「アンの愛情」
モンゴメリの「赤毛のアン」は普遍の名作ですが、私はアニメの「赤毛のアン」しか観たことがなく、それほど関心は寄せていませんでした。
が、精舎へ参拝した際に「アンの愛情」という本があったので何気なく読んでいると…
面白い
「アン」シリーズ(村岡花子訳)は
1 赤毛のアン
2 アンの青春
3 アンの愛情
4 アンの幸福
5 アンの夢の家
6 アンの愛の家庭
7 虹の谷のアン
8 アンの娘リラ
9 アンの友だち
10 アンをめぐる人々
11 アンの想い出の日々
とたくさん出ているみたいです。
他にもアンがグリーンゲイブルズへ来る以前の物語もあるようですね。
「アンの愛情」が面白かったので全シリーズをこれから読んでいこうと思います。
初めて読んだ「アンの愛情」という本の中で私が気になったのは
夢の中のアンは、現実よりもゆたかであった。
なぜなら、目に見えるものはすぎさるが、目に見えないものは、永遠に消えうせることはないからなのである。
という箇所。
共感します。
私も心の中で色々と思い描く空想の世界が好きなのですが、うまく言えなかった空想好きの理由がこれだとわかりました。
あと、
そのときどき、その場その場では美しく、すぐれたものであっても、一生の目標とするねうちのない、小さなことに生涯を賭けるべきではない。
最高のものをもとめて、それにしたがわなくてはならないのだ。
天上の生活は、この地上からはじめなければならない。
という箇所。
まさに!
という感じ。
私の主義信条と似通っていて共感できる所が多いです。
なんでかな~と思ったんですが、エニアグラム
で言うと、
アンは多分タイプ4。
ちなみに、タイプ4とはこういうタイプ。
↓↓↓
タイプ4が究極的に追い求めるものは“ドラマティックな心の振動”です。
タイプ4はとにかく心の起伏が激しいです。特に落ち込んだ時の凹みようはハンパではありません。タイプ4のプチ鬱状態は頻繁に訪れます。 しかし、それが故にタイプ4は弱い者へ非常に優しい対応をすることができます。 困った事や困った人を敏感に察知し、先に先に対応します。 とにかくよく気が付くのです。
タイプ4は感情が豊かで、それを外に発散させます。「おいしい!」とか「ヤバ!」とかダイレクトに感情を表現することが多いです。好奇心が旺盛で、話題も豊富です。ユーモアのセンスもあり、概しておもしろい人が多いです。また、常に感動に飢えているので芸術や文化の匂いが大好きな人が多いです。
タイプ4は仕事とプライベートをはっきり、キッパリ区別します。それは9つのタイプの中でも最も徹底していて、仕事用の手帳とプライベートの手帳を2つ持っている人もいるほどです。 具体的には、休みの日に仕事のことは考えたくないし、仕事の存在自体を意識したくないのです。 この結果、会社の近くに住むということは、まずしません。休日に会社が見えることが嫌なのです。
タイプ4は、基本的に自分に自信がないので、「今の仕事は自分に向いていないんじゃないか?」と常に思っています。 そして、懸命にまわりの期待に答えようと努力します。しかし、どんなに仕事がうまくいっていても、「本当の自分はここ(仕事の場)にない」と思ってしまいます。
私もエニアグラムで言えば、「タイプ4」なので共感できる部分が多いのかもしれません。
タイプ4の人はキレイな景色や物が大好きで美しい物にすぐ名前を付けたがる習性を持つ人が多いようです。
例えるなら、あの人は「樹」。
「この木なんのき」の日立の樹みたいに大きな枝を持っていて、
私は時々その下に休みに来るの。
そして、ただ本を読んだりして過ごして、
暗くなったら、あなたは、そっとその枝で私を一番高い所まで持ち上げてくれて、
私はそこで葉っぱのベッドに横になって満天の星空を眺めるんだ。
とか心の中でやってます。
誰にも言わず、ただ一人心の中でやっていることなのでどうかお許しをw
申し訳ありませんw
他にも私のお気に入りの場所や物には勝手に名前が付けられていることが多いです。
なぜかエニアグラムの話になりましたが、
今日はこの辺で(・∀・)
エニアグラムとは…
http://shining.main.jp/enneagram/index.html
