セックスレス序幕 | わたしんちの夫婦の問題

セックスレス序幕

2001年の9月に1日だけ書いた日記がWordに保存してありましたのでアップしておこうと思います。
この頃は結婚3年目で長女が1歳4ヶ月頃。
この頃からセックスレスの問題が始まっていたんだな~


当時、遠方に住む祖母に初曾孫を見てもらうために20日程、長女と二人で祖母宅に滞在したのです。



2001年(H13)9月5日(水)
今日からしばらく彼と離れる事になる。旅行に行くと、“彼の事、好きだな。やっぱり彼が一番いいな”って思える。でも普段は彼に対して不満ばっかり。どうしてこんな風になってしまったんだろうと思う。

娘が生まれてから、本当に彼の事がイヤになってしまった。妊娠中は娘が生まれたら、『パパみたいな人と結婚しなさい』って言おうとおもってたくらいなのに。

娘の整理棚を買った時の出来事は大きかった。買いに行くのに付き合ってもらうと、“せっかくの休みなのに”だの、ブツブツ言われ、他に一緒にやって欲しい用事を頼みにくくなるのがイヤで、一人で赤ちゃん本舗に買いに行ったんだ。

それなのに駐車場から運ぶのを手伝ってもらうのにも『重い!こんな重たいものを持って帰ってくるなんておかしいんじゃない?』と言われ,白昼のマンション横の路上で大声で怒鳴り散らされ、女の私が1/2の重さを支えているのに、自分のペースで進んでいくから『ちょっと待ってよ!』と言うと、いきなり家具を持つ手を離して、しかも家具が自分の足の上に落ちて怒りだし、『あ゛~~っ!くそおぅっつ!!あたまくんなぁっ!!!』と叫びながらロビーのソファーを思いきり蹴飛ばした。

そして、もう家具の組み立てなんか、頼んだって、いつやってくれるか、半年先か、1年後かもわからないので私が自分で組み立てた。“なるべく2人以上で組み立てましょう”と説明書に書いてあったけど、一人でやった。ハンマーと、ドライバーと、格闘しながら。

考えてみると、我が家では日曜大工は全て私の仕事だ。夫はやってくれない。本人は“やる”って言うけど、必ず『今は出来ない。』って付け加える。理由は大抵“見たいテレビがあるから”か、“疲れてるから”だ。そしてやってもらおうと思ったら、何回も何回も根気強く言い続けて、彼が怒るまでしつこく言い続けて、やっと実現する。
それまでどれくらいの日数が掛かるかもわからないし、やってくれた時には夫は逆切れして怒りながらやってるから、こっちもちっとも『ありがとう』という気持ちになれない。そして大抵上手く出来ずにさらに癇癪を起して、私も彼もイライラが最高潮に達するんだ。

そんな結末を迎えるくらいなら、最初っから自分でやった方がいい。だから娘が生まれてからやった家具の移動も私がほとんどの部分やって、どうしても自分で出来ない部分は実家の家族に手伝ってもらった。彼の仕事は極力少なくなる様に努力した。(勝手にやったら怒るであろうステレオの移動くらいにした。おかげで未だにステレオの部屋は随分雑然としている。)

他にも娘が泣き狂っていて私がご飯の支度をしているときに、彼はテレビ観ながら寝転んで無視していたり、それどころか泣いているまだほんの赤ちゃんの娘に怒鳴った事も一度ならずあったけ…とにかく、娘が生まれてから彼に幻滅する出来事がたくさんあった。

そのたびに、私の心は加速度的に冷めていって、彼とHすることも出来なくなってしまった。
恋愛感情がなくなるとHってできなくなるんだなぁ。(本当に無くなった訳ではないんだなって事は、今回の旅で気付いたけど。)
そう、今回の旅で結構彼の事、好きなのかなって思いなおしたんだ。

娘のためにも、離婚はする気はなかったけど、こんなに“こんな人、キライ!”って思いながら、残り50年くらい(?)一緒に生きていくのも寂しいなぁって思ってたから、これはちょっと嬉しかった。
どうせ一緒にいるんなら“仲良し夫婦”で生きていきたいもん。それって子供に対しても最高のプレゼントだと思うし。

だから、離れて暮らすあと20日程の期間で、“彼に対する気持ち”とか“どうすれば仲良し夫婦でいられるのか”とか、“義母とやさしい気持ちでやって行けるように”とかいろんな事を、考えてみたいと思う。