坂本龍馬
こんにちは
皆さんは「龍馬伝」見てますか
私は毎週楽しみにしています
福山さんの龍馬って感じで史実とは大分違うようですが、それはそれとして、実際面白いですよね
HSでは、坂本龍馬が幸福実現党(HRP)の応援団長をしているのですが、20何年前に出た霊言集で龍馬は
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侍でなきゃいかんよ、人間は。
侍ね。
刀で斬って捨てるものは、斬って捨てるんだよ。
やらにゃいかん。
そして、どんなことがあっても、実現せにゃいかんものは実現せにゃいかんのだよ。
それ以外のものは斬って捨てろ!
つまらん世間の目、自分の心の迷い、こんなものはどうでもええのだ。
やるべきことはやれということだ。
人間というのは、何十年か生きると、つまらんプライドとか、つまらん何とかで、自分のかさぶたをつくるんだよ。
何か、ふたをしちゃうんだよ、噴火口に。
このふたを取らにゃいかん。
マグマがどんどんわいてこにゃいかん。
もっと大きな気持ちで行けや。
こぢんまりしちゃあいかんということだよ。
そういうふうに大きく物事を考えていくと、人生というのは、いろんなところに花が咲いてんだよ。
希望の花が。
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と言っています
こういう考え方で生きてるんですね。
龍馬は前世が三国志の劉備で、7次元の天使です
天使って本当に心が広いですね。。
希望の花が咲いてるなんて…ものすごくかっこいいですが(´Д`)、私たち凡人も常日頃こういう言葉を思い出して、心を正していきたいです。
勇気あれ日本!
昇る太陽よ、輝け!
我、身命(しんみょう)を賭(と)し、幸福維新を起こさん
逆風に向かい勇ましく立ち
智慧(ちえ)の限り、力の限り仏陀の理想実現のため、戦い抜かん
不惜身命のユートピア実現
未来の国を創るため
この世の地位、名誉、富すら何ら惜しくはない
我もとより仏陀の赤子(せきし)なり
何ひとつ持たず、仏性(ぶっしょう)のみを持ち
我、誠と精進を武器として
この国の自由と平和と繁栄を願うなり
こんな言葉、草食系男子が流行ってる今、言える人なんてほとんどいないのではないでしょうか。
私はこの言葉たちにものすごく感銘を受けまして、何度も繰り返し噛み締めています。
自分の悩んでることなんて、ちっちゃい、ちっちゃい、とつくづく思います。
龍馬は、自分のことなんて全然考えずに、国のこと、地球を幸せにすることだけを考えて今現在も天上界で生きています。
龍馬すごい
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マイケル・ジャクソン
先程、見て下さった方いましたらほんとごめんなさい~
以下、奄美のアマミちゃんお気楽ブログ さんより抜粋します
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マイケルジャクソンの霊言
YBの箱根合宿でマイケルの霊言聞きました
なんかマイケルの霊言は90分あるみたいで、合宿では短縮版の25分です。
公開が遅れてるのは霊言中にマイケルの曲が流れ著作権の問題があるとかないとか。
霊言より僕がノートに取った言葉
お金を儲けることは最終目的じゃない
毎日一歩づつ神に近づいてください
前世はギリシャのバッカスのような、ゴッドオブワインの王様
ディズニーランドのような夢のある世界を作りたかった
宇宙に心を解き放って自由になってください
自由は宇宙につながるカギ
謙虚なのは底辺から人生を始めたから
こんな感じです
半分以上、先生は踊ってました、ほとんど手のつけられない小学生みたいな。
会場に投げキッスしたり、先生の身体でムーンウォークしようとしたり、質問者に、抱きついたり、次の嫁だと言ったり、後、宇宙人ですかと質問したら、
月からやってきた、と言ってました。月星人かな。
死後はスリラーの世界が2週間続き、そこから人々の善念で風船のように天国に引っ張られたみたいです。
天国ではチャップリンと友達でジョンレノンとプレスリーはちょっと世界が違うそうです。
後、僕は死んで音楽そのものになったと言ってました。
マイケルに取ってダンスとは?
全てです
マイケルに取って音楽とは?
