大磯町の方々はみんな吾輩に優しく接してくれるというのは、この三ヶ月常日頃思ってきたことです。

一番お世話になっている板長は本当によく様々なことを教えてくれます。 
これからのお店の戦力として育てるわけでもないこの57歳のオッサンの面倒を、よくみてくれるのです。
系列店の社長さんは時々御飯に誘ってくれて、吾輩の話をよく聞いてくれます。
修行先、系列店の従業員の方も親切に色んなことを教えてくれます。

その他、街で声を掛けてくれる人にも嫌な気持ちになったことがなく……
ただ何度か話をしたことがあると言うだけで、今はその方の住まいの一角で寝泊まりさえさせて頂いております。

大磯の方々は本当によくしてくれます。

メディアに露出していると一定数のアンチは必ず存在していて、先日修行先のインスタに
「風呂も入っていない人間を調理場に立たせているのはどんなものか」
という書き込みがあったそうです。
どこかで吾輩の今の生活環境の情報を得たのてましょうね。
居候の身ですから確かにゆっくり風呂につかるなんてことはしませんが、少なくとも朝晩はシャワーを浴びてますし汗をかきすぎた時は昼も浴びています。
それでも基本的には風呂に入る派なので、きっと生配信かなんかで
「たまにはゆっくり風呂に入りたい」
とでも言ったかも知れませんが挙げ足取りにも程がありますね。

そしてそんな書き込みがある事によって不愉快な思いをさせしまう人がいることに、心から申し訳なく思っています。

さて、話を"大磯の人"に戻しましょう。

主任と撮らせて頂いた1枚です。

主任にも日頃本当にお世話になっています。 

大袈裟に言うと主任の心遣いによって吾輩の体調が維持出来ていたり、モチベーションが保てている部分があります。
そしていつも美味しく参考になる賄いを作ってくれるんですよ。

昨日主任が作ってくれた賄いも、本当に勉強になりました。

大きい皿にあるワカシのハンバーグが絶品でした。

ワカシの身自体が癖のない白身ですからフライに適していることは実践済みなのですが、ハンバーグにするとこんなに美味しいなんて新鮮な驚きです。

充分にメインで提供出来るレベルです。

明日にでも主任に調味料や注意事項を確認して、自分の店を持ったらパクってもいいかの許可も頂こうと思っています。

このハンバーグは本当に美味しかったです。


一瞬…… 
ひき肉のハンバーグかなと思う食感と味ですが、きっと調味料の成せる技ですよね。
カップ麺で本物のラーメンに寄せる努力をしたものがありますが、あれは吾輩はあまりよく思っておりません。
カップ麺としての美味しさを追求したものの方が安心出来ます。 
ですがこのハンバーグは一瞬ひき肉かと思った後に魚だと気付くのですが、そこから
「お魚のハンバーグ、こんなに美味しいんだ……」
と、嬉しさが加速していくんですよね。

勿論加工肉を使っているハンバーグよりは健康上も遥かに有益です。

まだ開店場所も決まっていない吾輩の食堂ですが、こうして大磯でひとつふたつメニューが決まっていくのは有り難いことですね。

大磯町は、我が人生にとって忘れ難い土地となります。




はい、左様なり♪