種子島に居を移して一ヶ月余り……

我が人生においては初と言ってもいい、先々へのプランを抱えての移住です。


種子島で食堂をやりたいわけです。


借金をしてのスタートですから最初はその返済に専念しますが、終わったら種子島の子供には経済的な負担無しに食べて貰う食堂にしたいのです。

いわゆる、こども食堂ですね。

最初はシングル家庭を対象にと思ったのですが、一緒に手伝ってくれる娘から

「なかなかシングルですって言いにくいだろうから、種子島の子供みんなを対象にしたら?」 

と言われて至極納得しました。


娘の方が上手でした……


お母さんが買い物に行って、帰って作って、食べさせてから片付けをして……

それだったら

「今日はあの食堂に食べに行こうか」  

となってくれれば有難いですね。

食事をしながら会話が弾んで……

もし当店が家族のコミュニケーションの場を提供出来たとしたら、それはいよいよ本望です。


都心ではもう家族間の会話も少なくなっているように感じます。

家族が仲良くて、団結していて

その家族の集まりである地域がしっかりして

その地域の集まりである行政区がしっかりして

その行政区の集まりであるこの国がしっかりしていくのだと思います。


家族は、社会の最小単位ですからね。


今は開店の準備でバタバタしているところですが、当店始まりの趣旨を理解し協力して頂ける会社が見つかりました。

ゆくゆく応援を御願い出来るところも探さねばと考えていた矢先なので、本当に感謝感謝です。


15 歳で実家を離れ進学してからこの57歳までに一番長く生活した岐阜県多治見市の丸半製陶所の柴田武司ど御縁があり、また土岐市の(有)勝山(しょうざん)とも繋げて頂いて両社より沢山の陶器を御寄付頂きました。

自分は土岐市とも縁がありまして同市妻木の接骨院で修業をしていたことがあります。



またおふた方との縁を結んで頂いた多治見市の飲食店店主、服部さんに深く感謝しております。

彼は吾輩が多治見で整骨院をしていた時に同じテナントで喫茶店をやっていました、今でも彼の乗っていたスポーツ車のナンバーが4127であったことを覚えています。 

送って頂いた荷物を広げていると、その梱包だけでも大変なお手数をお掛けしたことが解ります。

しかも今回は大量のスプーンも頂きました。

そしてそして、是非とも着払いでと御願いしたにも関わらず送料までも御負担頂き申し訳ない限りです。



種子島の方々に喜んで頂ける食堂にします。


そしていつか必ず丸半製陶所さんと勝山さんに直接お礼に伺います!


本当に本当に、有難うございます!



はい、左様なり♪