2016年のパイナポーアッポーケーキとヴァニラアイスクリンとゴーヤ
この春は、ポムポムケーキ(ヨーグルトとリンゴを使ったケーキ)にあれこれ懲りずに挑戦してきたのだが、
私はケーキにヨーグルトを入れるってことが、あまり納得できなかった。
さっぱり感じるけれど、それって本当にヨーグルトのせい? と。
ヨーグルトって火を通していいの? と。
そして、tripleD(https://ameblo.jp/jkuni1nqld/ )さんは、砂糖を使わずに焼く!という大胆な焼き方をされていた!
お~! 色々アリなんだなぁ! 私も是非砂糖抜きで焼いてみよう♪
と思っているうちに、
懐かしのフレーズ、「アッポーペ~ン、パイナッポーペ~ン♪」がふと頭の中に蘇り、
早く使わねばと思いながらも賞味期限が切れてどんどん日にちが経ち、
もはや使うのが怖くさえなっていたパイナップルの缶詰を、
今こそ使ってみる? って気になった。
すなわち、「アッポーパイナッポーケーキ」でも作ってみる?って。
缶詰の“消費期限はほぼ永久” と聞くが、
以前アンチョビの缶詰は消費期限を数年過ぎて開けたら、イワシがどろどろに溶けていたっけ。(でも食べられた♪ ちぎる手間要らずだった。)
さて、賞味期限2016年、すなわち賞味期限を4年ほど過ぎた缶詰のパイナポーは……
やっぱり、かなりぐちゃぐちゃトロリになってる!
フォークで一切れ掬おうとしても、途中でグデグデになって崩れてしまう。
大丈夫かな~?とは思ったものの、火も通すし。OKかな、と。
↑
結果、見た目は相変わらずおどろおどろしいのだが、
味はそこそこ美味しいパイナポーアッポーケーキができた。
賞味期限4年を過ぎたパイナップルが瑞々しくさえ感じる。
ぐだぐだに砕けたパイナポーであったが、むしろほどよい大きさに満遍なくケーキの中に散りばめられて、焼きあがったのであった。
あ、ぐちゃぐちゃパイナポーに気をとられてうっかり砂糖抜きにするのを忘れた!
ってんで、
いよいよ「砂糖抜きケーキ」にも挑んだ。
小麦粉が残り少なくなってきたので、
よせばいいのに「ワッフル粉」を使ってみちゃった。
「ワッフル粉」ってよくみると、既に「砂糖」やらなにやら配合されてた。
なので、砂糖を抜いても、粉の中に既に入ってしまっているのだが、
まぁ、普通よりは少なかろう……ってことで、一応「砂糖抜きケーキ」に挑戦。
今回は消費期限全然セーフなパイナポー缶を使った。
(コロナの影響か、一時、スーパーからパイナポー缶も姿を消したよね。なんでや? 非常食として売れてしまったのだろうか?)
で、結果は、ワッフルの粉がいけなかったのか、
余った白身を加え過ぎたのがいけなかったのか、
パイナポーが賞味期限内でしっかりしすぎていたのがいけなかったのか、
いつも欠かさず入れていたクルミを入れなかったのがいけなかったのか、
「ケーキ」というよりはあまり味のしない、ふっくら感もない「パン」のようなものに出来上がってしまった。
↓
食べられなくはないけれど、幸福感が湧いてこない……。
で、
もういっちょ挑戦ってんで、
ぼそぼそなケーキをリフレッシュさせる、ヴァニラアイスクリームを作ってみた。
卵と生クリームとヴァニラエッセンスを混ぜて凍らせるだけのアイスクリーム。
(ネットのレシピには、「小学生の娘も美味しく作れました。」なんてコメントがあったから、私でも絶対大丈夫……と思ったんだよ。)
しかし、このアイス、
混ぜて、冷凍庫に入れて3時間くらいのときは、まだ完全に固まらず、
上の方は、ヴァニラの雲のようにふわっふわ。
一掬い味見したら、まぁ、美味しい~♡だった。冷たい泡みたい~♡
が、あと1時間(全部で4時間以上)冷凍庫に入れたら、
かっちかちになりやがった。
しかも、上の方は先刻のヴァニラアイス状態なのだが、
下の方は卵成分が沈んだようで、やけに黄色い!
なんか、下の方は「卵アイス」みたい……。
決して不味くはないのだが、
レシピに書いてあるような「ハーゲンダッツのような濃厚な味」には程遠かった……。
(私が作ったからだろうけれど。)
まぁ、そんなこんなしながら
5月末に買い込んだズッキーニちゃんの苗から花が咲き始めた!
このまま上手く成長して、ズッキーニをたわわに実らせてくれるかしら。
つかの間、可愛い野菜の花に癒されるのであった。
(どうかこのまま枯れないでっ!)