伝説の外資トップが説く リーダーの教科書/新 将命
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著者はシェル石油、日本コカコーラ、J&J、フィリップスなど外資6社で40数年にわたり、社長を3度、副社長を1度経験しているおもろーな人。

巷にあふれているハウツー本じゃなく、当たり前の、地味で、だけど大切なことをつらつら述べている。だからこそ本書がリーダーの教科書という名前負けしないものだったと思う!!

本文中にピータードラッカー、孔子、松下幸之助、鋼鉄王カーネギーなどを引き合いに出しているのだが、著者が記す文面は、むしろ彼らの本質を受け継いでいるように書かれているように感じた。

外資に行く人、興味がある人
リーダーになりたいと思っている人
過去にリーダーをしてうまくいかなかった人
におすすめです。

感銘した部分をちょっとだけ言うと。
・Active listening(傾聴)を行え。
・3勝7敗だったら大成功の人生。
・ロジカルに説得し、感情で動かせ。
・3人の信頼するメンターをもて。
・哲学や古典、芸術など無用の学から感性をつけろ。
・マクロな知識からミクロな実践に変換せよ。
・8褒め2叱りという人を育てる黄金比。
などなど。

社会人になってから読むのもありですが、今まず一度目を通すのもありやなーと思うた今日この頃。