またまた本のご紹介です。
「働く幸せ~仕事で一番大切なこと~」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4872904192/ref=sib_rdr_dp
日本理化学工業という会社をご存知ですか??
http://www.rikagaku.co.jp/profile/profile.htm#
私も実はつい最近までその名前を知りませんでした。
ここ半年ほどの間でしょうか?
テレビ等でこの会社の障碍者雇用について話題になることが増えたようで、マイミクさんの日記でもたびたび目にするようになりました。
鳩山さんの所信表明演説でも話題になってました。
http://www.kantei.go.jp/jp/hatoyama/statement/200910/26syosin.html
(三 「居場所と出番」のある社会、「支え合って生きていく日本」 この部分です)
でもなかなかその映像を見ることはできずにいたとき、本屋さんで出会ったのがこの本です。
障碍者雇用に積極的な会社というイメージしかなかったのですが、本を読み終えて感銘すら覚えました。
これこそ、理想の形だなぁと。
まずは、その雇用率の高さ。社員74人のうち、53人(約7割)が知的障碍者だそうです。
そして、一番唸ったのは、仕事に障碍者を合わせるのではなく、どうしたら障碍のある人に分かりやすく(やりやすく)作業ができ、しかも商品としてもきちんとしたものができるか、ということを常に試行錯誤され、一人一人をしっかり支える福祉的な面と一企業としての経営をしっかりと両立されているところでした。
作業所にいたときも、様々な工夫をすれば、ハンディがあっても十分持っている力を発揮できるという実感はありました。
ただ、それがなかなか「商売」というラインまでいかない。
これがものすごく大きな壁でした。
そこをきちんと会社として成り立たせているところが、この会社のすごいところだと思います。
会長の大山さんが、障害者雇用についてまだ迷いのあるころ、あるお寺のご住職から、
人間の究極の幸せは次の4つ
1つは、人に愛されること。
2つは、人にほめられること。
3つは、人の役に立つこと
4つは、人から必要とされること。
というお話を聞いて、ご自分のされていること、これからすべきことが腑に落ち、それが現在に繋がる基本理念になったそうです。
私たちが子どもの将来を考えるとき、漠然と「幸せになって欲しい」と思い、しかし、障害を持っているわが子を見て、今のままでは将来が不安だと、これまた漠然と感じてしまうことも多いと思います。
でも、この「人間の究極の幸せ」を見たら、どれもこれも、障害があろうがなかろうが、関係のないことだと気がつかれると思います。
ただ、これを「幸せ」と感じられる人に育てる必要はあると思います。
また、具体的に何を教えていくかということを、考える必要もあると思います。
これについては、また考えていきたいなと思っています。
・・・と長くなりましたが、とにかくこの不況にも負けずがんばっているこんな企業があり、そこには約50人の「名もなきヒーロー」がいると思うととっても嬉しくなりました。
何かの才能に秀でた、「スーパーヒーロー」もいいけれど、「普通の人の普通の幸せ」それで十分なんじゃないかと思う今日この頃です。
そんな「普通の人の普通の幸せ」が当たり前になるためにも、こういう企業がもっともっと沢山増えるといいなと思います。
「働く幸せ~仕事で一番大切なこと~」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4872904192/ref=sib_rdr_dp
日本理化学工業という会社をご存知ですか??
http://www.rikagaku.co.jp/profile/profile.htm#
私も実はつい最近までその名前を知りませんでした。
ここ半年ほどの間でしょうか?
テレビ等でこの会社の障碍者雇用について話題になることが増えたようで、マイミクさんの日記でもたびたび目にするようになりました。
鳩山さんの所信表明演説でも話題になってました。
http://www.kantei.go.jp/jp/hatoyama/statement/200910/26syosin.html
(三 「居場所と出番」のある社会、「支え合って生きていく日本」 この部分です)
でもなかなかその映像を見ることはできずにいたとき、本屋さんで出会ったのがこの本です。
障碍者雇用に積極的な会社というイメージしかなかったのですが、本を読み終えて感銘すら覚えました。
これこそ、理想の形だなぁと。
まずは、その雇用率の高さ。社員74人のうち、53人(約7割)が知的障碍者だそうです。
そして、一番唸ったのは、仕事に障碍者を合わせるのではなく、どうしたら障碍のある人に分かりやすく(やりやすく)作業ができ、しかも商品としてもきちんとしたものができるか、ということを常に試行錯誤され、一人一人をしっかり支える福祉的な面と一企業としての経営をしっかりと両立されているところでした。
作業所にいたときも、様々な工夫をすれば、ハンディがあっても十分持っている力を発揮できるという実感はありました。
ただ、それがなかなか「商売」というラインまでいかない。
これがものすごく大きな壁でした。
そこをきちんと会社として成り立たせているところが、この会社のすごいところだと思います。
会長の大山さんが、障害者雇用についてまだ迷いのあるころ、あるお寺のご住職から、
人間の究極の幸せは次の4つ
1つは、人に愛されること。
2つは、人にほめられること。
3つは、人の役に立つこと
4つは、人から必要とされること。
というお話を聞いて、ご自分のされていること、これからすべきことが腑に落ち、それが現在に繋がる基本理念になったそうです。
私たちが子どもの将来を考えるとき、漠然と「幸せになって欲しい」と思い、しかし、障害を持っているわが子を見て、今のままでは将来が不安だと、これまた漠然と感じてしまうことも多いと思います。
でも、この「人間の究極の幸せ」を見たら、どれもこれも、障害があろうがなかろうが、関係のないことだと気がつかれると思います。
ただ、これを「幸せ」と感じられる人に育てる必要はあると思います。
また、具体的に何を教えていくかということを、考える必要もあると思います。
これについては、また考えていきたいなと思っています。
・・・と長くなりましたが、とにかくこの不況にも負けずがんばっているこんな企業があり、そこには約50人の「名もなきヒーロー」がいると思うととっても嬉しくなりました。
何かの才能に秀でた、「スーパーヒーロー」もいいけれど、「普通の人の普通の幸せ」それで十分なんじゃないかと思う今日この頃です。
そんな「普通の人の普通の幸せ」が当たり前になるためにも、こういう企業がもっともっと沢山増えるといいなと思います。