に対するインド人の抵抗運動を描いています。
1920年代、イギリスの植民地主義と白人至上主義がインドを支配していました。

これって今のイスラエルとパレスチナの関係と同じです。
イスラエルの高官は、パレスチナの人々を「人間動物」と呼びました。
つまり同じ人間だと思っていないのです。
ネタニヤフ首相は、「ガザ攻撃は西洋文明を守る戦いである。」と言いました。
アラブを含む、アジア、アフリカの「遅れた野蛮人」とヨーロッパの「進んだ文明人」との聖戦だと認識しているそうです。
植民地主義、白人至上主義は、15世紀の大航海時代から続く、西欧の思想です。
未だに、それが戦争の原因になっているのが驚きです。

この映画のインド総督の顔がネタニヤフ首相と重なりました。
敵味方を問わずに、一緒に踊るシーンがインド映画らしくて笑えました。
英国の紳士淑女による社交ダンスもあります。

先日のパーティには、こちらの学連出身の若い男性も参加していました。
関東、関西の学連出身者に比べると、やや力量が劣るように見えました。
学生も地方の大学は苦労しているようです。
新型コロナの間、大都会の学生たちと交流する機会がなくて、レベルが大きく下がった、そうです。