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シーズン1、第3話から☆
The One With the Thumb
モニカの彼はみんなのもの?

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◆ 今回の注目箇所: the gloves come off
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▼場面:
セントラル・パーク、フィービーがみんなにソーダの缶の中に
親指が浮いていた事を話しています

▼英語:
Ross: A thumb?!
All: Eww!
Phoebe: I know! I know, I opened it up and there it was, just floating in there,
like this tiny little hitch-hiker!
Chandler: Well, maybe it's a contest, y'know? Like, collect all five?
Phoebe: Does, um, anyone wanna see?
All: Nooo!

(Chandler lights a cigarette.)

All: Oh, hey, don't do that! Cut it out!
Rachel: It's worse than the thumb!
Chandler: Hey, this is so unfair!
Monica: Oh, why is it unfair?
Chandler: So I have a flaw! Big deal! Like Joey's constant knuckle-cracking isn't annoying? And Ross,
with his over-pronouncing every single word? And Monica, with that snort when she laughs?
I mean, what the hell is that thing? ...I accept all those flaws, why can't you accept me for this?

(An awkward silence ensues.)

Joey: ...Does the knuckle-cracking bother everybody?
Rachel: Well, I-I could live without it.
Joey: Well, is it, like, a little annoying, or is it like when Phoebe chews her hair?

(Phoebe spits out her hair.)

Ross: Oh, now, don't listen to him, Pheebs, I think it's endearing.
Joey: Oh, (Imitating Ross) "you do, do you"?

(Monica laughs and snorts.)

Ross: You know, there's nothing wrong with speaking correctly.
Rachel: "Indeed there isn't"... I should really get back to work.
Phoebe: Yeah, 'cause otherwise someone might get what they actually ordered.
Rachel: Ohh-ho-hooohhh. The hair comes out, and the gloves come off.

(They degenerate into bickering and Chandler happily starts to smoke, undisturbed.)

▼字幕:
Ross: 親指が?
All: うえ~!
Phoebe: 缶の中に浮いてたの。小さなヒッチハイカーみたいに
Chandler: 5本集めるとプレゼントとか?
Phoebe: 見たい人は?
All: イヤだ

(チャンドラーが煙草に火をつける)

All: 吸うなよ。よせ!
Rachel: 親指より、たち悪い
Chandler: 不公平だよ
Monica: 何で?
Chandler: 誰にでも欠点はある。ジョーイは指をボキボキ鳴らす、ロスは大げさな話し方
モニカは笑う時鼻を鳴らす、あの音なんだ?なのにオレばっかり責められてる

Joey: ・・・指の音迷惑?
Rachel: 耳障りかも
Joey: じゃ、フィービーが髪を口に入れるのは?

(フィービーが口から髪を吐き出す)

Ross: 気にするな。かわいい癖だよ
Joey: ほら、大げさな発音。(ロスの真似をしながら)

(モニカが笑う、鼻が鳴る)

Ross: はっきり発音するのは、悪くない。
Rachel: しつこいわ・・・仕事しなきゃ
Phoebe: オーダー間違えないでね
Rachel: 髪食い女のくせに

━━単語チェック━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼cut out = やめる、絶つ
▼flaw = 欠点、弱点、 欠陥、不具合
▼Big deal = そりゃあ大変だ!一大事だ!
▼knuckle-cracking = 指の関節をポキポキ鳴らすこと
▼over-pronouncing every single word =1語1句はっきりとオーバーに発音する事
▼snort = (笑ったりする時に)鼻を鳴らす
▼chew = 噛む
▼endearing = かわいい、いとしさを感じる
▼degenerate into ~ = 悪化する、堕落して~悪い状態になる
▼bickering = (ささいな事での)言い争い、口げんか、口論
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A thumb?! 「親指?! Eww!「うぇ~!」

I know! I know, I opened it up and there it was, just floating in there,
like this tiny little hitch-hiker!

「でしょ!缶を開けたらあったの、そこに浮いてたのよ、まるで小さなヒッチハイカーみたいに」

I know. はみんなの「うぇ~!」って反応に対して「でしょ?」と言う感じです
ソーダの缶の中に浮いている親指を車を止めるために親指を立てるヒッチハイカーに
みたてるとは・・・さすがはフィービー!(笑)

Well, maybe it's a contest, you know? Like, collect all five?
「たぶん、それってコンテストだよ、5本の指を全部集めるみたな」

5本の指を全部集めると賞品がもらえるコンクールじゃないか?
とブラックジョークを飛ばすチャンドラー

Does anyone wanna see? 「見たい人いる?」
Nooo! 「見たくな~い!」∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

さすがに誰もそんなものは見たくないようです
そこで、チャンドラーが煙草に火を・・・・
Oh, hey, don't do that! Cut it out! 「ヘイ、それはダメよ、止めて!」

cut it out は、相手の迷惑な行為などに対して「やめて!」と言う時の決まり文句です
it はその場の雰囲気で分かるもの、前述のものを指します


It's worse than the thumb! 「たばこなんて親指よりヒドイわ!」

皆に喫煙をとがめられ、チャンドラーが・・・
Hey, this is so unfair! 「ヘイ、そんなの不公平だろ!」

Oh, why is it unfair? 「何が不公平なのよ?」

So I have a flaw! Big deal!
「なるほど、俺には欠点があるさ、そりゃあ一大事だ!」

So は前のみんなの非難を受けて「なるほどね」とか「へえ」という感じです

flaw は物に使うと、欠陥、不具合と言う感じ
人に使うと、欠点や弱点という意味になります


Big deal は、そりゃあ大変だ!一大事だね!と言う意味ですが
ここでは誰にでも欠点はあって当たり前じゃないか、という気持ちを
わざと皮肉をこめて逆に言っています


Like Joey's constant knuckle-cracking isn't annoying?
And Ross, with his over-pronouncing every single word?
And Monica, with that snort when she laughs?

