昨日は三男の社会科見学の日でした
おやつは300円以内で・・・今も昔もおやつの相場は変わらないのかな
前日に、いつも行くスーパーで楽しくに計算しながら、残り62円で買いたいお菓子(かば焼きさんやガブリチュウ)がそこにはないので・・・さらにコンビニに行ってそれらをゲットするというこだわりぶり
「果物はミカンをまるごと持たせてね」とリクエストまで・・・
持ち物もしおりを確認しながら自分ですべて用意していました
敷物を手渡すと「広げて見せて」と言うので見せてあげると、
「これだけあったらお友達よりも広ーく敷いて座れるな」ってゲラゲラ笑っていました
そして彼は大きな声で「ハンカチ、ティッシュ、筆記用具・・・これでよしあとは明日お弁当と水筒をお願いね~」と言って張り切って寝たのです
翌朝、私はお弁当と水筒を手渡し、彼がリュックに詰めているのを長男・次男の朝食を用意しながら
「いつまでも赤ちゃんみたいと思っていたけど末っ子も随分しっかりしたなぁ」と見ていたのです
朝から貸切バスに乗って夕方まで、群馬との県境の利根大堰・武蔵水路を見学し、水や川に対する埼玉県の取り組みについて理解を深めることがこの社会科見学のめあてです
さらに、武州中島紺屋という藍染のお店でしぼりを入れたハンカチを実際に自分たちで染める体験もしてきます
兄達もやはり4年生のときに同じように出かけ、素敵なハンカチを仕上げてきました
元気よく楽しそうに三男が家を出たのを見送り、バタバタと兄達も登校した後、いつものように洗濯物を干し終えると・・・
私はようやくここで三男の衝撃的な忘れものを目にしたのです
我が家の白いソファの上にポツンとある白いビニール袋ふたつを・・・
それらはあれだけ楽しみにして買ったおやつとゲラゲラ笑いながら入れていた敷物でした
お弁当を一番下に入れるときにポンとそこに置いたようです
気づいてすぐに学校まで届けたのですが、私が交差点で信号待ちしているうちに御一行様は出発してしまい・・・
学校行事で三男よりも早く帰った兄達にこのことを話すと、
長男は「それはかわいそうすぎる前にそういう子を見たことがあるけど、あまりにも見ていられなくなって皆でお菓子あげたよ」と言い、次男は「面白すぎる」と爆笑していました
泣いて帰ってくるかも・・・それとも苦笑いか・・・どんな顔で帰ってくるか心配していた私達をよそに、帰宅するなり一言
「おやつと敷物を忘れてしまったよぉ・・・でも過ぎたことは言ってもしょーがないお弁当を忘れるよりマシだもんそれよりさぁ、おみかんも入ってなかったよ~」
そうです
リクエストされていたまるごとをうっかりお弁当と包むときに私もテーブルに置いておきながら
すっかり入れ忘れていたのでした
よくよく訊くと、お友達の敷物に一緒に座らせてもらい、おやつは皆「あげる」って言ってくれたけれどすべて断ったそうです頑固すぎるでしょ
その後自宅でおやつを完食したのは言うまでもありませんね
「やっぱりかば焼きさんは美味しい」と言いながら
余談ですが、ハンカチを藍染した彼の手は妖怪人間ベムベラベロのようになっていました
未だかつて作業中に手袋を外して自分の手まで染めて帰ってきた息子はいなかったのでこちらも参りました~