●『遊びの教育』=バルツォの育成


バルツォの『遊び』の教育が、サッカーの育成(スポーツの文化)として、なぜ地域の子供たちにおすすめしたいのかを、保護者の方やサッカーに直接かかわっていない人にも、少しでもわかりやすく伝えられたらと思います。


まずは、幼児〜小学1、2年生のスクールの大切さから。


出会いは、「お笑いサッカースクール」


出会いそのものがとても大切だが、生まれてから乳幼児・小学生の低学年は、比較的女性によって日常を育てられる子供たちに、一般の成人男性が自然に普通に出会うことはとてもよい事だと思う(女性のコーチを否定するものでもないし、将来は女性のコーチもと考えている)。


ただバルツォのコーチのように、勝つことや頑張ることをあおり過ぎず、プレッシャーを必要以上にかけず、楽しさを実感してもらうことを最優先に、笑いのある雰囲気で指導するのは意外と難しい。


そしてこのお笑いサッカースクールで、最も大切な体感することのワクワク感を学ぶ。それは、一生の宝物となる。


兄弟が多く、外遊びが主流だった昔(男の子が男の子らしくあることを『遊び』で学んだ記憶がある)とは違い、たとえば現代のこの年齢の子の中には、鬼ごっこの何が面白いのかがわからない子もいる。サッカーは、ボールを使った鬼ごっこだから、そこからのスタートだ。


また、ボール遊びや昔ながらのごっこ遊びでも、「どこがおもしろいの!?」となることも。『遊び』の楽しさの根っこを伝えながら、のちに他者をリスペクトすることにつながる躾やルールを守り、工夫することの大切さも、『遊び』だからこそ子供たちに受け入れてもらえる。


おそらくどの道も、最も大切なことは最も初期に学ぶようである。


遊ぶと学ぶ、この年代のサッカースクール、実は最も奥が深いのかもしれない。


by ベアーズコーチ