ランキング↓応援よろしくお願いします!(*^o^*)
人気ブログランキングへココをクリック

シーズン1、第8話から☆
The One Where Nana Dies Twice
陽気なお葬式

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 今回の注目箇所:It's stuff like that.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼場面:

モニカとレイチェルのアパート、モニカとレイチェルが
おばあちゃんのお葬式に行く支度をしています

▼英語:
Ross: (entering) How we doing, you guys ready?
Monica: Mom already called this morning to remind me not to wear my hair up.
Did you know my ears are not my best feature?
Ross: Some days it's all I can think about.
Phoebe: (entering) Hi, sorry I'm late, I couldn't find my bearings.
Rachel: Oh, you-you mean your earrings?
Phoebe: What'd I say?
Rachel: (sticking her foot out) Hm-m.
Monica: Are these the shoes?
Rachel: Yes. Paolo sent them from Italy.
Ross: What, we-uh- we don't have shoes here, or...?
Joey: (entering with Chandler) Morning. We ready to go?
Chandler: Well, don't we look nice all dressed up?...
It's stuff like that, isn't it?

▼字幕:
Ross:(ロスが入ってくる)支度できた?
Monica:ママが電話で "アップにするな"って。"耳の形が変だ" と
Ross: うなされそう。
Phoebe: (フィービーが入ってくる)遅刻ね、方向感覚なくして
Rachel: イアリングを?
Phoebe: 私何て言ってた?
Rachel: (足を突き出しながら)エッヘン・・
Monica: 贈り物?
Rachel: イタリアから届いたの
Ross: アメリカに靴は無かった?
Joey: (ジョーイがチャンドラーと一緒に入ってくる)行こうか
Chandler: おしゃれでいい感じ・・・不謹慎でした

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼wear one's hair up = 髪をアップにする
▼feature = 形、(顔のパーツなどの)容貌、造作
▼bearing = 方向感覚、相対的な位置感覚
▼stuff like that = そのような物、事柄、状況
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ロスがバッチリ準備を整えて
レイチェルとモニカの部屋に入ってきます
How we doing, you guys ready? 「こっちは準備万端だ、そっちは支度はできた?」

How we doing はくだけた英語で文法的には正しくありませんが
意味は How do we look? という感じです


Mom already called this morning to remind me not to wear my hair up.
Did you know my ears are not my best feature?

「母親が早くも朝から電話してきて、髪をアップにするなって
兄さんは私の耳の形が変って知ってた?」

wear hair up は「髪をアップにする」
wear hair down なら、髪を下ろす
wear my hair in a bob なら、ボブにする
wear my hair in braids なら、おさげにする
と、ヘアスタイルの話では "wear" を使います

髪型をいじったり、整えたりするのは "do" を使って "do my hair"
ヘアスタイルは英語では "hairdo" のほうが普通な言い方です


feature は顔のパーツや容姿、造作を意味します
モニカは耳が "best feature" (いい形)じゃないと
母親に言われたようです

Some days it's all I can think about.
「数日間は、お前の耳しか考えられなくなるな」

それくらい、衝撃的な耳だ!つまり変だ!と
ロスは冗談で大げさに言っています
「うなされそう」という字幕も当たらずとも遠からずですね

そこに、フィービーが入ってきます
Hi, sorry I'm late, I couldn't find my bearings.
「ハイ、遅れてごめん、方向感覚を失くしちゃった」

それに対してレイチェルが聞き間違えて・・・
Oh, you-you mean your earrings?
「え?イヤリングを失くしたってこと?」

ここは "bearings" と "earrings" をかけているので
字幕にはしにくいところです


レイチェルが聞き間違って質問すると、フィービーも
What'd I say? 「私なんて言ったっけ?」(笑)

レイチェルが足を突き出して靴を見せびらかしています
Hm-m. 「エッヘン」

Are these the shoes? 「それが例の靴なの?」

"the" と言っているので、モニカは前にその靴について
レイチェルから聞いていたようです


Yes. Paolo sent them from Italy.
「ええ、パウロがイタリアから送ってくれたの」

それを聞いていたロスが皮肉たっぷりに
What, we-uh- we don't have shoes here, or...?
「なんだって?ここアメリカにも靴ってなかったっけ?それともなに?」

or? は「それとも他に何か理由があるの?」と言う感じです

そこにジョーイとチャンドラーが準備ができて入ってきます
Morning. We ready to go? 「おはよう、みんな準備はできた?」

Well, don't we look nice all dressed up?...
It's stuff like that, isn't it?

「わあ、俺たちってオシャレでキマッてない?・・・
これって場にふさわしい発言だよね?」

お葬式に出かけるために、ドレスアップしている
みんなを見て、不謹慎に喜ぶチャンドラーをみんなが
たしなめるようににらんでいます

そこで「俺の発言って場にふさわしいだろ」
と、わざと逆のことを言うチャンドラー (笑)

"stuff like that" は「そのような物、事、状況」という意味で
"that"は前述の話題や状況を指します
ここでは、お葬式に行く準備をしている、という状況です


つまりチャンドラーは it(自分の発言)はthat(お葬式に行く状況)
のようだ、つまり「場に合った発言だ」と言っているのです


<追記>

It's stuff like that. の解釈にはもう1つあると思います
それは "that" が何を指すのかの解釈の違いですが
ここで、that はみんながチャンドラーの発言に非難するような
まなざしを向けたこと、を指しているととらえれば
「やあ、そうだね、今のはそういう目で見られる類の発言だったね」となり
字幕の「不謹慎でした」と一致します

たぶん、字幕を付けた方はそうとらえたのだと思います

日本語でもそうですが、言葉には複数の解釈が可能な場合が多々あります
なので、それは見る人が自分で感じて決めればいいという余地が常に
残されているということです

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 使ってみよう! stuff like that
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

"stuff like that" = 「そのような物、事柄、状況」

that は前の会話の中で出てきた物や事柄、その場の状況などを指すので
は文脈の中で色々な意味になります

似たような事柄をいくつも言いたくない時や
漠然としたもの、名前が分からない物を指す場合などにも
便利につかえるフレーズです

like that が無くても文中から"stuff" が何を意味するかが
明らかな場合もあるので、その場合は省略されます

☆----------------------------------------------------

They sell stationery and stuff like that.
「文房具とかそういう物を売っている」

I don't believe in all that stuff about ghosts.
「お化けとか、そのタグイは全て信じない」

The medicine has clearly done its stuff.
「この薬は明らかに効いた」
※ its stuff は、薬が当然あるべき効果を指しています

Where's all my stuff?「俺の荷物はどこだ?」
※ my stuff は、自分の所有物を指しています

Parades and marches were the very stuff of politics in the region.
「パレードと行進はその地域の政治にはつきものだった」

※ the very stuff は
いかにも~らしい物、~に付きもの、~的なもの


☆----------------------------------------------------

ランキング↓応援よろしくお願いします!(*^o^*)
人気ブログランキングへココをクリック

ペタしてね