4月から消費税増税が理由で駆け込み需要が高まっているようです。


周りで目立った駆け込み需要による購入というのが、家電、自動車、マンションでしょうか
近所のヤマダ電機に行っても、トヨタ販売店に行ってもいつもより混んでますし、駅のつり広告を見ても、マンションの広告だらけです。


消費税増税前に買っておいた方がお得な感じがするのかもしれませんが、必ずしもそうではないでしょう。



消費税が3%から5%になった時にも、「消費税があがる前にマンション購入を」と考えていた人も多く、駆け込み需要でマンデベの売り上げが一時的に上がったのですよ。正直言って、買あおりの雑誌記事や、広告なども多くみられました。




駆け込み需要で多くの物件が売れたのですが、増税後は逆に、マンションが全然が売れなくなってしまいました。潜在的な顧客が一気に増税前に買ったために、増税後は客が激減したのでしょう。



需要が下がったため、不動産価格は増税後に下がってゆきました。このため、駆け込み需要で慌てて買うよりも、増税後に不動産価格が下がってから買った方がお得という結果的になりました。


これは、不動産だけではなく、その他の業種にも当てはまります。


例えば、
エコカー減税の時にも、駆け込み需要が起こって一時的な売り上げは増えましたが、その後に大きな反動が出て、自動車が全然売れない時期がありました。売れない時期というのは、消費者にとって、値切りやすい環境と言えるでしょう。



「歴史は繰り返される」ですね。