恋愛下手だったと思う昔話 | まったりはんなり

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落葉樹の葉が落ち始めて、秋らしくなって

なぜかふと昔の事を思い出した。

中一の頃から来るものを拒まず常に彼がいた妹と

真逆に常にバリアを貼り続けて来るものを

来なくしたり来てもばっさり切り捨てていた私。

好きでもない人に告白されて付き合う妹に、

「なんで付き合う事にしたの?」と聞いたら、

「自分の事を好きになってくれる人は、

自分に優しいし、好きになるかも

しれないから。」という答えがあった。

恋愛対象として見ていない人物を恋愛対象に

見れるようになるのだろうか、

私にはわからなかった。


大学生になった頃、他の大学の大学祭に行った時

ナンパされて一緒に行った友人からとりあえず

友だちになってみたらと言われて

4、5回会ったけれど恋愛対象にはならなかった。

相手の人の好意はよくわかったけど仕方ない。

好きだよオーラを出されても何か違うというか

違和感しかなくて、このままずるずる会うのは

不毛だなと思って言ったのだった。

「ごめんなさい。友だち以上に思えない。」と。

相手の男性は傷ついた顔をして、

「そうなんだ。ちょっと悔しい。」と言った。


その人とは、社会人になって2年目に会社の

同期の仲良しだった友人の結婚式の二次会で

ばったり再会。

友人の旦那様の会社がその人と同じだから

ひょっとして会う可能性もあるのかなと思って

いたけどびっくりした。

でも、知らん顔した。

何度か目が合ったと思うけど話す事はなかった。


その人には申し訳なかったと思うけど、

私はなんとなく恋愛するとかとりあえず恋愛する

という事は出来ない人間なのだとわかって

本当によかったと思う。

4、5回会っても、手もつながせない、食事は

全て割り勘にさせる、そんな女性を私が男なら

こりゃだめだって会うのをやめる。

余程のチャレンジャーじゃなきゃ心が折れる。

今思うとなんかすまない、もっと早く言えば

よかったと思う。

というか最初から会わなきゃよかったのかな。


電車待ちしている時に、行き交う人々を見てたら

「何考えているの?俺といるとつまらない?」と

聞かれて、

「何も考えていないよ。いろいろな人がいるなと

思って見てるだけ。」と答えた。

「何考えているの?」という問いは他の人からも

何度か聞かれたな。

本当に何も考えていないだけだったのに。


おそらく私は恋愛に向いていない。

結婚出来たのは奇跡のようなものだと思う。

相方とは出会った瞬間にこの人と結婚するかもと

思って、運命に導かれるように話がとんとんと

進んでいったし。

共に白髪が生えるまでと言うけれど、

アクシデントがあっても乗り越えて、

今も穏やかに暮らせている事には感謝しかない。


学生時代に4、5回会っただけの人と事なんて

覚えていないと思うけど、元気にしていたら

いいなと思う。