全てです
こんなことも言ってました
マイケルのノリが楽しすぎて、まるで酔っ払いのオヤジか小学生のようにフラフラして質問者にからんでました。
あれはDVDで売って欲しいです。
後BE FREEという言葉が印象的と感想を言ってる青年が多かったです。
霊言中に、なんで音楽が流れてないんだと言ってました、それでマイケルのCDを流して霊言してました。
マイケル最高でした
とにかくぶっ飛んでました
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私は本当にマイケルが大好きで、毎日マイケルの曲を聴いていますし、マイケルが本当に純粋で天使みたいな人だと心の底から思っています
皆さんも死んでしまった大好きだった人が目の前に現れてくれたら…今、何を話してくれるだろうって思いませんか。
私もマイケル何してるだろう、パリスちゃんたちのことはどう思ってるだろうなってずっと思ってました。
パリスちゃんは部屋中にマイケルの写真貼ったりしてるし、ブランケット君はパパどこ~?って泣いてるし、マイケルも子供たちのこと考えたら苦しいだろうなって思います。
だから、本当にこれを楽しみにしています。
初めから疑ってかかるよりも本当にマイケルが好きなら、まず見て下さい。
いつ公開されるのかはまだ分かりませんが…(°Д°;)
それでは
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エリア51
龍馬をサポートするブログさんから抜粋です
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"エリア51"......。
そこは、アメリカはネバダ州にあるアメリカ空軍が管理する地区。
軍の航空機のテスト飛行などが行なわれているとされているこの地区は、あの「ロズウェル事件」との関連性をはじめ、UFOの目撃情報などがよく報告されているエリアとしても有名です。
ある種、UFOオタクたちにとって、この場所は、何かヒミツの"きな臭い"ことが裏でひっそりと行なわれているのかも.......という注目の、そして、疑惑の場所でもあるのですが、ついに、このエリア51の衝撃的な内部映像が飛び込んできました。
教えてくれたのは、私が編集として参加させていただいた中丸薫さんの新刊、『中丸薫 人類五次元移行会議』に登場するUFO&ウチュウジン研究家の竹本良さん。
今回、中丸さんとの対談中に見せてくれたYoutubeの映像を皆さんにもご紹介致します。
以下、本誌から中丸さんと竹本さんのこのトピックスに関連する部分の対談を一部抜粋すると:
竹本:実際にエリア51というのは、地下の相当深いところまで掘られて開発されている様子です。下の階層まで行くと、爬虫類人とか変幻自在な存在のグループがウロチョロしているらしいんですよ、グレイとか。(~中略~)映像には実際に地下何千mというレベル、例えば、何十階建てもの高層ビルが何個も入るような深さと広さを持った地下の世界が映し出されているんです。
中丸:世間では、地下の開発は6~7階くらいが深さの限度だ、とか言っていますよね。
竹本:僕の計算では、アリゾナ・ワイルダー(イルミナティを脱退したとされる人)のいうことが本当なら70階になるんですね。(~中略~)しかも、エリア51の地下から、アメリカの各都市の地下が全部結ばれていて、それこそモノレールみたいなもので繋がっているという話なんです(以下略)。
ちなみに、この場所は、2012年のX-DAYに闇の権力たちが逃げるための場所などという説もあったりします。
確かに映像を見ると、モノレールのような映像までは、なんとなく地下鉄を思わせるのでまだ理解できるのですが、なぜか地下なのに、「ノアの箱舟」を連想させるような大きな船の映像があったり、地下で栽培している植物の映像があったりして、怪しさ満載。これが本当だったら、ちょっと驚きですね。
しかし、エリア51で何が行なわれているかはわかりませんが、地下深く潜るよりも、人として、やっぱり地上で健康的に太陽を浴びてたいな~と思うのは、やはり何も知らない甘い人間の言う事なのでしょうか.....。
中丸さんと竹本さんによると、2012年以降は闇の権力たちもパワーを失い、地球には「宇宙情報自由主義」の時代が訪れるとのこと。
近い将来訪れるであろう、「宇宙情報自由主義」の時代を生き抜くためにも、ぜひ、お2人のトークが炸裂した『中丸薫 人類五次元移行会議』を手に取ってみてください。
(西元啓子)
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いつまでアメリカは隠すのでしょうね
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異次元捜査官・真堂 第2部
異次元捜査官・真堂 第2部
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この先の続きはまだ掲載されていませんので、これから先もお楽しみに…
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異次元捜査官・真堂 「異次元世界へ」 Part.4
異次元捜査官・真堂 「異次元世界へ」 Part.4
10.三途の川 からは こちら
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第2部へつづく。。
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異次元捜査官・真堂 「異次元世界へ」 Part.3
7.質問
ふと、真堂は自分のケガの状態が気になった。確かあのとき彼は胸を撃たれたはずだ。真堂はようやく包帯のとれた自分の胸をじっと観察した。よく見ると左胸の心臓の位置あたりに、銃創と思われる傷と縫合のあとがあった。
「そんな馬鹿な…」と真堂は我が目を疑った。もしそうだとすれば、真堂は心臓を打ち抜かれたということだ。それなのに、なぜ彼は今生きているのだろうか?
