とあることがきっかけで、
赤しそを入れた3袋のうち2袋を緊急で
梅酢と梅干しに分けて瓶に移し替えました。
といいますのも
農家さんから購入したもみ紫蘇のアク抜きが不十分だったようで梅酢が濁っていたためです。
自家製の赤紫蘇オーディションで抜粋された大きな紫蘇のみを使用したアク抜き済みの梅酢はこちら。ポートワインのロゼのように透き通っています。
文字が読めるくらいクリアなのが特徴です。
またこちらは何も入れていない白梅酢。
非常にクリアです。
購入した大量のもみ紫蘇を使った2袋(左上:右下)は赤しそがびっしりと入っていたためなかなか気がつかなかったのですが
全く透明度がないことに気がつき『カビによるものかな?』と思ったほど。
実際にはもみ紫蘇のアク濁りということがわかりました。
カビだったら大事件ですが、あくまでアク(笑
ただポロポロとした細かい紫蘇の葉クズが多いので
カビが発生しないようアクと共に取り除くことにしました。
(綺麗な色に染まったピンク色の梅干したち)
まず消毒済みのガラス瓶に梅干しを慎重に移し替えます。
梅酢は細かい紫蘇のカケラがかなりたくさん入っていたので何度か濾して綺麗になるまで繰り返します。
とても手間と時間がかかりますがしっかりと。
この作業を先にやっておくことで干す際の手間はだいぶ省けます。さて、濾した梅酢を火にかけてみましょう。
すると...
出来上がりの梅干しの味に影響するかはわかりませんが、
あまり気持ちの良いものではないのでできる限り取り除きます。
今回は梅干しにする良梅が多く手に入り
多めに梅を漬けたため大量のもみ赤紫蘇が必要となったので
自家製もみ紫蘇のほか緊急で農家さんから大量のもみ紫蘇を初めて購入して恐る恐る試してみたのですが、
大量になると流石に繊細に紫蘇オーディションをするわけにはいかないでしょうし
もみ紫蘇つくりはアク抜き処理含めてかなり手間が必要な作業なので(梅干しの中で一番手間です)
塩と梅酢で揉む程度で出荷されたのかもしれません。
そのまま使用できると唄っていても
『届いたものは塩を更に足してしっかりとこちらでもアク抜き処理を繰り返し行う』
これが得策に思いました。
そして市販品に不安がある場合はやはり
『多少の手間でも自分で全て作る』こと。
たとえ失敗しても『すべては自分の責任』として完結できるからです。
とても勉強になります。
(コーヒーフィルターで漉そうとしましたが目詰まりをおこして全く進まなかったので諦め)
梅雨明けまであと少しですので
うめぼしたちには土用丑の日あたりまでもうすこし頑張って頂きたいところです💪
煮沸した赤梅酢が少し足りないので、
白梅酢入り白梅干しの袋を消毒殺菌して重石として嵩増し活用してみました。
とてもいい感じ。
今年は梅酢が活用できそうであれば、
にんにくを梅酢で漬けてみようと思います。
そのまま食べられますし、料理にも、
また長期保存もOK