<お知らせ>

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このところ、毎日のペタ返しが無理そうな状況なのでしばらくペタの受付を停止します、が
今後とも読者&アメンバーの方のブログは定期的に訪問させていただきたいと思います
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シーズン2、第6話から☆
The One With the Baby on the Bus
忘れ物にご用心

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◆ 今回の注目箇所 He's just being Mr. Crankypants.
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▼場面:

モニカとレイチェルのアパート、モニカ、チャンドラー、ジョーイ、ロスとベンがいます
ベンは彼の小さなロッキングチェアに座っています

▼英語:

Monica: Who da wenny-Benny boy? You the Wenny-wenny-Benny-Benny boy, yes.
(Ben starts crying.) Don't cry. Don't cry. (To Ross) Why is he still crying?
Ross: Let me hold him for a sec. There. (Ben stops crying) Huh? There we are.
Monica: Maybe it's me.
Ross: Don't be silly. Ben loves you. He's just being Mr. Crankypants.
Chandler: You know, I once dated a Miss Crankypants. Lovely girl, kinda moody.
Ross: There we go. All better. (gives Ben back to Monica)
Monica: There's my little boy. (Ben starts crying again)
Chandler: Can I uh see something?
Joey: Cool.
Monica: He hates me. My nephew hates me.
Ross: Come on, don't do this.
Monica: What if my own baby hates me? Huh? What am I gonna do then?
Chandler: Monica, will you stop? This is nuts. Do you know how long it's gonna be before you actually have to deal with this problem? I mean, you don't even have a boyfriend yet. (Monica glares at him.) Joey, she does not look fat.

▼字幕:
Monica: 叔母ちゃんのとこへいらっしゃい(ベンが泣き始める)どうしたの?泣かないで(ロスに)何で泣くの?
Ross: 抱かせて (ベンが泣き止む)泣きやんだ
Monica: 私のせい?
Ross: ご機嫌斜めなだけだ
Chandler: 俺の元彼女みたい すぐむずがるんだ
Ross: もうご機嫌だ(ベンをモニカに返す)
Monica: おいで(ベンがまた泣き始める)
Chandler: 実験させて
Joey: 面白い
Monica: 甥っ子に嫌われてる
Ross: 違うって
Monica: きっと自分の子にも嫌われるわ
Chandler: そんな心配は何億光年も遠い先の話だ 彼もいないじゃん(モニカがチャンドラーをにらむ)不思議だよな

━━単語チェック━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼wenny-Benny = ベンちゃん(幼児語)
▼There we are. = ほらね/思ったとおりだ
▼Mr. Crankypants = 気まぐれ屋、気難しい人
▼moody = 気まぐれな、気分屋の
▼There we go. = ほらね (前出の "There we are." とほぼ同じ意味)
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モニカが甥のベンをあやしています
Who da wenny-Benny boy? You the Wenny-wenny-Benny-Benny boy, yes.
「ベンちゃんって誰かなあ~?あなたがベンちゃんねえ~」

Benny はBen を幼児語で言う感じで「ベンちゃん」くらいの意味
wennyは Benny にあわせて韻を踏んだ語呂合わせで特に意味はありません


しかし、ベンが泣きだしてしまい・・・・

Don't cry. Don't cry. Why is he still crying?
「泣かないで。(ロスに向かって)ねえ、どうして泣くのかしら?」

Let me hold him for a sec. 「ちょっと僕に抱かせて」
ベンを抱き上げるロス・・・
There. Huh? There we are. 「ほ~ら、泣きやんだぞ」

There we are. は「ほらね」という感じで、何かが上手く行った時や
人に物を渡す時などに言う感嘆詞みたいなもので、特に意味はありません


それを見ていたモニカが・・・・
Maybe it's me.「(ベンが泣いたのは)たぶん私のせいなんだわ」

Don't be silly. Ben loves you. He's just being Mr. Crankypants.
「違うよ、ベンは君が大好きさ。ただ今はちょっと気難し屋になってるだけさ」

Don't be silly. は文字どおりには「バカになるな」という事ですが
相手がくだらないことを言ったり、あるいはまったく見当違いの事を言ったり
したときに、たしなめる感じで使います
ここでは、ロスがモニカを気づかって「バカな事言うなよ、そんなはずないよ」
という感じで使っています


He is just being ~は「今だけ、ちょうど~な状態になっている」
「いつもは違うんだけど、今だけね」という感じで進行形にしています
"being" を入れることで「今だけ、たまたま」という感じが強調されます