真堂は少し動揺した。
「いや、弾は胸を貫通せずに、肋骨で止まったのかもしれない」
そう考え直して背中に手を回してみると、そこにも別の傷あとがあった。どう考えても、銃弾は彼の心臓を貫通していたとしか思えない……。
広大な空間の中で、真堂は呆然としていた。それがどのぐらいの時間だったのか、やはり確かなことはわからない。
とにかく、それからしばらくすると、向こうの廊下の曲がり角から今井看護士が現れ、真堂に向かって微笑みかけた。偶然会ったというのではなく、明らかに真堂を探していた様子だった。案内板も監視カメラらしいものもない広大な病院のなかで、彼女がどうやって自分を見つけだせたのかも不思議だった。
「讃岐先生がお呼びです。診察室に戻りましょうか?」
讃岐先生に今井看護士……。やはりここは日本だとしか思えない。
真堂はパジャマのなかの自分の左胸の傷をまさぐりながら、今井看護士の後について廊下を歩いていった。
ところが次の廊下の角を曲がると、そこはさっきの診察室だった。だとすれば真堂は病院の中をぐるぐると歩き回っていただけなのか。方向感覚までおかしくなったようだ。
病室に通された真堂は、開口一番医師に問いつめた。
「先生、ちょっとお伺いしたいのですが、よろしいでしょうか?」
「どうぞ」
「ここは……」と真堂は、ゆっくりとあたりを見回して言葉をついだ。
「一体何という病院ですか? そもそもどこの地域にある病院なのですか。どう考えてもおかしいことが多すぎる」
警察官という職業柄だろう。真堂は医師の表情の変化を見逃すまいと、じっと相手の顔を凝視した。しかし讃岐医師の態度に特段不振な様子は見られなかった。しかし真堂はその雰囲気に飲み込まれまいと意志を固くした。今こそ真実を明らかにしなくてはいけない。
8.明かされた真実
真堂はぐっと念力を込めて医師を凝視し、質問をした。
「まずお聞きしたいのは、私がいつこの病院に運ばれたかということです」
「それはまだ数日前のことです」
「ではこの病院名と経営形態について教えてください」
「私自身が経営する“讃岐総合病院”とでもお答えしておきましょうかね」
そのおかしな答えを真堂は聞き逃さなかった。この医者は絶対何かを隠している。
「では、私がこの病院に運ばれた経緯は? それから誰が治療費を払っているのですか? それからこの病院の住所と電話番号は? また私の体の状態はどうなっているんですか? 詳しく納得のいく説明をしていただきたい……」
「まあ真堂さん、落ち着いて下さい」と、老医師はあくまでも柔らかな笑みを崩さなかった。
「ここがどこかというと……」
医師はフーッと息をはいた。
「実は四次元の世界なのです」
「四次元の世界?」
子供の頃、SFか何かで聞いたような覚えはあった。しかし唐突にそのような言葉が出てきたことに真堂は当惑した。一体この医師が何を言いたいのだろうか。
「信じられないのは無理もありませんが……。人間が住んでいる空間は、縦、横、高さの三つの座標軸のある三次元世界だと言われていますね。しかしこの世界には、もう一つ、時間という座標軸があるのです。つまり四次元の世界なのです」
「四次元の世界?」
すぐには納得できなかった。ただ確かにこの病院には「時間がない」という感じを真堂も持っていた。時計が一定のリズムで針を刻んでいくような時間感覚を、ここでは感じることはできないのだ。
「ということは、信じられないことですが……。まさか、私は神隠しにでも遭って、異次元の世界に来たということですか?」
「真堂さん、落ち着いてよく聞いて下さい……。実は、あなたは先週廃工場で三人の男に銃撃されて、お亡くなりになったのです。」
一瞬真堂の頭は真っ白になった。「そんな馬鹿な」とつぶやくのが精一杯だった。だって、自分は現にここに存在しているではないか……
9.天使たち
「いや、お気の毒ですがほんとうのことなのです」
老医師は少し悲しげにうつむいた。彼を納得させる言葉を探しているようだった。
「ちょうど今、地上であなたの葬儀をやっています。ご覧になりますか?」
