水嶋ヒロさんの小説が発売された。

KAGEROU

である。アマゾンでもやはり売っているようだ。現在入荷待ち。大人気だな。

http://www.amazon.co.jp/%EF%BC%AB%EF%BC%A1%EF%BC%A7%EF%BC%A5%EF%BC%B2%EF%BC%AF%EF%BC%B5-%E9%BD%8B%E8%97%A4%E6%99%BA%E8%A3%95/dp/459112245X/ref=cm_cr_pr_product_top

ここのレビューのひどいこと、ひどいこと。ついでにタグのひどいこと、ひどいこと。

★1つから★5つの5段階評価で、★1つか★5つの真っ二つだ。毀誉褒貶が激しいのか、とも思ったが、★5つの方のカスタマーレビューを読むとこれがとんでもない内容のものばかりだ。

まず★1つのものだが、概ね罵倒だ。で、★5つだがこちらは皮肉だ。皮肉を込めての★5つ。

★2つは?★3つは?★4つは?

……申し訳ないが、本も読む気が起きないが、少数派のレビューを読む気も起きない。罵倒と皮肉だけでもうおなかいっぱい。

水嶋に対して意地の悪いレビューばかりを殊更選んで読んだわけではなく、ただ並んでいる順番に読んでみたのだ。星が少ない方からと多い方からと。でも私が確認した限りにおいて、水嶋やポプラ社に対して好意的な内容のものはただの一つもなかった。

出来が良い小説ならば、アンチがいるのはともかくとして、もう少し好意的意見があるはずなのだが……。

霧

蜉蝣は、地中で長い時間をかけて幼虫から成虫に育つ。そして成虫になって太陽のもとに飛び立ち、数日で命を落とす。蜉蝣はそういう虫だ。

KAGEROU/齋藤智裕
¥1,470
Amazon.co.jp