先日、まいこちゃんとお話ししていて

「私たちはさ。魂が出しゃばって生きてるんだよね」

って話になりました。

魂が出しゃばるって何？って申しますと。

普通はみんな、理性とか固定観念とか思考とか

頭が邪魔して

こうあるべき・・

こうあらねばならない・・

こんな風になってはいけない・・

こんなことをするべきではない・・

ってなって

本音よりも建て前で

衝動よりも理性で

自分の気持ちより体裁を気にし

行動しているのだと思います。

なぜなら、私たちは幼いころから

そうやって、集団からはみ出さないように教育されてきたからです。

ここで、【魂】に馴染みのない方に説明しますが

私たちは肉体＝自分・人間と思っていますが

実は私たちは、肉体と心と魂という三位一体で人間として成り立っています

まず赤ちゃんとして生まれ・・

成長するうちに

「おや、こりゃなんだ？食ってみっか。パク！なかなかうめえな。もぐもぐ」

↑自分の足を発見。味わう。

って、体というものを発見し

それを動かすことを発見し

更に成長するうちに

怒って、悲しくなって、寂しくなって・・嬉しくなって、楽しくなって

恋をして

心を発見していくわけです

そしていよいよ。

人生の転換期を迎え、失敗をし、恥をかき・・挫折を知る中で

何やら体と心だけではない・・もっと深遠な存在が自分の中にあるのでは・・

と魂との出会いに向かう旅に入っていくのです。

＊人生の中で魂との出会いの旅に入らない方ももちろんいます。

私が魂との出会いの旅に入ったきっかけは26歳の時

実家にあった、中村天風さんの本でした。

私が生まれた12月1日に亡くなっている彼の人生に

私は衝撃を受けました

こんな男がこの世に存在したのかと。

↑生きてたら間違いなく会いに行ってた。

満州での壮絶なスパイ体験や

旅の途中の船で

肺結核になり死にかけたのを

不思議な老人に出会い助かる話などなど

波乱万丈とミラクルな物語の数々。

その本を通して

私はずっと求めていた誰か・・

すごく大切な存在なのに、はっきりしない何か・・

自分の失くした欠片・・

【魂】に触れたのです

そこから、長い期間をかけて

私は自分のバラバラになってしまった

体と心と魂を再び一つにしていくプロセスを経てきました

天風さんほどじゃないけど

色んな体験を乗り越えて

どん底を味わって

死にかけて

自分の中の禍々しいほどの闇を

紐とき、見つめ、受け止め・・繰り返してきた結果。

ジワリジワリと魂が目覚め始め

いつの間にか、人間・中村愛を押しのけて

魂が出しゃばってしまったんですね

魂が出しゃばって生きるとは

宇宙の意思、神様の意思を生きること

自分（個）を明け渡して

起こることすべて

抵抗、選り好みすることなく

柔軟に受け入れていくこと。

決めつけることなく

人や出来事や何かのせいにすることなく

自分ですべてを受け止め消化（昇華）していくこと。

自分の魂の成長だけではなく

人（全体）の魂の成長の目的にも貢献していくこと。

頭ではなく感覚に従うこと。

そこには限りない可能性と

果てしない自由な世界が広がっています。

理性（人間的思考）を衝動（本能的感）が超えたとき

大きなエネルギー（神様の力）が働くからだそうです

昨日のしくじり先生でも水道橋博士が言っていましたが

固定観念・信念などの

こうあるべき、こうするべきという凝り固まった思い込みは

人生の可能性を限りなく狭め、人の視野を狭くしてしまいます。

ですから

人間的な狭い価値観、固定観念の中で生きているうちは

奇跡や魔法は起こり得ませんが

魂という肉体・時間・空間などの制限を超えた世界では

すべてが奇跡と魔法なわけです

私は常に

この人間的価値観の世界と

魂的魔法の世界を行き来しながら生きているのです。

この小さな離島にいながら

でっかい世界を生きているんですよ

次元超えてますからね

昔から、小さく纏まりたくない。

でっかく生きたいとは望んでいたけど

【事実は小説よりも奇なり】とはよく言ったもので

固定概念・価値観を壊していく毎に

人生が奇妙になっていくのでどうしよう・・

って感じです（笑）

安定期に入ったら、ラスベガスの母のとこに遊びに行くかも