老医師はおもむろに診察室のテーブルの上に手をかざした。するとその上にまるでアニメーションのように、タッチパネルのボタンがぼんやりと浮かんできた。彼がそのボタンを無造作に押すと、空中に忽然と大型テレビくらいのスクリーンが浮かんだ。ほんとうに驚異的な技術だった。しかもその映像は、まるで立体テレビのような現実感のある画面で、手を触れることができそうに思えた。
その映像の最初は、紛れもなく真堂の自宅で行われている、彼自身の葬儀の様子だった。まず制服姿の自分の遺影が眼に飛び込んできた。喪服の妻・昌子が涙をこらえて会葬者に礼を述べていた。母はがっくりと肩を落とし一気に老け込んでいた。父は呆然としている。大勢の親族や同僚に混じってマスコミ関係者の姿も見えた。お棺の中には死化粧をされた彼自身の遺体が横たわっている。
さらに映像が切り替わると新聞が大映しになった。その社会面に「四谷事件の捜査官、射殺体で発見」という見出しが目に飛び込んだ。真堂の死は比較的大きな扱いで報じられていた。
二年前、ブレーキ故障を起こした車が、親子をはねて死傷させ、自動車整備会社の社長が起訴された。しかし真堂は警視庁捜査二課の担当者として、実は自動車そのものが欠陥品であり、製造元の四谷自動車が長年企業ぐるみでリコール隠しをしていたことを突き止めたのだ。整備会社の社長は刑事裁判で無罪となり、四谷自動車の幹部たちは逮捕されるか、辞任した。真堂はマスコミで英雄視され、一躍時の人となったことが書かれていた。
すべてが、いたずらにしては手が込みすぎていた。真堂はただボーッとしていた。
「驚かれたのも無理ありません。実はこの病院は霊界への入り口である四次元の救済センターに過ぎません。私たちはあなたを霊界に案内するために遣わされた天使なのです」
見る間に病院の風景はかき消え、老医師の姿も、今井看護士の姿も、光り輝く白い衣をまとった天使の姿になっていった。二人とも背中にはピンと立った大きな白い羽が輝いている。
「真堂大輔さん。三十六年の人生修行まことにお疲れ様でした。これからあなたを本来の世界へとお連れします」
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つづく。。
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異次元捜査官・真堂 「異次元世界へ」 Part.2
4.青空と太陽
何日かたって、真堂はカプセルから出ることを許された。
医師に捜査の進捗状況を聞こうとしたが、「何も心配しなくても大丈夫です。今は忘れて下さい」と微笑むだけだった。
まるで近未来にでも出てくるような、白い化粧板に快適なクッションが装着された風変わりな車イスに乗せられて、真堂は一般病室に移された。
途中の廊下の壁には美しい絵がいくつも飾ってあり、床には美しい模様の入った絨毯が敷き詰められていた。壁のところどころは数十センチ四方にくり抜かれていて、中が光っている。よく見ると見事な生け花が飾られていた。この病院は相当ホスピタビリティも研究しているらしい。
「それにしても、この病院の内装や設備はあまりにも豪華すぎる。運営には相当な資金が必要なはずだ。その資金は一体どこからでているのだろう」
と真堂はつい考えてしまう。企業犯罪や汚職などを専門に扱っている捜査二課で仕事をしていると、そういう思考になってしまう。一種の職業病と言ってよい。
やがて「真堂大輔殿」と金文字で書かれた名札の一般病室の前に着いた。個室だった。中に入ると、窓はとても開放的で、そこから美しい菜の花が一面に咲いている原っぱが見えた。遠くに淡く地平線がかすんで見える。青空にかかる太陽はとても美しい。しかし人家は全く見あたらない。このだだっ広い風景は、まるで北海道の富良野あたりにいるようだ。しかし北海道なら今頃雪に覆われているはずだ。
「いったいどこだろう。ここはかなり田舎の病院だな」と真堂は思った。こんな田舎にこんな最先端の近代的な病院が建っているとは。真堂は少し混乱してきた。
「あの、看護士さん、すいません。ここは一体どこですか?」
「ここは病院で、これがあなたの病室ですよ」と看護士は微笑んだ。その柔らかで神秘的な笑顔を見ていると、真堂はそれ以上聞く勇気が消えてしまった。この献身的な女性に尋問すること自体、とても失礼で背信的な行為のように思えたのだ。
