こんなに好きだった!
「好きだ」と思う気持ちって、素晴らしいと常々思う。
「好きだ~」と思えているその瞬間が一番幸せなんじゃないかな。
で、自分が好きと思う気持ちにはかなり自信があったのだが、(どんな自信じゃ?)
ここにきて、自分がいままで「好きでも嫌いでもない。いや、むしろ嫌い」と豪語してきたものが、実はたまらなく好きだということがわかってしまった。
それは、
猫!
猫とは戦ってきた。
昔、先輩に「君は猫が好きに違いない」と言われ、全否定してきたけれど、(「猫とは戦ってきた⑦)
先輩は正しかったのだ!
私は猫がこんなにも好きだーーー!
と今になって気づいた。
昔、もちろん、猫って可愛いと思う気持ちもあるにはあった。
実は、学生の頃は、部屋に子猫が数匹並んだ写真を飾ってもいた。
可愛かったから。
可愛いとは思っていたんだ。でも、それだけ。
猫、憎し! の気持ちの方が大きく、
ネットで上げられているにゃんこの写真を見ても、
まぁ、きれいな猫だね、立派な猫だね~と見入ったり、
高価そうな猫だなぁと思ったり。
おお、なかなかの面構えだ!と感心したり。
それだけ。
可愛いとは思っても、愛情は芽生えなかった。(人の猫だし。)
にゃんこを4匹も飼っていると聞くと、なんで???と思っていた。
が、去年くらいから、ネットで子猫を拾って育てる動画に出会って、
そうした猫動画がいっぱいあって、
手のひらサイズの子猫が一生懸命ミルクを飲む姿や、
母猫が子猫をいつくしむ動画などを見るにつけ、
な~~~~~~~~~~~~~~~~んで可愛いのっ!!!!!
な~んて愛情深いの!
と衝撃だった。
たまら~~~~ん! と思った。
それからはもう毎日、寝しなににゃんこ動画を見るのが日課になってしまっている。
我が家は狭すぎるのでにゃんこは飼えないから
動画で見るしかない。
保護猫さんなど飼ってあげたいが、飼えない。
捨てられたり迷ってしまった子猫が我が家の家の前にでもうずくまっていたら、
とにかく救出しなくちゃ!
仕方ない、飼おう! ってことになるのだろうけれど、
なかなかそんなうまいことは起こらない。
そんな折、姉一家が今度は猫を飼い始めた。
甥が友達の飼っている猫が子供を産んだから一匹もらい受けたそうで。
母猫から子猫を引き離すなんて、可哀そう……とは思うものの、
子猫を飼えることが羨ましくてしょーがない。爆
生後1か月ほどして姉一家のところにやってきた子猫ちゃん。
↓
な~~~~~~んて可愛いのっ!
あ~、な~んて可愛いのっ!
この臓腑の底から湧き上がってくる愛しさはなんだろう?
自分がこんなに猫が好きだなんて、
思わなかった。
鳥も好きだけど、猫も好き!
最近は、通りすがりの猫に出くわしたとき、
昔のように闘いを挑むことはもうなくなった。
とはいうものの、
猫ちゃ~ん♡ などとかいぐりかいぐりするわけでもない。
あ、にゃんこだ! どうもどうも! 何してるんすか? と、
ちょっときわめてクールに、心の中であいさつを交わす程度。
でも、猫、いいわぁああ!
おまけ:
犬も苦手だった。
が、一握りのワンコは大好きだった。
ブロ友さんの飼っているワンコは他人とは思えず(単純?)、
かわい~の~♡ とその写真や日々の様子を拝読するのは楽しみ。
姉一家が飼っていた柴犬まるちゃんも可愛かった。(もう亡くなってしまったけれど。)
↓
写真を送ってもらっては、か~わい~の~♡と喜んでいた。
人間以外の生物と触れ合うことがますます少なくなってきたから、(虫はしばしば触れ合うが)
反動でこんなに愛しく感じるのかなぁ?