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出来高が急増したら・・・

http://www.kabuoon.com/guide/st_tr/68_stock.html

株価を決めるのは「需要」と「供給」のバランスです。安くてもいいから売りたいと思うホルダー(所有者)が増え、その値段で買う人が増えれば株価は下落していきます。逆に、高値でもいいから買いたいと思う投資家が増え、その値段で売る人が増えれば株価は上昇していきます。

高値でも構わないからその銘柄を手に入れたい、という投資家が増えることで、出来高が上昇した場合は、株価も上昇しますので、もし保有している銘柄がそのような値動きを見せたときは、売らずに持ち続けた方がベターです。

ところが、企業の不祥事や、市場予測の範囲を超えた業績の下方修正といった、株価に対する悪材料が出てしまい、安値でもいいから急いで株を手放したいという人が増えた場合には、安い株価で株を買ってしまう人が増え、株価は下がってしまいます。それでも売買は成立していきますので、この場合は出来高が増加したからといっても、持ち続けていてもよいことはありません。売り時を逃してしまいますと、含み損が増えてしまいます。

出来高が急増する場合は、「今まで少なかった出来高が急に伸びる」=「売り方も買い方も増えた」ということです。結果として起こると予測されるのは、株価の大きな変動です。株価が低調なときに出来高が急増したら、高値で売り抜けることを、株価が好調なときに出来高が急増したら株価が下がり切る前に売り抜けることを意識しましょう。どちらにせよ、売る準備はしておいた方がよいでしょう。

出来高急増後は、一般的には「転換期=売りのサイン」と理解しておきましょう。もちろん、必ずしも上記の通りに動くとは限りませんが、出来高急増時の株価はストップ高・ストップ安になりがちです。変動に巻き込まれることを避け、大きな損失を防ぐことで、長期的に見たときに、トータルでプラスになることでしょう。