- アンの愛情―赤毛のアン・シリーズ〈3〉 (新潮文庫)/新潮社
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- 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ〈1〉 (新潮文庫)/新潮社
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- 9つの性格 エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係 (PHP文庫)/PHP研究所
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近況。
更新が滞っておりました(・∀・)
お久しぶりです。
四国へ行ってからというもの、ご指導が半端ない感じがしています。
ちょ、ちょっと待って…
という間もなく、あれよあれよと色んな決断を迫られ、流れに逆らわず、そのまま流れている感じです。
こちらへ帰ってきた次の日から新しいことが始まりました。
それから2ヶ月が経ち、今はまた新しい決断を迫られている気がします。
前に夢の中で見た、てんとう虫 を思い出します。
ちょっと待って、って言っているのに問答無用で入り込んでくる。
どれだけ待ったと思ってるんだ、いい加減にしなさい、
とでも言っているのでしょうか。
この間は虫占いをしたら
「あなたはてんとう虫です」
と出ました。
何だか、てんとう虫に縁があります。。
デジャヴ。
この前、イタリアンのお店へ連れて行ってもらったんですが、
何年か前に見た夢の中に出てきた所だと思われます。
もう夜だったし、他にお店がなかったので、
ヴィクトリアか、イタリアンか、
の選択肢しかなかった所も夢に出てきました。
ヴィクトリアか~…
とリアルな私も思っていて、
そこで
「あれ?なんかこんなこと前にもあった?」
と夢で見たことがある場所だということを思い出しました。
結局イタリアンを選択したんですが、こういうことがよくあります。
一般の友達にも訊いてみたら、けっこうみんなこういう体験をしているようです。
夢で見た場所が実際に出てくると
「あ、やっぱり運命だったんだなー」
と感じると言っていました。
こういうことも人間が霊であることの証明ですね。
支部関連でもこんなことがありました。
ある支部の門の前は人通りが多いし、悩み相談の上手な支部長だから、門の前に
「悩み相談受け付けます」
みたいな看板を置いてお悩みBOXを設置して目安箱みたいに道行く人の悩みをそこに入れてもらい、支部長の回答をしばらくしたら貼っておいたらいいんじゃないのかな、
と思い、実際に設置する…という夢を見ました。
何日か後にその支部の前を通るとそのお悩みBOXが本当に設置されていました。
なので、その地域なりを担当している霊人たちが地上に生きている何十人かにまとめてインスピレーションみたいなものを送りつけ、
その中の誰かが実行するだろう、みたいな試みがあるんじゃないかと思うんですがどうでしょうか。
私は置いたらいいんじゃないのかなーということを言い出せず(・∀・;)
実行に移せなかった側の人間ですが、
同じものを受け、実行に移す人がいたわけです。
だから多分降ろされたものを感じ取る人はたくさんいるけれど、それを行動に移す人は少ないんだと思います。
いいと思ったらすぐに行動に移さないといけませんね。
ちなみに、今日は見返りを求めない与える愛を本気で実践すると支部の流れや自分の周りの流れも変わってくると聴いたので、2013年後半はそちらを頑張ってみようと思っています
一期一会。四国正心館その5
「おじさんはどこ行ってきたんですか?」
「ダイレン。中国の。」
「へー!世界中を周ってるんですか?」
「いや、中国とか台湾とか。近場やな。もう退職したから気ままやわ。」
「すごいですね!いいなー」
退職して一人で気ままに旅してるなんて素敵。
「てゆうか、関西空港着いたら周りみんな関西弁でビックリしたんですけどー!」
「そりゃ、関西やからな」
と突っ込まれ、
「徳島も関西弁ですか?」
「関西圏やからな。」
関西弁とか京都弁とか私も喋りたい。
「こっからどこまで行くん?」