真堂は仕方なくゆっくりとベッドに身体を移した。ベッドも暖かく柔らかで、適度なクッションがとても快適だ。この白っぽい部屋の一角にも少し小さな生け花があり、壁にも小さな絵が飾ってある。不思議な音色の音楽が小さくかけられていて、真堂の高ぶりそうな神経を休めてくれた。しかし真堂はそれから相変わらずウトウトとまどろんではいたものの、夜眠ったという確かな記憶はなかった。いつ見ても、窓の外の青空には太陽が輝いているのだった。
5.不思議な病院
それから何時間たったか、あるいは何日たったか真堂には全くわからなかった。病室は豪華なつくりで快適だったが、時計もカレンダーも置いていなかった。テレビさえも置いていないから、自分が銃撃された事件や、養老大学病院への捜査がどこまで進んでいるのかも確認しようがなかった。
やがて例の看護士が病室に来て、真堂を車イスに乗せた。車イスはそのまま診察室に入っていった。例の医師が待っていた。
診察室の内装もとても豪華でかつ上品だった。床は光り輝く大理石で、照明はダイヤモンドのようだ。家具の一つ一つは水晶のように透き通っている。その中には見たこともない最新の医療機器がたくさん置いてあったが、デザイン的にもとても洗練されていた。全体としては白色で統一されておりながら、スイッチ類はすべて純金のように光っている。病院の診察室というよりも、まるで高級ホテルのスイートルームにいるようだった。
「どうですか? 腕は動きますか? 息は苦しくないですか?」
「ありがとうございます。おかげさまで、ほんとうにいい気分です」
「それはよかった」
医師はまたニコニコと笑った。真堂の回復をほんとうに我がことのように喜んでくれているのがわかった。
「では、むこうで次の治療をしましょう」
その治療がいっぷう変わっていた。シャワーのような機械から出てくる色の光を患部にあてるのだ。その光は七色に変化し、この世のものと思えないほど美しかった。しかもその光はとても心地よく、体の芯から癒されるようだった。
「これはいったいどういう技術なのだろうか? かなり最先端の技術に違いない」
真堂は病院の資金源よりも、だんだんと自分の入院費のほうが心配になってきた。これは恐らく超VIP向けに建設された病院に違いない。最近は景気の回復と共に、富裕層を対象にした超豪華なサービスを売り物とするビジネスが、次々と立ち上がってきている。恐らくここも、そういうコンセプトで建設された病院なのだろう。
しかし、いくら本庁に勤めているといっても、警察が自分一人の治療のためにそんな法外な治療費を負担するとは思えなかった。これだけの待遇では、健康保険でカバーできる範囲はとっくに超えているに違いない。このサービスでは一日あたりの入院費は数十万か、場合によっては百万円を超えるかもしれない。
6.閉ざされた空間
真堂の心配をよそに、医師はニコニコしながら、「そろそろリハビリに入ってもいいでしょう。少しずつ歩く練習をしてみましょう」と言った。
「先生、治療費のことですが……」
「ああ、それは大丈夫です。ちゃんといただいていますから」
医師は真堂の言葉を遮った。
「あなたは何の心配もせずに、ゆっくりと治療に専念してくださったらいいんですよ」
医師は包み込むような優しさで語る。この雰囲気に包まれると、そんな心配がとても小さなものに思えてくるのが不思議だった。
「それはそうと、隣の棟の食堂は行かれましたか? 海に面していて、それはそれはきれいですよ。今井さん、真堂さんをご案内して差し上げてください」
例の美しい看護士が静かにたたずんでいた。彼女もここ何日は休んでいないはずなのに、とても元気そうで、光り輝く笑みを浮かべていた。
今井看護士に案内されて、真堂は病院の廊下を歩いた。驚くことに松葉杖も必要ないほど回復していた。ややぎこちないものの、普通に廊下が歩けたのである。やがて食堂につくと、先ほど医師の言葉が決して大げさでないことがわかった。窓の外には、この世のものとは思われない美しい海が広がっていた。黄金のように輝く海面。繊細な波が打ち寄せては、宝石のような白砂を洗い、砕け散る泡はシャボン玉のように空中に浮かび、太陽の光を反射させて七色に輝いている。
