引越しを2週間後に控え、日中は手続き関係に奔走中・・・。

同じ区内での引越しなので、転出届や転入届などは必要ないのですが

転居届は必要で。

でも、ネットの開通やら水道・ガスや電気などのライフライン系の手続き、

郵便物にいたるまで、ほとんどがネット上で済ますことができるので

便利な世の中ですな。


経理主婦のつぶやき日記-a

お風呂上りにふと見ると、娘が

ちゃんと目がふたつに口がひとつ、手も2本出ている

落書きをしていてビックリ。

いつのまにーちゃんと”ヒト?”が描けるように

なってたんでしょ。

親ばかですがなんだか感動(笑


天才! 成功する人々の法則/マルコム・グラッドウェル
¥1,785
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この本、すっごく面白くて。

どんな才能や技量も、1万時間練習を続ければ”本物”

になる、「1万時間の法則」などが紹介されています。


たとえば、プロとアマチュアのピアニストについて

調べたところ、プロになった者は練習時間が1万時間

を超えており、”優れた”学生グループは8000時間、

音楽教師レベルが4000時間を少し上回る程度だった

という。


売れる前のビートルズは、ドイツのハンブルクの劇場で

毎日8時間演奏させ続けられ、

マイクロソフトのビルゲイツは、大学のコンピュータに

無制限でつなぐことができるパスワードを偶然に手に入れ、

授業に出るより一晩中、コンピューター室に入り浸って

いた。

彼らの足跡を追うと、みなマジックナンバー1万時間を

超えて熱中していたことがわかるのが興味深いです。


また、”民族的法則”というものも取り上げられており、

たとえば同じ数字の数え方でも西欧諸国とアジアでは

違いが見受けられ、ただそれだけの差異で数学の

出来も違ってきたり


大韓航空機が他のエアラインと比較してなんと

17倍もの確率で墜落していた時代があった

けれど、それもかの国の言語体系が他の国と比較して

特殊で(目上の者を敬う尊敬語や謙譲語などの種類が

5つもある)そのために墜落していた、、、という

信じられないようなことも。


これを改革したのは、なんと社員を英語の堪能な者

オンリーにしただけで解決した、というのだから

ビックリ。

なぜならば、英語の世界に上下関係などの

ヒエラルキーにまつわるものが少ないから。

韓国語?だけで機長と副機長が会話するとき、

副機長は、機長に全くもって意見することができず、

気候が悪くなっている、先方は危険だ、とストレートに

言えばいいのに、

「機長、気象レーダーがおおいに役立っています」

と示唆することしか言えなかった、という

墜落した機内から

発掘されたボイスレコーダーの記録が怖すぎます。


んー、うまく要約ができなくて残念なんだけど

本を読むとゾクゾクしてくるようなくだりが出てきて

なかなか考えさせられました。


結局、この本で言いたかったのは

何かを習熟するのには1万時間、

周囲の環境、文化的な遺産など

が必要だということなんだと思います。


あの大惨事、スリーマイル島の事件も、

飛行機の墜落事故も、

ドラマティックなことが原因なのではなく、

ほとんどが些細な人的ミスの連続が

重なって起こっている、というところが

またまた。。。


ところで、ユニクロも楽天も、日本国内の企業

だと思いますが、社内での公用語は英語だそうです。

なんだか、ナットク。