「四国正心館までです。」
「知らんなー。知ってたら送ってってやるんやけど。」
え!徳島県民は全員知ってるんじゃないの?←
「住所わかるなら送ってこかー?車やから。」
雨が大降りになってきたのでどこまで行くのか、どうやって行くのか気遣ってくれるおじさん。
「タクシーで行くから大丈夫です。」
「タクシー乗り場は下にあるけどおるかなー?」
「一応来る前に予約はしました。」
と言うと、
「なんや!サクサクできるやん!」
と言われました。
サクサク…って、この何分かの初対面で私どれだけぼーっとしていると思われたんでしょう。
そっちの方が気になります。
完全にちょっとアホな子だと思われたようです。
なんや、サクサクできるやん
なんや、サクサクできるやん……
この言葉がこの旅で一番心に残りましたw
「鳴門第一タクシー予約しました。」
「鳴門第一ならあそこにおるよ。」
と言い、そのタクシーを呼び寄せ、
「これ予約車なん?この子予約したみたいなんやけど。」
「違いますなー。予約車なら別の来ますわ。」
と言って去ってしまった予約車じゃないタクシー。
取り残され、予約車を待つことに。
おじさんは雨なんて関係ないだろうに一緒に待ってくれ、
「行かなくていいんですか?」
「雨も大降りやし、小降りになるまで待つわー」
これって、連ドラとかであるシチュエーション…。
素直に感動。
そして予約車らしきタクシーが来たので私より先にタクシーへと走るおじさん。
「これ予約車なん?この子予約したんやけど」
とまた訊いてくれ、
「そうですー。」
と言われると、
「これやって!よかったな!」
「はいー。お手数おかけしました。本当にありがとうございます!」
「おじさんも今度、四国正心館まで絶対来て下さいね!」
と言い、乗り込む私。
運転手さんに行き先を告げている間におじさんはもう見えなくなっていました。
雨なんて関係なく自家用車まで走っていったんですね、きっと。
本当にありがとうございました
一瞬おじさんに本当に送ってもらおうかなと思いましたが、いや予約してるしな、
なんか京都で「お茶漬け食べていきますかー」は「もう帰って下さい」の意味なのに本当にお茶漬け食べてしまった不作法な人の話があったな、
それかな、
とか思いつつ(・∀・)
帰ってからおじさん、「四国正心館って宗教やん!」「あのアホな子、宗教なんかー」と思われてないことを祈ります。
「アホやと思ったけど意外にサクサクしてた子が言うてたとこ行こかー」みたいな感じでおじさんが四国正心館へ辿り着くことを祈ります。
これ見てくれたら、
おじさん!あたし!あたし!
って手を振りまくりたいです。
もう一度会ってもそうするなー。
…つづく。
四国正心館その4
昼間に撮った「すろっぴー」からの眺め。
四国正心館の最寄の高速バス停である「高速鳴門」に到着。
外は真っ暗。
何も見えない!
(°д°;)
このままだと「すろっぴー」の場所もわからないでしばらくウロウロする羽目になる。
そう思った私は関西空港の高速バスターミナルで一緒にバスを待っていたおじさんのあとに続くことに。
関空のバスターミナルへ行った時に一番先に並んでたおじさんです。
190cm以上はあると思われる長身で最初は
外人かな、
と思ってジロジロ見てました。
普通に日本人でしたが。
そのおじさんに高速バスの係のおじいさんが
「どこまでですかー?」
と訊いていて、
「高速鳴門まで」
と答えていたので行き先が同じだとわかって、ほっ
係の人は隣にいる私になぜか訊いてくれなかったので、190cmのおじさんが
「こっちにも訊いたってー。」
と言ってくれました。
その時から面倒見いい感じがしてました。
さて、高速鳴門のバス停に降り立ち、大粒の雨の中、そのおじさんのあとを必死に追う私。
怪しい!
でもわからないし暗くて怖いので必死。
大股のおじさんのあとを必死に追い、何とか「すろっぴー」まで辿り着く。
振り返るおじさん。
何か怪しいのが付いてきたから仕方なく振り返ったのかな(・∀・)
「どこ行ってきたん?」
うわ、何か関西弁喋ってる!
「○○から来たばっかりなんです。」
「へー!初めて?いいとこやんかー。」
二人で「すろっぴー」に乗り、椅子に腰掛け、喋り始めました。
…つづく。