小さな愛の話① | くまおやじのブログ

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廃墟と化した建物のリフォームを中心にブログを考えています。
時々子供たちの事や、趣味、アウトドアの事を載せるかもしれません。
リフォームはいろんな面で思ったより大変ですが、辛い事ばかりじゃなく楽しい事も載せたいと思っています。

今年の冬は幾つかの近くの水田に水が張られています。
なぜなんだろうと不思議に思っていましたが、水鳥のえさ場としてさらに、水田の微生物の活性化などの理由がある事を知りました。
水が張られている水田の一つに三羽の鳥がいつもいます。
雄二羽雌一羽のマガモのように思いましたがいつも同じ水田にいるので不思議に思い、よく見てみると翼の大きさや模様に違いなどからアヒルだと云う事が解りました。
アヒルは沢山糞をするので田んぼの肥料にしたいという思惑があるのでしょう。
そのアヒル達を見ていて私がこの地に入植して開墾していた頃から出会った今は亡き三羽のアヒル達の事を思い出しました。
今回はそのお話です。
庭に放置されたゴミをかたずけ、生い茂った篠を刈り込み、雑草の処理に悪戦苦闘していた頃。どこからともなく放し飼いの三羽のアヒルが庭に遊びに来るようになりました。もともと水禽が好きだったのでやせ細っていたアヒル達がかわいそうに思えて餌を与えるようになりました。
最初は慣れていなかったのですが、徐々に慣れて私が姿を現すと駆け寄ってくるようになり体も大きくなって来ました。
そんなある日。