再び真堂は不思議に思った。
一体ここはどこの病院なのだろうか。病室からは一面の菜の花畑。この食堂からは自然の海岸。この場所が都内でないことは確実だった。しかも見回してみても、やはり病院のどこにも時計もカレンダーがない。いや、おかしいのはそれだけではない。銃撃されて入院しているのに、取り調べの警察官どころか、同僚も家族も全く姿を現さない。
急に真堂は不安になり、病院の廊下を歩き回ってみた。病院の中は広大で、いくら歩いても廊下が終わらない。しかも病院に普通あるはずの表示板の類が全くない。外に出る玄関にさえ行き当たらない。まるで閉ざされた空間にいるようだ。それなのに決して閉塞感がなく、安らいでいるのも不思議だった。ついに真堂は歩くのをあきらめた。
「もしかして、ここは外国なのか?」
しかしなぜ自分が外国にいるのかという合理的な説明は見あたらなかった。
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つづく。。
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異次元捜査官・真堂 「異次元世界へ」 Part.1
こんにちは
最近、HSのヤングブッダという小冊子に漫画版が掲載されている「異次元捜査官・真堂」という小説が面白いのでご紹介したいと思います
金の羽根ペンクラブ というサイトに掲載されています
第一部はサトリーランド に掲載されています
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第1部 第1章 「異次元世界へ」
1.銃撃戦
パンッ! という乾いた破裂音と、ヒュン! と空気を切り裂く衝撃を耳元で感じたのはほぼ同時だった。
真堂大輔警視正は反射的に身を伏せると、素早く左右を見た。次の銃声が響くまでには何とか物陰に飛び込むことに成功した。硝煙の臭いと残響音のなか、しばしの沈黙が流れた。
真堂は心拍数が異常に上がるのを全身で感じつつ、努めて冷静に事態を分析することに集中した。
ここは臨海地にある廃工場の一階。相手は二人。一人は吹き抜け二階に通じる階段の上からこちらを狙っている。幸いにして犯人は射撃訓練を受けてはいないらしい。
しかし真堂も拳銃を携行していない。警察官といっても、いわゆるキャリア組の彼は捜査の指揮をする立場であり、それほど現場に出るわけではない。
企業犯罪や詐欺犯などを扱う捜査二課所属の真堂にとって、犯人と白昼銃撃戦を行うことは全くの想定外だった。ましてや今日は非番である。
それにしても、重要事件の容疑者とは言え、なぜ大学病院の教授でもある現役の医師が拳銃などを持っているのか? どう考えてもわからない。
しかし、今はこの場を切り抜けることが先決だ。
真堂は前方に神経を集中させたまま、ゆっくりと後ろを見た。半開きになったシャッターまでの距離は約十メートル。
そこしか脱出口はない。しかし油染みたブルーの床に遮蔽物はない。
真堂は考え直した。ここは下手に動くよりも応援を頼んだ方がよい。まずは彼らの動きを押さえることだ。自分でも驚くような大声が出た。
「警察だ! お前たちは包囲されている。無駄な抵抗はやめろ!」
実際のところ、警察官は真堂一人しかいないのだ。しかし相手が息を殺して周りを伺っている様子が伝わってきた。今のうちに応援を頼まなくてはいけない。汗ばんだ手で胸ポケットの携帯電話を取りだそうとしたその刹那、突然左方向から隠れていた三人目の男が飛び出し、こちらに銃口を向けているのが目に入った。
「あっ」と振り向きざま、男の銃口から白煙が登ると同時に、真堂は左胸付近に大きな衝撃を感じ、後ろに飛ばされ、そのまま意識を失ってしまった。
2.集中治療室
真堂の意識が戻ったのは、ベッドの上だった。
「真堂さん、気がつかれましたか?」
彼の顔を心配そうにのぞき込む若い女性看護士の顔が見えた。
続いて天井の規則正しい幾何学模様と、小さな光の点滅が目に入った。よく見ると、真堂は淡い黄金色に輝く透明なカプセルの中にすっぽりと入っている。どうやら病院のICU(集中治療室)に入れられているらしい。
「一体どうなっているんだ……」
