もっぷ月間に関連して思い出した事があって、忘備録。
先日、レッドロブスターに行ってきました
。
実は、8月末にメールのデーター整理をしていたら、こんなメールが来てまして。
日付は25日だったんですけど、気が付いたのが31日。
めちゃくちゃ平日で、しかもその日の内に予約しなくてはポイントが消失して
しまうらしい。
勿体ない！
つくづくミニ豚、貧乏性です。
彦どんは仕事、プチ豚ちゃんは学校で、ミニ豚一人だけしか使えない。
コロナだし、空いてる時間っていうとランチかなぁ。。しかも2000円という豪華ランチ。
平日でも繁華街は避けたいところ。。
などなど、いろいろ条件を考えてると。。
井の頭五郎（孤独のグルメ）モードになって、
「ミニ豚、お前の胃袋は何を食べたい？」と聞くと
牡蛎が食べたいです。
そう、ミニ豚、牡蛎が大好きなんです。
そこで、ある事を思い出しまして。
もっぷを不正咬合のオペにセカンドオピニオンの動物病院に車で行ってた
途中にレッドロブスターがあることに！！
みなさんの街にはレッドロブスターありますか？
ミニ豚は、レッドロブスターに憧れて、それはそれは大昔から一度行きたい
お店だったんですけどずっと縁がないお店だったんです
。
昔、ミニ豚の住んでいた実家の街にレッドロブスターが出来た時がありまして。
もう、30年以上も前の話です。
今は撤退してして回転寿司屋さんになっているのですが、立川市と日野市の間に
多摩川をまたぐ日野橋という所があります。そこの立川寄り手前に甲州街道をつなぐ
五差路の所にレッドロブスターが出来た時、当時はアメリカ好きな叔父家族と
「行きたいね！行こうよ。」と言って盛り上がったんです。
ロイヤルホストが祖母の家の近所にあったんですけど、レッドロブスターの方が
豪華なファミレスで画期的だったんです。
でも、子ども時代に食べさせてもらったロイホのオニオングラタンスープはミニ豚の
お気に入りで、今でもオニオングラタンスープを自分で作るんですけど、ロイホの
味には近づけないですねぇ
。
ミニ豚の実家のある市は、終戦後、一時期米軍基地があった街でした。
今は都市開発でその面影を感じる事はできないのですが、ミニ豚の祖父母の
代からその街に住む様になり、兄で3代目になります。
母から聞いた話は、母の子供時代、米軍が駐留していたころ、住んでいた家の
隣にフランス人の経営していたステーキハウスがあったそうで、道路で
近所の子たちと遊んでいると、黒塗りの将校のご家族が、ステーキハウスに
食事に来るところに遭遇してたらしく、ある時、同じ年ごろの女の子が降りてきて、
生きているフランス人形の様に透き通った白い肌に青い目で
それはそれは綺麗で、一方の母はというと、おかっぱ頭に下駄という恰好で、
その将校さんの娘はフリルのついたパプリーブのワンピースに赤いエナメルの
靴を履いて、金髪に素敵なリボンで髪を結わっていたそうで、
その姿は忘れられず祖母にワンピースの絵を描いて、作ってもらったけど、
エナメルの靴はどうしても当時は無理で、憧れてたそうです。
そりゃそうですよね、アスファルトの道路じゃなくて、あぜ道だらけの時代です。
仕込みの時間になると、レストランから今まで嗅いだことが無いような
美味しそうな香り（大人になってからブイヨンだったと分かったらしい）と、
ドアが開いてると厨房らしき所で弟子の人がチーズをおろし器で擦って
粉チーズを作ってたらしく、そこに一度でいいから利用して料理を食べたい
と思ったそうです。
でも、給食に脱脂粉乳の時代ですし、とてもじゃないけど無理な話で、
その内そのステーキハウスは米軍が移転したのを機に、本国にシェフが
帰国し閉店してしまい、とうとう利用することはなかったそうです。
時は流れ、母は銀行員になり、その頃は銀座で上司に職場の仲間と一緒に
洋食をご馳走になる機会が何度かあったらしく、粉チーズは勿論、
洋食を堪能したそうですが、母にはボリューミーで高カロリーだったらしく、
レッドロブスターが来たときは「和食しか食べたくない、お店に興味はない。」
となり、兄と私は行けず仕舞いでした
。
でも、そんな米軍の駐留時代の話は母からも叔父からも聞いていて
子ども時代のミニ豚は小さな頃からアメリカに憧れて、大人になってからは
アメリカにとどまらず、ヨーロッパ文化にも興味を覚える様になりました。
余談ですが、叔父は英語の通訳の資格を持っており、根っからの
Macファン
。
おぼろげなんですけど、ミニ豚の小学生時代にMacintosh128Kが祖母＝叔父の家に
あったんです
。
その前には45分のカセットテープでマイクロソフトのパソコンを立ち上げてたのを
覚えています。まだWindowsOSという概念がない、MS-DOSと言われていた時代です。
