コーチ、コンサル、カウンセラー、教室講師などでは、クレジットカード決済があった方が、売上はあがります。
ただ、導入するにあたって、注意点があります。
それは、決済手数料を、お客様に過剰に請求してはならないという点です。
厳密に言えば、請求しても良いけど、他の支払い方法と同等にしないとならないのです。
決済手数料は、ペイパルの場合は
金額 × 3.6% + 40円
例えば、税込3万円で、セミナーを開催する場合。
30,000×3.6%+40円で、1,120円ですね。
この1,120円がもったいないからと言って、お客様に「追加料金」として、まるっと請求しちゃダメよということ!
知らない方、多いかもしれません。
その規約は、コチラに書いてあります。
内容を抜粋してみますね↓↓↓
追加料金の非設定
お客様は、決済手段としてPayPalを受け入れることに関し、追加料金やその他の手数料を課さないことに同意します。
お客様は、商品またはサービスの販売に関連した取扱手数料を請求することはできます。
ただし、かかる取扱手数料は、追加料金としてのものではなく、またPayPal以外の取引において課される取扱手数料額を超えるものであってはなりません。
↑
ココです
表現がややこしい(苦笑)
例えば、振り込みの方は、3万円+振り込み手数料が、お客様の負担です。
銀行によって、支払い方によって違いがあり、一概に言えませんが、おおむね数百円程度。
それなのに、こんな風にしちゃダメってことですね↓↓↓
■セミナー受講料
振り込みの方 30,000円
(振り込み手数料はご負担下さい)
ペイパルの方 31,120円
(決済手数料込み)
こうするとおそらく、規約違反で、アカウント停止のリスクが上がります。
じゃあ、どうしたら良いのか?
振り込み手数料とあわせたくても、金額違うから、難しくない???
はい、そうですね。難しいです。
ですので、オススメしているのは
ペイパル(PayPal)の決済手数料を上乗せ請求は、一切しないというやり方。
ちなみに、私の場合でも、講座の代金やコンサル料金で、ペイパル(PayPal)払いでも、1円も決済手数料は頂きません。
「でもさ、理屈はわかるけど、けっこうな金額になっちゃうんだよ。フリーランスでそれは、キツイんだよね。」
そう言いたくなりましたか??
わかりますよ。私も、年間100万円以上の決済手数料を、ペイパルさんに払っているので(汗)
でもね、冷静に考えてみてください。
あなたが、ペイパル(PayPal)を導入したら、何がおきますか??
あなたのメリット① 売り上げがあがる
振り込みしかないのと、ペイパル経由でカード払いできるのとなら、後者もあった方が、お客様はサービスを買います。
あなたのメリット②支払い漏れが減る
申し込み後に、ネットバンキングできない人は、ATMに行く必要があり、キャンセルする人が出ます。カード払いできるとそれが減ります。
あなたのメリット③ 振り込み確認の手間が減る
銀行振り込みは、自分で確認する必要ありますが、ペイパル経由で払ってもらえたら、履歴が全部データで残り、支払い通知もきて、便利です。
メリットいっぱいですよね^^
それに対して、あなたのデメリットは、経費が増えて履歴が減ること。
でも、そのデメリットって、3つのメリットをもらえる代わりです。
そのデメリット分を、お客様に負担させて、自分はメリットを全部手に入れるのって、なんか卑しくない?
てか、ケチ臭くない?
これまた冷静に考えて欲しいのですが、
洋服屋さんとか、飲食店とか、実店舗に行って、決済手数料を加算なんてされないですよね?
あれも、クレジットカード会社側では、手数料を顧客に請求しちゃダメよって、規約になっているから。
考え方は、それと同じです。
基本的に、どんなビジネスをやるにしても、あまりケチ臭いことはしない方が良いと思いますね。
モッタイナイMOTTAINAIと、少額をケチっているうちは、大きな売上って入ってこない。
お客様が喜ぶことにフォーカスできる、でっかい気持ちの人の元に、大きな売上って入ってくる気がしますよ^^
他にも、決済手数料に対する考え方は、別記事でも話しました。
良かったら参考にしてみてくださいね。
クレジットカード決済を導入するメリットとデメリット
セミナー代金のもらい方は、当日回収、事前振込、カード決済、どれが良い?