真堂は混乱した頭で自分の置かれている状況を考えた。
そうだ。ある重要事件の容疑者としてマークしていた養老大学医学部教授・島村玲二と、昨日街でばったりと出会い、「重要な話がある」と打ち明けられたのだ。とっさのことで上司に連絡できないまま廃工場に誘い込まれ、待ちかまえていた三人の男たちに銃撃されたのだった。
「これは自分の初動対応のミスだ」と思った。そこまでの記憶が戻り、かすかに首を動かしたところ、胸部に激痛が走り、真堂は思わずうめき声を上げた。
「まだ、安静にしていてください。無理しないで」
看護士があわてて言った。
「ありがとう」とつぶやきながら、真堂は看護士の顔を間近に見た。彼女はハッとするほど美しかった。それは決してモデルや女優のような外見的な美しさではない。
輝くばかりの神々しさだった。気品があり、献身と慈愛に溢れていた。看護士という職業に高貴な使命を感じ、とことん自分の人生を捧げ尽くしているのだろう。しかしあくまでも物腰は柔らかで、声は透き通っていた。
こんな女性がこの世界に存在していること自体が不思議で、まだ夢を見ているようだった。
「今、先生を呼んできますから。楽にしていて下さい」
やがて真堂の顔をのぞき込んだその医師も、また実に立派な風貌をしていた。
年の頃は六十過ぎだろうか。白髪交じりだが、肌の血色は赤みを帯びて実に健康そうだった。医師の体は病院にあふれる黄金の光を反射させていて、まるで彼自身がオーラを発しているように見えた。
かすかに微笑みをたたえた温厚そうな目は、真堂の今の痛み苦しみを充分知っているかのようだった。「これは相当な名医に違いない」と真堂は思った。
「真堂さん、気分はどうですか?」
「ありがとう。まだ体は痛いですが、とても暖かでいい気持ちです」
3.ベッドの上で
医師は彼を「真堂さん」と名前で呼んだ。もし警察病院なら、「真堂警視正」と階級で呼ぶはずだ。すると、ここはどこの病院なのだろうか?
「余計なことは考えずに、治療に専念してください。大丈夫です。すぐ元気になりますから。今はただゆっくり休んで下さい。」
まるで彼の心の動きを見抜くかのように、医師は応えた。
「ありがとう」と微かにつぶやいて、真堂は少し眼をつぶった。
捜査の進展が気になる。島村が拳銃を持っていたというのは大変な驚きだったが、そうであるならば、彼が犯罪集団の一員であることは疑う余地がない。
とすれば、危ないのは養老大学病院の患者たち、それからあの密告電話をしてきた女性……。島村たちはもう逮捕されたのだろうか。
それともまだ逃走しているのだろうか。そうだ、所轄署は私を撃った犯人が島村たちだということをまだ知らないかもしれない。早く小林君に連絡しなくては……。
真堂は苦しい息の中で、必死に医師に伝えようとした。
「わ・た・しを……撃った……のは……し・ま……」
「あなたが心配されていることについては、大丈夫です。もうすぐ解決しますから」
今度は真堂をのぞき込んでいる美しい看護士がやさしく、しかしきっぱりと言った。
真堂は少なからず驚いた。この看護士も美しいだけではない。相当な洞察力をあわせ持った女性だ。
「たしかに医師も看護士も、私のことを知っているらしい。ということは、捜査は順調に進んでいるということだろう」と、真堂は強いて自分を落ち着かせようとした。また胸に激痛が走る。
それにしても、ただうめき声を上げるだけの一個の物体となって、ベッドに横たわっているというのはとても情けない感覚だった。人間は健康なときにはそれが当たり前だと思っているが、いざ自分がこうして動けなくなると、健康がいかに大きな価値のあるものだったのかがわかる。早く捜査に復帰したい。治療にあとどれくらいかかるのか……。
眼だけを左右に動かした。同じような淡い黄金色のカプセルが自分の左の方にも並んでいて、他にも患者が数人いるらしい。他の看護士も忙しそうに動いていて、何かの機械の光が向こうでもいっぱい点滅している。
それから真堂は全く眠れなかった。麻酔の副作用だろうか。時間の感覚が全くわからず、永遠に昼間が続いているような錯覚に陥っていた。
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つづく。。