立ち上げに8インチフロッピディスクで2回交換するとかよりも前の話です。
でも、時系列的に計算が合わないんです
。
AppleStoreの日本第1号店が銀座に開店したのは2000年過ぎてから。
Macintosh128Kは1984年ぐらいの発売で、私が小学校に見た年代と一致します。
アメリカ本国でさえ、128Kを買う人って相当のマニアだと思うんです。
ましてや当時の日本で叔父はどうやって、このマシンを買ったんだろう？？？？？
128Kの基盤の裏には、当時のステーブ・ジョブスを始めとする128Kの開発に
携わったエンジニア達の署名が刻印されているらしいのです。
叔父の128Kにもあるのかな
。
叔父は既に癌で10年以上前に他界しており、今度叔母に聞いてみたいと思います。
そして更にさらに時が流れ、2021年現在。
レッドロブスターとめでたく再会はできたものの、もっぷの存命中は
愛兎が全身麻酔で歯削りをしてる時に、外食を楽しむ気分にはなれず、
今回のメールでポイントの期限のお知らせが届くまで、スッカラカンに
忘れてました
。
で、レッドロブスターがホットペッパーグルメにエントリーされてるか
ポイントを利用できるか調べた所。。。
あったんです！
早速予約をして、2000円割り引いてもらうことに。
↑もっぷを病院に連れて行くときは、こんな感じで連れて行ってました。
電車で病院に行ったこともあるのですが、車の方が家に戻った時の疲労度が
軽かったので、車での移動がメインになりました。
しかし、もっぷが他界し見送ってから、ミニ豚は体調を崩してしまい、
ショートドライブ（買い物の為に10～20分以内での運転をメインにするドライブの事）
しかできなくなっていたんですね。
もっぷを見送ってから2年。
そろそろ中距離（1時間程度）のドライブもできるようになりたい。
もっぷに「もう、きみ、いなくなっちゃったし、ミニ豚は君の看病頑張ったし、
いいかな？贅沢しても」って仏壇に聞いたら、なんとなく頷いてくれたような
気がしまして。
でも運転してみると病院に行くときの道と同じなので、
ちょっと思い出しちゃうんですよね
もっぷが隣にいて、思わず病院に行かなきゃいけないような
錯覚になり、「あそうか。もういないんだっけ。」と分かると(´；ω；｀)ﾌﾞﾜﾜｯ。となる
。
ペットを見送った経験のある方なら、この気持ち分かる人いらっしゃいますか？
不思議と予約当日は体調が良くて、無事に着いて、とりあえず乾杯しました。
ずっと行きたかったレストランなので、結構嬉しかったです
。
ランチから1品。
1品料理から1つ選ぶことに。
一人なので、あれもこれもは無理ですしね
。
ランチはすぐに決まったんですが、一品料理は牡蛎に決めたつもりが
メニューみてたらシュリンプにもぐらつきまして
最後はこのどちらか1品をオーダーしました。
前菜。
やったー！ウニ焼きにしました。
パスタを最後に食べたんですけど、少なく見えますが、結構アメリカンサイズでして。
ソースは濃厚で、ボリューム満点。しかし、牡蛎も濃厚でお腹に貯まり食べきれず、
どうしようか思案してたら、お店の人が包んでくれました！
夏以降、初めてのんだホットコーヒー。
また秋がくるんだなぁ、とほっこり。
大満足で、もう少し時間が欲しくなったのは・・・。
ホットコーヒー飲んでたら、スイーツが食べたくなってしまい
時間を置いて、もう少しいられる時間があれば、食べようかと迷いましたが、
また今度は家族と来ようと思い、今回はここでおしまいにしました。
1000円でお釣りが来たので、すごくお得なランチでした。
ありがとう、レッドロブスター＆ホットペッパーグルメさん。
会計の時に、水槽とロブスターが珍しくて、記念に撮らせてもらいました。
大きさによって、3段に分けられてるそうですよ。
カナダから空輸されたロブスターなんですって。
一番大きいロブスターが上。
中くらいが中段。
小ぶりのロブスターが下段。
水槽のロブスター見てたら、何だか癒されてしまって。
餌をあげたくなっちゃうような、いつまでいても飽きない。
田舎の海が無性に恋しくなってしまいました。
「おっといけない、水族館じゃなかった。」と早々にお店を後にしました。
家に帰ったら、いつもの日常に戻らなくては。
これから食欲の秋ですね。
ミニ豚18日にコロナワクチンの2回目を接種するので、栄養を少し早めに
取らせて貰いました。
明後日なので少し緊張が始まっていますが、予定通り接種してこようと思います。
そういえば、地震が金沢の方でありましたね。久しぶりの緊急地震速報のサイレンに
驚きました。もっぷがいなくなっても、やることが目白押しです。頑張ります！
では、よい週末を。