「例えば、ジョーイがいつも関節をポキポキ鳴らすには気にならないわけ?
ロスだって、いつも単語を一語一語誇張して発音するだろ?
モニカは笑う時鼻を鳴らすぞ?

knuckle-cracking = 指の関節をポキポキ鳴らすこと
over-pronouncing every single word = 一語一句はっきりとオーバーに発音する事
snort = (笑ったりする時に)鼻を鳴らす


I mean, what the hell is that thing? ...
I accept all those flaws, why can't you accept me for this?

「つまり、それって一体何だってんだ?・・・俺はみんなの欠点を受け入れてるのに
お前らは俺のたかが煙草を受け入れられないってのか?」

the hell は「いったい全体」と強調したい時に動詞の前に入れます

ト書き
[An awkward silence ensues.] 気まずい沈黙が続く

awkward は「不器用な、ばつの悪い、ぎこちない」という意味の形容詞
ensue は何かが「続いて起きる、結果として起きる」という意味の自動詞です


しばらく皆がし~んとなり、ジョーイが・・・
...Does the knuckle-cracking bother everybody?
「俺が関節を鳴らす音ってそんなに迷惑なのか?」

Well, I could live without it. 「まあ、無くても生きていけるわね」
フィービーが「無い方がいい、無用なもの」という気持ちを遠まわしに言っています

さらに、しつこく食い下がるジョーイ・・・
Well, is it, like, a little annoying, or is it like when Phoebe chews her hair?
「ちょっと迷惑って感じ?それともフィービーが髪の毛をかむくらい迷惑か?」

それを聞いて、フィービーが慌てて口から噛んでいた髪の毛を吐き出します

Oh, now, don't listen to him, Pheebs, I think it's endearing.
「ジョーイの言う事なんて気にするなよ。僕は(髪をかむしぐさは)可愛いと思うよ」
険悪な雰囲気になりそうになって、ロスが慌ててフォローしています

endering は「親しみやすい、愛しさを感じさせる、かわいらしい」と言う意味の形容詞

今度はそれを聞いたジョーイがロスの癖をまねて大げさな発音で・・・
Oh, "you do, do you"? 「そうか、ロスはそう思うのかい?」

you do, do you? = 前のロスの I think ....を受けて「そうなの、そう思うの?」

モニカが可笑しくて笑いだします、もちろん鼻を鳴らしながら・・・(≧▽≦)

You know, there's nothing wrong with speaking correctly.
「きちんと正確に発音することの何処が悪い?」

レイチェルまで便乗してロスのモノマネで・・・
"Indeed there isn't"... 「ほんとに、何も悪くないわ・・・」

ロスににらまれて、仕事に戻ろうとするレイチェル
I should really get back to work. 「仕事に戻らなくっちゃ」

really は「ほんとに」こんな事してる場合じゃなくて、と言う感じです

仕事に戻りかけるレイチェルにフィービーが・・・
Yeah, 'cause otherwise someone might get what they actually ordered.
「そうよね、あなたが早く仕事に戻らないと、客が注文したものを受け取ってしまうわ」

いつもオーダーを間違えて運んでくるレイチェルに嫌味を言っています

レイチェルもそこまで言われて黙ってはいられません!
Ohh-ho-hooohhh. The hair comes out, and the gloves come off.
「あらら、髪の毛を吐き出したと思ったら、こんどはケンカを売る気?」

hair comes out と gloves come on,でリズムを合わせています
gloves come on(グローブを付ける)と「決闘する、ケンカを売る」と言う意味になります


ト書き
[They degenerate into bickering and Chandler happily starts to smoke, undisturbed.]
皆、過熱して激しい口げんかが始まる。チャンドラーが誰にもじゃませれず
幸せそうにタバコを吸いはじめる

generate は「生み出す、作り出す」という意味
そこに否定を表す接頭語 de- が付くと、「退化する、悪化する、隋落する」という意味になります
bickering は「口げんか」と言う意味なので "degenerate into bickering" は「口げんかに向かって、悪化、隋落する」つまり、状況や人がある悪い状態にむかって「成り下がる」と言う感じです


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◆ 使ってみよう! the gloves come off
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"the gloves come off" = 「喧嘩、口論を始める用意がある」

※昔、相手が手袋を投げてそれを拾ったら決闘を承諾した事になるという事からの表現です
もっと古くは手袋ではなく騎士のこて(gauntlet) を投げていました


普通は、"the gloves are off"「手袋を脱ぐ」と言う表現でよく使われるのですが
ここでは、hair comes out「髪の毛を口から出す」とゴロよく韻を踏むように
レイチェルはわざと、"the gloves come off" と言っています


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大統領選でCBSの見出しに使われてた例
"Round Three and the Gloves Come Off;
Going into the Third Presidential Debate,"

こちらはイスラエルの紛争の時の例
"Gloves Are Off Once Israel Leaves"

※ちょっと固い感じの表現なので、新聞の見出しや書き言葉に多く
日常会話での使用頻度は低いようですが・・・・
ネイティブなら誰でも知っている表現なので覚えておくと、役に立ちます

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