Mr. Crankypants, 女の子なら Miss. Crankypants
「気難し屋さん、気まぐれ屋さん」という感じの意味になります


そこにチャンドラーが口を挟みます
You know, I once dated a Miss Crankypants. Lovely girl, kinda moody.
「一度だけ気難しい女の子とデートしたことがあるよ、可愛かったけど気分屋だった」

There we go. All better.「ほ~ら、機嫌が直った」
ロスがベンをモニカに渡します

There's my little boy. 「私の可愛いベンちゃん」
ベンを抱くモニカ すると、ベンが再び泣きだします (笑)

my little boy で「それでこそ、私の甥っ子だわ」という感じ

その様子を見ていたチャンドラーが・・・
Can I see something? 「ちょっとある事を試してみていい?」

このsee はどんな感じか「確認する、試す」という感じ

ト書き
[Takes Ben. When he puts him close to Monica, Ben cries. When he moves Ben away, he stops crying. He does that a couple times.]

[チャンドラーがベンを抱いてモニカに近ずけると泣きだし、遠ざけると泣き止みます
それを数回繰り返します]

それを見ていたジョーイまで・・・・
Cool. 「面白いな」

すっかり自信を失くしたモニカ・・・
He hates me. My nephew hates me. 「ベンは私が嫌いなんだわ。甥っ子に嫌われてる」

Come on, don't do this.「おい、やめろよ」
ロスが止めに入ります

What if my own baby hates me? Huh? What am I gonna do then?
「もし自分の子供にも嫌われたらどうしよう?その時はどうすれば?」

Monica, will you stop? This is nuts. Do you know how long it's gonna be before you actually have to deal with this problem? I mean, you don't even have a boyfriend yet.
「モニカ、やめろよ、バカげてる。そんな心配はまだずっと先の事だ
だって、つまり彼氏もいないのに・・・」

そこまで言って、モニカににらまれるチャンドラー
しまった・・とばかりに慌ててお世辞を言っています
Joey, she does not look fat.
「なあ、ジョーイ、モニカは太ってなんか見えないよなあ・・・」

お世辞のつもりがまったくの逆効果でした!(^▽^;)

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◆ 使ってみよう!He's just being Mr. Crankypants.
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ご機嫌斜めでむずがるベンに対してロスが・・・
He's just being Mr. Crankypants. と言っています

「彼は今ちょっとご機嫌斜めなんだ」
「(いつもはいい子なんだけど)今だけちょっと気難し屋さんになってるだけなんだ」

という感じの言い回しです

He is Mr.Crankypants. と現在形で言い切ってしまうと
ベンが「常に、恒常的に」気難し屋な性格だ
という意味になってしまいます

"being" は「いつもは違うけど今だけちょっと」
というニュアンスを出したい時に便利な言い回しです

シーズン1の第5話
でもレイチェルが....

Oh, am I being like a total laundry spaz? 
「あら、やだ。今私ってお洗濯初心者みたいだった?」

あまりにも初歩的な質問をしてしまって
洗濯未経験者だとロスにバレないように慌てて言うセリフでした ^^

この "being" には「いつもは違うのよ、今だけなの」という
気持ちが表れています


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Mr. Crankypants, 女の子なら Miss. Crankypants
「気難し屋さん、気まぐれ屋さん」という感じの意味になります

他にも似たような表現で・・・・

"fancypants = 気取り屋さん"
普通は後に名詞を置いて、「気取り屋の~」という風に使います

We liked the restaurant's food but not the fancypants decor.
「あのレストランは食事は美味しいけど、気取った内装がちょっとね・・」

I don't know what she sees in that fancypants college professor of hers.
「あの気取り屋の教授を彼女がどう思ってるかは知らないよ」

一方、"smartypants = 知ったかぶり屋さん" 
は名詞として使う事が多いと思います

いずれにしろ "-pants" は普通は子供や、仲のいい友達に対して親しみをこめて
ちょっと可愛いっぽく使う言葉で、大人に対してもっとネガティブな意味を
込めたい場合は "smart ass"、"smart aleck" などを使います
「こざかしい、すかした、偉そうな、生意気な」という感じで
ちょっとネガティブな意味あいが強くなります
※alec or aleck は人名で、語源は故事に由来しています

"scaredypants = 意気地なし、弱虫" = scaredycat
も名詞として使います

"-pants" 自体には特に意味はなく、子供っぽいトーンを出すため(?)
につける接尾語みたいなものです


例)

She is a real smartypants telling us what to do.
「彼女は俺たちに指図するなんてホント生意気だよな」

Don't get smart with me. 「俺に偉そうな口を聞くなよ」

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