*修理しようと思っている方には役立たない日記です。あしからず。
去年の暮くらいから、あれ? もしや?いや、まさか? と思っていたが、
この2月くらいからは、やはり水漏れてるよね? という音が
トイレのタンクの中からポチャ……ポッと聞こえるようになり、
どげんかせんといかんなぁ?
水道屋さんに頼もうかと悩んでいると、「僕が見てみるよ」と
言ったきりなかなか見てくれない夫。
そして、やっとタンクの蓋をちょっとずらして、ちらと見たかと思うと、
よくわからん!
だった。
そうこうするうち3月には激しく水漏れの音がボダダ、ズボボ、ポチョポチャンと色々し出した。
ときたまぱたりと音がしなくなる時もあるが、ひどい時は駄々洩れの音がする。
1998年、トイレのタンクから水漏れの音がして、
よくわからないままに、多分ゴム玉の老朽化だろうと見当をつけ、
東急ハンズで店員さんに聞きながらゴム玉(当時1,200円)を買って、
自力でなんとか交換をしたことがあった。
(ゴム玉の大きさがわからなかったのだが、大体こっちとあてずっぽうだった。)
で、みごとに水漏れの音は止まった。
あれからかれこれ22年。ゴム玉は随分老朽化しているはず。
ってか、ゴム玉以外のものはもっと老朽化しているはず。
かつての水漏れよりひどい音がする。
もはやゴム玉だけの問題ではないだろう……という気がする。
もはやトイレ便器全部をリフォームする時期なのでは?
となると、いっそうバスルームもリフォームするという手もあるのでは?
いよいよウォシュレットに変えるてみるか?
などとモヤモヤは深く広がる。
が、とにかく水漏れを止めなければ!
もうどこがどう水漏れしているかわからないんだもの。
となると、プロの水道屋さんにお願いするしかないよね。
しかし、コロナ禍の最中、他の人が家の中に入ってくるのは怖い。
で、とりあえず、自分で治せないか、検討してみた。
手洗い水が出るタイプの蓋なので、
まず蓋をちょっとずらして、内側から手洗い水用のホースを抜く。
で、そっと蓋を外してタンクの中をヘッドライトで照らしながら覗いたら、
今までみたこともないところから水が漏れていた!
上手く写せない……。
ここ、
すなわち、ボールタップ!(←私にとっては進出単語。)
浮き輪が付いてる給水部分のひと塊ね。
(以下ネットより拝借画像)
水が溜まって浮き輪が浮いたらストッパーが利いて給水が止まる仕組みの部分。
その細かい部品と部品の接続部分あたりから
ぼたぼた水が滴り続けていた。
しかし、その水漏れだって、
そのボールタップなる部分の中の
「ピストン」の部分だけを交換すればいいのか、
「パッキング」のゴムの部分だけ交換すればよいのか、
ボールタップ全体を交換するべきなのか
……わからん。
ので、老朽化も激しいことだから、全部込みの「ボールタップ」を取り換えてみることにした。
トイレって、タンクの製品番号と便器の製品番号の組み合わせによって、
内部で使われている部品も色々異なるらしく、
INAX(今はLIXIL?)さんに問い合わせたら、
まぁ! 丁寧に調べて、我が家の後継部品の品番などを教えてくださった。
機械関係(?)に疎い私がしっかり飲み込めるまで、4~5回メールで問い合わせねばならなかったが、
そのたびにすぐに電話で答えてくださった。ありがたや。
マンションや家を売る人に提案したい。
数年後に修理交換が必要となる製品の番号や名前の一覧表を
素人にもわかりやすいリストにして添付して売ればいいのになぁ。
「仕様書」(?)とか見れば載っているのかもしれないけれど、
わかりにくいのよ。そういうのって、重要書類と一緒にしまっちゃうし。
普段から手近に置いておけるような〝我が家の部品・製品番号リスト“というものがあればいいなぁと思うのでありました。
で、ボールタップの交換について。
購入したのは、こういうヤツ。
↓
浮きの形が四角くなって、以前の丸みのあるものと違うというだけでビビり、
INAXさんに何度も確認したりしちゃった。
正規の値段(?)は9000円ほどするらしい。
が、ネットで探したら、なんと半額以下のものも発見!
しかし、ここでまたモヤる。
値段が安いということは、製品そのものがもう売れ残りの古いものではないのか?
プラスチック部分やらゴムホースの部分やらが、未使用のまま劣化しているのではないか?
折角交換してすぐにダメになったらどうしよう……安物買いの銭失い……と。
でも、私がこんな複雑そうなものをうまく交換できるとも思えない。
あと何年生きられるかもわからん。
とりあえずここは安く済ませるということをテーマにしてみよう!と腹を決め、
送料込みの3880円のものを取り寄せた。
で、ネットでボールタップの交換動画などを調べて、イメージトレーニングし、
いよいよ交換。
ボロ雑巾を給水管の下に敷き、
外したトイレタンクの蓋の置き場などを確保し、
ゴム手袋、ヘッドライトをつけ、
必要な工具(モンキーレンチ)と交換する製品を整え、
古いボールタップを置くように新聞紙を敷き、
いざ!
① 水栓を締める。
② タンクの中の水を流して、タンクの中を空にする。
③ 給水ホースを蓋から外して、タンクの蓋を外す。
④ 給水管の、タンクに接続している部分を外し、
⑤ タンクの中のボールタップを外す。
⑥ 新しいボールタップを取り付け、給水管を再び取り付ける。
⑦ 手洗い水のホースを蓋に取り付け、蓋をもとに戻す。
⑧ 水栓を開き、タンクに水をため、何度か流して様子をチェック。
この基本作業の間に黴などでくろずんだタンク蓋を洗ったり、
もろもろの作業が入る。
タンクの内側もカビで真っ黒!
〝ブルーレット置くだけ”を蓋の上に置いてはいるけど、
タンクの中までは綺麗にならないんだね。
どうにかしたいけど、
どうしたらいいの? って感じ。
交換した部品だけが綺麗で、あとはどず黒い暗黒のタンク。
縁だけ軽く拭いて、そのまま蓋をしました。
とにかく、交換終わって水を流してみた。
ジョジョーッと水が手洗い水からも出てきた。(水栓を開けたんだから当たりまえだが。)
ジョボボボボ~と排水も問題なし。
やった~! 交換できたど~!
と、そう思った矢先、
チョロチョロロロ……ピチョチョロロロ……
まだ漏れてるーっ!
蓋を開けて今一度確認。
すると、ボールタップからは漏れていない。
くっ……。
まだどこか漏れてるんかーーーーーーーいっ!
長くなるので、つづく。