今月は、合理的配慮についての話し合いの機会を大学と持ちました。
内容は、化学系研究室について、来年度の学生実験についてなので、校医さんや臨床心理士の先生は来られず、専門の先生2名と窓口となる事務方の担当者と私達親子の5人で話し合いを行いました。
実は、他の大学と違って、全ての学生実験室に息子はまだ入ってみたことがありません。
学生実験で使用する4つの実験室のうち1つしか入った事がありません。
もう1つの実験室は出願前に入ってみても良いように言われていましたが、既に入ってみた実験室の隣の同じつくりの実験室で、実験内容も余り負担になるような実験ではなかったので、1か所だけしか入ってませんでした。
離れた所に実験室は、まだ2か所にあったのです。
それも、入学して、何か月も経ってから聞きました。
そういうことも、こちらから聞かないと教えて貰えません。
やはり、早めに気が付いたことから、どんどん尋ねて行かないとダメだなと思いました。
後は、コース分属に際して、他の学生と同じ説明だけでは、私達は判断できませんし、いろいろ各研究室でやっている研究もHPだけでは、解り辛いものもあります。
また、最終的に4回生の時に、どこの研究室を希望するかという問題もあります。
この研究室だったら大丈夫と思っても、隣の研究室で使用している溶剤や試薬がダメなこともありますし、下で比重の軽い溶剤を使用する、上で比重の重たい溶剤を使用するということもあります。
比重の軽い溶剤は余り問題になりません。
ドラフトで引いて屋上から排出されるからです。
問題は、空気より比重の重たい溶剤です。
ドラフト内なら屋上から排出されて、じわじわ校舎の周辺を漂いますし、ドラフト内でなければ、昔であれば、階段をつたって下の階に漂うこともあります。
隣の研究室、上の研究室の研究内容も問題になります。
それは有機と高分子だろうと思うかもしれません。
しかし、これは吹角先生も「理系の学生さん注意」と仰るように、理系学部は、学部学科がどこであれ、意外な溶剤や試薬を使うものです。
それは、有機がダメ、高分子がダメ、と決め付けずに、バイオ系等、動線上、どうしても歩かねばならない通路の両側は調査しなければなりません。
そういったことについて、話合いました。
詳しくは、また後日書こうと思います。