愛哀想奏って造語を作ってから

ファイナルには愛哀想奏っていう新曲するんだって思ってたけど

初日札幌ツーデイズで考えが変わって

結果赤羽ReNYの最後にやったPiranhaが

あまりに自分の中でしっくりきすぎて悔しくなったりした

 

「愛哀想奏」

 

いいツアーだった気がする。

 

「突き刺す音楽」

 

年末のツアーで僕らの本懐と向き合わなかったら

こういう気持ちのツアーにはならなかったんじゃないかなと思う

 

思えば仙台くらいから「これは各公演のChantyとの対バンだ!」

などと口走りはじめたのは

初日札幌のツーデイズに手応えを感じてしまったからかもしれない(いい意味ですよ!)

初日の固さもなく、ツーデイズで発生しやすい緩さもなく、なんかバチバチしてていい感じだった。

 

初日は中盤の「透明シリーズ」でなんかもうどうにかなっちゃいそうになった

 

なんかめっちゃ喚いたけどよく覚えてない。でも本心は言えた気がしてる。

あなたの昨日も、あなたの明日も僕は知らなくて、同じ時間を生きてるのにあなたの喜びも悲しみも全部は知らない。

だから今日この瞬間に確かめ合うしかないと改めて思ったし、最後に演奏した「今日という日のこと」でちゃんと形にできたと思った。

 

二日目は主にダイアリーのことを強く覚えてる。

昔のことをほじくり返すのはナンセンスとは思っていますが

かつてのワンマンツアー、同じく札幌。スピリチュアルラウンジという箱で演奏したダイアリー。あれを越えたい。

そんなことよこしまな感覚が頭をよぎって色々ほじくり返した。

あの日からダイアリーはだいぶ色んな形を経たから

越える越えないっていうモノサシで測ることは結局のところできなかった

でも最高だったなった思ってる。みんなさすがだった。

完全によこしまな感覚から解放してくれた。ありがとう。

 

改めて札幌という地は、白くんが加入してから「第二故郷」と銘打ってワンマンに来たし

サポートという形でご一緒したShotaくんと初めてライブをした場所でもあり

そんな場所でグッとくる二日間を過ごせたことが嬉しかった。

 

あわせてひさびさの路上ライブも非常に楽しかったから

帰りのフェリーの中で

気持ちが昂っている自分がメチャクチャ怖かった。

 

 

そこにきての仙台ROCKATERIA

 

 

浮かれ調子で臨んで攻略できるはずがない

 

仙台公演日に近づくにつれ頭がビリビリしてきたのを覚えてる。

 

ライブでも言いましたが

仙台ROCKATERIAという箱は元々仙台HOOKの跡地。

仙台HOOKはChanty結成直後によく行っていたけど

最後まで音の攻略が難しかった箱と記憶している

それに加えて正直ライブ自体も悔しい気持ちになったことのほうが多い場所だった

 

もう完全に野犬の威嚇状態に突入している自分は

元々構想していたセトリを大幅に変更

より頭がビリビリするような選曲や流れにしてしまい

メンバー各位もだいぶ脳がビリビリしている様子だった

 

とにかく置きにいったらあの日の呪縛にのまれるし札幌に負ける

 

そんなことを思いながらライブに臨んだらすごく手応えを感じてしまった(いい意味ですよ!)

 

この日はひさびさの曲たちがなんだか姿形を変えていて

お前どうしたよ!めっちゃいいじゃん!(肩パンパン!)

みたいな気持ちなった瞬間が多く

札幌もそうだったけど新体制の地力がついてきている実感と

一緒に過ごしてくれる皆様方のパワーを感じずにはいられなかった

 

これはフィジカルな意味ではなく、意識的なお話。

 

 

となると名阪はどうする。。

 

 

そんなことを考えていたら

さらに頭はバラバラしはじめて

 

 

大阪と名古屋を「名阪」と一括りにすることにすらそもそも失礼じゃないかと

屁理屈を捏ね始めるバトル脳内モードに突入

今回のワンマンツアーのセトリは割り振らないで全部自分やります

って言ったことをだいぶ後悔しましたがあとの祭り

 

 

最終的に大阪は今思うChantyの正攻法にした

 

 

ここまでの3か所はなるべくセオリーをとっぱらって

ある意味自分たちも何が起こるかわからない中で

瞬発的なその場の興奮を楽しみたかった

 

 

今度は「この流れはこうなるだろう」って予想のつくものに対して

どこまで感情を爆発させられるか試してみたくなった。

 

前回の大阪ワンマンと全く違う構成で挑みたかったこともあります。

 

とかいって【3.0.17】で始まる奇襲みたいなところから始まったわけですが

あれがめちゃくちゃ気持ちよかった。

心斎橋VARONは前回ワンマンで来た時個人的に悔いが残っていた場所でもあったため

ものすごく意識しちゃってたんだけど

結果テンションがあがりすぎてアンコール1曲目のよまいごとを忘れて激しく煽り出したりとか

えらいこっちゃでした。

 

 

結果、これもまた一興な手応えを感じることとなりました。やった!

 

 

名古屋のテーマは自分の中で思うThe・名古屋のChanty

 

 

どういうわけか名古屋で見せるChantyっていうのが

シングル「まばゆいひかり」あたりに形成されはじめた気がして

収録曲っていうよりそのあたりの透明感とか暖かさみたいなものを

今踏襲したらどうなるかやってみたかった

 

群青から始まる太陽に弄ばれる私たちゾーンで

かなり気持ちが昂ったことを覚えております

 

ライブの最後にアイシーをもってきてみたんだけど

これがすごくハマった気がしてそれぞれ新旧の曲たちに新しい手応えを感じた気がする。

 

ライブ中にも言ったけど、いずれまた「エレクトリックレディランド」やってやるぞ。

 

 

 

そんなこんなで一部抜粋とはなりますが

かなり充実した心持ちで臨んだ5公演

というより5つのChanty。

 

 

当然帰京してからファイナルとなる赤羽公演に向けて

更にわたしの頭はビリビリしていくこととなりました。

 

 

ここまでで結構な長さになったので

1回ここで一息。

 

 

次回は愛哀想奏ワンマンツアーファイナル

赤羽ReNY編をお届けします。