こんばんは。いいのかな時間帯的に。メタモルフォーゼの縁側という芦田愛菜さんと宮本信子さんのダブル主演と言っていいんでしょうか?映画を見てきました。漫画が原作みたいですけど面白かったですね。思っていたよりずっと良かったです。

 

推し活、今最近ねよく聞く言葉ですが、まあ二人共 BL が好きになって(ボーイズラブですね)17歳と75歳の女性でもそれで盛り上がっちゃえるって言うのすごいよね。
75歳の方の感性が瑞々しいっていうのもあるんでしょうけど、そこで二人で楽しい時間を過ごすという漫画の感想で。
女子高生の方がちょっと内気で、自分に自信がない所があるので、年上の方ゆきさんが「あなたは漫画を書いてみたらいいんじゃないの」って言ってそっと背中押して。
彼女は漫画を書き始めるんですけど。それもやっぱりなかなか最初なんでうまくいかなかったりとか
自分に自信が持てなかったりとか。彼女なりの葛藤があるんですけど
その辺が非常にわかりやすく描かれていました。

 

作品の絵も…失礼ですけどそんなに緻密ではない、書かれた方に失礼なんですが。
その辺もすごいリアリティがあり

 

作品を当日コミケに売りに行くということで、ゆきさんも一緒に行くはずだったんですけど、急に調子が悪くなって行けなくなっちゃうんですよね。そこでまたうらら、まなちゃんの方のどうしようか?自分一人で行けるかみたいな、その辺の逡巡も良く描けていて素晴らしかったです。
まああんまり言うとネタバレになりますけど、彼女が自分で手掛けた初めての漫画が、思わぬ人のところに渡って。それがまた実際漫画家さんが自分でストーリーを描かれたわけでもありますし、やっぱりプロとかアマとか関係なく、漫画にかける愛情に変わりはないんだなっていうのに打たれたし

 

漫画家さんにとっても、自分のファンである人が、自分の作品にインスパイアされて漫画を書くっていうのは凄い励みになるっていうか、冥利に尽きると思い。そういうのもすごく分かったいい映画でした。