最終日の試合は、かなりの疲れがあったものの、この合宿で意識してきたことが、試合の中で随所に見られた。

・どんな心で試合に臨むか
・バルツォはどんなサッカーをするのか
・守備の優先順位

自分たちより強者と戦い続けたバルツォの子どもたちは、全チームの中で最も多くのミスをした。

それはサッカーが下手だということでも、才能がないということでもない。

全チームの中で最も自分自身の限界に、自らチャレンジをしたということだ。

自分で観て、自分で判断・決断をして、自分でやってみる。

指導者に言われてやるのではなく、自然と自発的にチャレンジをするその心意気は、バルツォが大事にしている『遊び』から自然に生まれる。

『遊び』が誰かに強制されたり、嫌々やるものでもないのと同じように、サッカーを心から楽しんで遊ぶことで、どんなに失敗してもチャレンジすることをやめない子どもに成長していく。

最近の子どもたちは自己肯定感が低下しているという記事を見た。

この合宿に参加したバルツォの子どもたちはどうだろうか。

きっと、「自分は凄いんだ!」「魅力的な存在なんだ!」って、全員が気付くことが出来たんじゃないかな。






次につながる良い合宿になった。

きっと選手たちも、そう実感していて、それぞれに得たものがあったはずだ。

今年の春、公式戦を戦うのがとても楽しみ!

by たね